IT系エンジニアはラーメンと餃子が好き!?

バトンがまわってきました。
ご無沙汰しています、tomocha です。

正直何を書こうかなぁって悩んでいたら、そういや、この業界の人って、ラーメンや餃子、カレーが大好きだよねーってことで、餃子の話題。Facebook等を見ていても、ダイエットダイエットといっていながらも、ラーメンや餃子を食べている人が多いようです。出演者の中にもそういう方いらっしゃいますね!次回の出演者の小山さんもラーメンや餃子大好きだったはず!

最近ふらっとドライブに行ったり食べ歩きしたりすることが多くて、宇都宮へ弾丸餃子ツアーへ行ってきました。餃子といえば、ビールですが車で行ってしまったので今回は餃子だけ。

餃子ってなんて幸せなのでしょうか。食べログの上から行ってみるとか、そういうことをやっていました。餃子から始まるコミュニケーション、飲み会から始まるコミュニケーションというのもありますね。おいしい餃子でもつつきながら、`新しい出会いを探してみてはいかがでしょうか。ダイエットをしている人を捕まえてこそ、お互いの戦いに突入し、意気投合、たまには良いよね?から始まるお使いもおもしろい物があるかもしれません(笑

餃天堂。もちっと餃子はマヨネーズで食べる変わった餃子。でも名物。

餃天堂

正嗣。ニンニクたっぷりでおいしいよ。

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そして、女子らしく、とちおとめのイチゴシェーキ。5月までの限定だとか。めちゃくちゃおいしい!

20140429_gyouza2

ちなみに、食べ歩きではなくても一緒に造るというのもよいそうです。中国では、縁起がよく、お祝いの席には欠かせない食べ物とされており、親しい友人、家族、特別な人と一緒に作る特別な料理だと言われています。

さてさて、次回の宣伝。次回は、もう、TechLION vol.17ですね。 17回目。はやいですねー。以前から発売していた当日払いチケットに加えて、今日から前払いチケットの販売も始まっているので、ぽちっとしましょ~♪

◆◆TechLION vol.17◆◆
日時:2014年6月26日(木) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:料金:前売2,700円、当日3,200円 (1ドリンク付き)
出演:小山哲志、角谷信太郎、鈴木たかのり、前島有貴、和田裕介
MC:馮富久、法林浩之

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TechLION vol.17(Doorkeeper)

次回は星さんです。よろしくー!

ささやかな自分プロジェクトの立ち上げ方。

どうも。相変わらずうだつがあがりません。上田です。またリレーブログがまわってきました。法林さんに「熱い試合を期待」とか書かれてしまったので裏切るわけにもまいりません。困った困った。そう言えば法林さんのこんな記事が昨日公開されておりますのでこっちもどうぞ。暑苦しゲフンゲフン・・・熱いですね。

それでここ数日、何を書こうかウダウダクネクネいろいろ考えに考えて、昔のTechLIONのことをいろいろ思い出していました。最初の頃のTechLIONは勉強会の首領の登壇が多く、コミュニティーのあり方について熱く語る人が多くいらっしゃったように記憶してます。

Vol. 2で印象に残ったこと

印象に残ってるのがTechLION vol.2で@papanda氏が話した、RubyKaigi2008後にDevLOVEを思いついた話です。@papanda氏は「TechLIONの帰り道に自分が何をするか考えましょう。」と観客に向けて訴えていました。

酔っ払って聞いてましたが魂は受け取りました。

観客の方の受け止め方は人それぞれでしょう。「俺も」と単純に思う人から「ふーん」と思う人から「俺は無理」と思う人からいろいろあるでしょう。私については、(USP友の会の会長でない方の)素の自分については後者、つまり「俺は無理」派で、しかも家で寝てたい人なので、共感できるのは間違いなく後者の人たちです。世の中そんなに覇気のある人ばかりではなく、しかも覇気のある人が騒げば騒ぐほど、覇気のない我々にとっては生きにくい社会になる訳で・・・。

本当は家で寝ていたい

ただ、寝てても食事が出てくる世界には娯楽が必要です。家に引きこもって2chを見てたら楽しいのは、コンテンツやらインフラやら提供してくれる人たちがいるからで、元気なうちはこっちから何か提供しようという態度が無いと本当にアカン、とも思います。仕事で元気を200%絞られている人も多いですが、それは早いうちに解決すべき別の課題です。

そこで、私がUSP友の会や自分の趣味でやっていることについて、自分なりの方法を白状しておこうと考えました。別に大きな組織を準備することも、資金を調達することも、最初は家から出ることも必要ない、お手軽な方法です。覇気のある人はもっと王道があるので真似しないでください。

自分の趣味をチラリズム

まずは家にいて万人に情報発信するには、のろし(つまり家に火を放つ)あるいはインターネットしかありません。後者を選択します。ここではブログを想定します。

ブログに、自分のやりたいことをメモっていきます。メモです。自分の頭を整理するためのメモ。最初からウケを狙って変なことを書いてはいけません。また、最初から秒速で1億稼ごうとしてもいけません。下の数値化とも関係しますが、無理をせず、自身の家庭や仕事を犠牲にしないように少しずつやっていきます。

反応を数値化する

次にやるのが反応を見ることです。反応を見ると言っても、漠然とやってはいけません。ちゃんと数値化します。例えば、

  • ブログのPV数
  • Twitterのフォロワ数

とか。

こう書くと人によっては生々しいと感じるかもしれませんがさにあらず。この数字は、大きくても小さくてもいいのです。ただただ、過去の自分と比較するのです。たぶん、よっぽど反社会的でなければ、少しずつ増えて行くことでしょう。この時点で、稀に一気に数字を稼ぐ人が出現しますが、そんな人は稀です。とにかく、コツコツ増やします。お金?そんなものは期待しないようにしましょう。とにかく、情報をUDPしていきます。楽しいと思う人が1人でもいたら、すばらしいですね。

私の例だと、直近では、

を指標としています。結構うまくいってる方だと考えてますが、直接的にはお金にはなりません。お金を指標にはしていないから、それでOKなんです。ただ、ボランティアでもありません。「直接的には」お金にはなりません。

シェル芸勉強会も10回目。TechLIONを追い越せ追い越せ
シェル芸勉強会も10回目を迎えました。

数値を大きくするにはどうしたらいいか実験してみる

さて、少しずつ反応が出てくると、今度はどうしたら数字が稼げるか(くどいようですがお金は稼げません)、真面目に考えるようにします。表現方法を変えてみたり、勉強会でLTに出てみたり・・・。

ここでちょっと頑張っていると、「人の反応」が気になります。おおいに気にしましょう。ただ、漠然と気にするのは最悪です。決めた数字が大きくなるように気にしていきます。少しいつもとやり方を変えたり、場合によっては自分のやっていることを軌道修正します。似たようなことをやっている人と連携してもよいでしょう。

そうやって数字と対話しているうちに、何がどれだけウケるのか、というより人が必要としているのか、実感が湧いてくるようになります。また、自分のスキルセットではできないこともあるでしょう。勉強会に出たり、自分で勉強したり、協力者を募ったりします。別に自分からそう決めて動かなくてもいいのです。自分がやりたいことが明確なら勝手に体が動きます。

何年も少しずつ頑張る

誰しもすぐによい目に逢うわけではありません。とにかく自己鍛錬だと思って、少しずつ数字を大きくしていきます。言語の例だと、RubyだってHaskellだって、大きく話題になるまで10年以上かかっているわけです。また、間接的に得られるものがいかに大きいかも、数年何かを継続していると実感が湧いてくるものです。

TechLIONに出演しましょう

さあ何年も頑張って来たら、ブレイクしてたら時の人、ブレイクしてなくても酔狂な仙人になって話題の人になっていることでしょう。人は、うまくいかなくても頑張って得られたことには価値を感じるものです。最初からそれ狙いでは困りますが、とにかく何かポリシーを持って、何か伝えることがあればTechLIONでしゃべれば大ウケ間違いなしです。それで食ってけるかどうかは全く定かではありませんが、間違いなくコミュニティー界隈を盛り上げる一員になっているはずです。

TechLIONは試合の観戦者だけでなく選手も募集しております。10年後のTechLIONで、まだ見ぬ誰かの話を聞くのを楽しみに、しっかりと脇で見ていることにします(いや、ちゃんと手伝います・・・)。

◆◆TechLION vol.17◆◆
日時:2014年6月26日(木) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:料金:前売2,700円、当日3,200円 (1ドリンク付き)
出演:小山哲志、角谷信太郎、鈴木たかのり、前島有貴、和田裕介
MC:馮富久、法林浩之
 
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さて次回はピエリ守山を新たなフィールドに頑張るかなりやさんです。

前哨戦

ゼネラルマネージャーの法林です。

TechLIONは3か月に1回ぐらいのペースで開催しているので、イベントが終わる頃にはすでに次回の準備を始めています。普通なら今ごろ、次回の人選を進めているところです。ところが次回のTechLION vol.17は、なぜか出演者の人選と交渉がかつてない早さで進み、先日開催したvol.16のエンディングで全員発表してしまいました。次回まで3か月半もあるのに。

TechLIONの場合、キャスティングの妙がイベントの肝とも言えるので、出演者を発表してしまうと、もう集客のネタがありません(^^;; しかしこのまま本番まで3か月もボーッと待っているのもなんだか頭が悪いです。そこで、イベントに向けて継続的に話題を提供し、関心を持ってもらう方法はないかと考えた結果、次回の出演者と個別に対談し、それを見てもらうという企画を立てました。プロレスだと、タイトルマッチの前に、タイトル戦の対戦カードに近いメンバーで前哨戦を行うことがよくあるのですが、そこからヒントを得たものです。TechLIONを後援してくださっているエンジニアtypeの協力を得て、誌上対談という形で皆さんにお届けすることになりました。

etype-yuchimiri というわけで先日、その前哨戦の初戦として、@yuchimiri こと前島有貴さんと対戦してきました。彼女は今年のPHPカンファレンスの実行委員長ですが、イベントに関することをここであれこれ聞いてしまうとTechLIONの本番での話題がなくなってしまうので、そこはできるだけ抑えて、いちエンジニアとしての前島さんにスポットを当てて話を展開してみました。TechLIONと違ってシングルマッチでの対談ということもあり、ちょっと緊張しましたが、内容のある試合になったと思います。

対談の模様は、来週、エンジニアtypeで私が持っているコーナー「法林浩之のトップエンジニア交遊録」にて公開される予定です。他の出演者との試合も準備していて、6月26日の本番に向けてポツポツと公開していきますので、楽しみにしていてください。そして、記事を読んで出演者達に興味を持ったら、ぜひTechLIONに足をお運びください。チケットはすでに発売中です。ご来場お待ちしています。

◆◆TechLION vol.17◆◆
日時:2014年6月26日(木) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:料金:前売2,700円、当日3,200円 (1ドリンク付き)
出演:小山哲志、角谷信太郎、鈴木たかのり、前島有貴、和田裕介
MC:馮富久、法林浩之
 
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次回の担当は上田さんです。熱い試合を期待しましょう。

vol.16報告(2/2)―色々な現場で点を打っておくと、それがキャリアの線になる

こんにちは、取材班まつうらです。先週に引き続き、3月5日に開催しましたTechLION vol.16レポート後半戦をお届けします。こちらも録画映像(第二部#1第二部#2エンディング)を用意しておりますので是非そちらも合わせてお楽しみください。(前半戦観戦がまだの方はこちら

■第二部 ITサファリパーク

江崎先生と盛り上がった後、今日はさらに三人の選手をお招きしてのトークバトル「ITサファリパーク」。まずは自己紹介を兼ねたプレゼンテーションから。

#1 稲田直哉さん―開発前の準備が多いのはナシで

稲田直哉@KLab さん一番手は稲田直哉@KLabさん。この日がちょうど30歳の誕生日。30代の始まりがTechLION出場日ということで、よかったのかどうか……。そんな稲田さんが用意したプレゼンの気になるタイトルは「Go everywhere」。ただし、ここで言うGoとはプログラミング言語ということで、今日はプログラミング言語“Go”の魅力をたっぷり紹介してくださいました。

Goってどんな言語?

GoはあのGoogleが開発した新進気鋭の言語。LXCDockerPackerSerfといったの開発者向けソフトウェアやサービスサイト(特に仮想環境の管理)で積極的に採用されているそうです。それというのもGoは、並列化、ネットワークプログラミング、分散コンピューティングに向いているという特長を持ち合わせているところにあるようですが、稲田さんが今日一番主張しておきたいのは“simple, easy to learn, easy to develop”(イージー、使い始めやすい)という点だそうです。

Go言語ライブデモ
Go言語にて、定番の”FizzBuzz”をライブコーディング中

例えばJavaをやるにしても、実際は構文覚えるだじゃ済まなくて、EclipseIntelliJといったものの使い方も覚えなきゃいけなかったりします。しかしGoは、必要な機能がうまいことシンプルにまとまっており、そういった大げさな準備をしなくても済み、しかし実用性も十分確保されているのだそうです。例えばコーディングにgoimportsを利用すればコーディングスタイルを覚える間でもなく勝手に整えられたり、同様にしてテストも書き方にこだわらなくて済むように工夫がなされていたり、パッケージ配布はGitHubを活用して簡単に行えるようになっていたり……。 『色々とやらなきゃいけないことをシンプルに……』 それが、稲田さんがGoを使い始めた理由だそうです。「皆さんも、サーバー書くための言語としてだけでなく、ちょっとしたものを作る時にGoを使ってみるのはいかがでしょうか」最後にそう言って締めくくりました。

#2 鈴木理恵子さん―クラウドで手軽にデータ分析を

鈴木理恵子@トレジャーデータ さん二番手は鈴木理恵子@トレジャーデータさん。タイトルは「おねえさんと学ぼう!クラウドによる最新のビッグデータ分析」なのですが、タイトルに「おねえさん」がつくのは実は初めてだったりします(おねえさんの出場自体はありましたけど)。ちなみに、学生の頃は専門学校でギターを作っていた(弾く方ではなくて)そうですよ。

最近はあちこちで「ビッグデータ」という言葉を聞くようになりました。コンピューターの進化と共にそういった大量のデータを分析できるようになったことで、そこから得られる情報を活用しようというわけですが、その流れが多くの企業にも広まってきて「うちにもデータあるんだろ?分析してくれよ」と経営層や上司に言われた、という話も聞こえるようになってきたといいます。

ビッグデータもおまかせエンジニア
「ビッグデータの分析くらいたやすいですよ」と言えるとカッコいいけど、もはや大それた話でもない

そこでカッコよく「えぇできますよ」と言えればいいですが、「え!そんな分析って……。ただ僕たちはプロダクトを、納期を守って作っているだけですから」というように、そんなことまで想定していなかったのでどうすればいいのか戸惑ったり、あるいは分析のための環境構築になんてリソースを割けないということはよくあります。

そんな時にお勧めなのがTreasure Data Service(鈴木さん、大変言いづらそうでしたが)。分析環境がクラウド上で提供されるので、まずハードウェアを自分で調達する必要がありません。さらにそれ(インフラ提供)だけではなく、サービスまでも提供されます。サービスとは、分析エンジン(Hadoop型やアドホック型)はじめ、データの流し込みから可視化するまでに必要な9つのツール。こういった構成によって、今やデータ分析基盤が1,2週間で稼動させられるところまできているのだそうです。

いやぁ、技術の進歩の速さにはいつも驚かされます。

#3 大場光一郎さん―伸びている業界で働きたい

大場光一郎@クラウドワークス さん最後は大場光一郎@クラウドワークスさん。タイトルは「僕とRubyと、時々、奥さん」。3月という時期ともあいまって、ご自身の「転機」ついていろいろ語っていただきました。

大場さんの仕事歴ですが、最初に(めちゃくちゃブラックな)小さなソフトハウスで4年、次に社員数7千人程の大手SI企業に10年、GREEに3年弱、そして今年クラウドワークスに移ったそうです。

大手SI企業に在籍していた頃、東日本大震災が発生。人的被害はなかったものの仙台の実家は津波により居住不能に。「実家を建て直さなきゃ。ステージを上げてより稼がないと」と意識するようになったそうです。35歳を過ぎるといつまでもコード書いてるんじゃないという業界特有の風潮もあり、その頃盛り上がってきていたクラウド(cloud)に関するサービスを企画するようになりました。しかしSI企業ならではの「(基本的に)納品したら終わり」と発想により、この手のウェブサービスとの上手な付き合い方を理解してもらえなかったそうです。そういうこともあり、ウェブサービスで急成長を遂げていたGREEへ転職。

ちなみに大場さんの奥さんもまた万葉というRuby一筋の会社を運営していて「技術的負債夫妻」だそうですが、この頃かわいい女の子が生まれました。しかしそうすると、働く時間や行動にはどうしても制約が生まれ、「ここで同じステージでいられるのだろうか?」と考えるようになっていました。そうして、これまでの自分を振り返るうち、今のクラウドワークスという会社に出会ったそうです。

伸びてるところで働きたい
伸びてるところ、いや伸ばす仕事ができれば、ずっと楽しくいられるのではないか!?

振り返ると、自分としては伸びている業界で働きたいという想いがあり、実際GREEもそういう意味ですごく充実していたそうです。それをさらに突き詰めると、「伸びているとこじゃなくて、伸ばすところに関われば、ずっと楽しい状態が続くんじゃないか」という考えに至り、それがここへ来た理由だといいます。

小さな会社も大きな会社も経験してきたことで、これからここで何が起こるかということもある程度想像がつくようになり、それもまた移籍を後押しすることになったようです。ただ、想像がつくといっても、一概にそれが今の現場で正しいとは限らないので、老害にならぬようバランス感覚を磨くことは重要だそうです。

会場から寄せられた質問

各自のプレゼンが終わって、出場者全員によるディスカッションに。その中で会場いくつか質問が寄せられたのでそのやりとりを一部ご紹介します。

Q. 他社にも使われることになるオープンソースをリリースするメリットとは?

鈴木:元々そういうオープンソース系の人達が作った会社だからっていうのがまずあって……

大場:広く普及させたいっていうのがあればオープンにしたほうがいいですね。

鈴木:そうですね。コミュニティのみなさんと一緒に作り上げることで、私たちとしても一緒に開発してくれるメリットがありますし。

江崎:たぶん二つあって、一つはマーケットを立ち上げる時自分の会社以外のリソースを上手に使えるという利点。もう一つは熱心にやれば業界でリーダーシップをとれる。わがままだけれども、ちゃんとした技術を持っているという責任感の裏返しでもある。

稲田:信頼っていうのが大きいかな、と思います。利用者からすれば数あるサービスからどれを選択するかにあたって、オープンソースでの活動実績を見て技術力の有無を判断したりもする。例え会社はちっちゃくてもそこで信頼できる。だから信頼を勝ちうるためのツールとしてオープンソースは有効だと思う。

Q. キャリアを変える時に、こうしておけばよかったと思うことは?

大場:アラフォーになると結構「あれやっておけばよかった」というのがあって……。スティーブジョブズじゃないけど、常にドットを打っておけば、振り返った時それが線となって繋がっているんですね。やって後悔したほうがまだマシで、大変だからやめておこうなどとためらった時の方が、振り返ってみるとガッカリする率が高いです。

江崎:違うエリアとか違うポジションに行くと、大変だけど、おっしゃったように点が線になるんですよ。僕はアラフィフでけっこう遊んでいますけど、最初は全然関係のないところが真面目にやっていると不思議と繋がっていくんですよ。だからいろんなとこに行くと、それがなんとなく繋がってくるし、その経験がプラスになるんです。

◇ ◇ ◇

なるほど、長く続けなきゃ意味が無いということは全然無くて、様々な場所で経験を積んでおくことが重要なんですね。稲田さんが紹介していたように、プログラミング言語Go一つとっても既に様々な現場で採用実績があり、Goという言語に点を打っておくことでそれらの業界へと繋がる線を引くこともできると思います。私も、出場者の皆さんに負けないようにたくさんの点を打っていきたいです。こうして毎回出場者のトークを聞くことも点を打つことに繋がるかな?

ゲストの皆様、ありがとうございました。(マウスカーソルを重ねるとポーズが変わります)

■次回は各LLイベント実行委員長全員が集結する!

最後に次回TechLION(vol.17)の予告がなされましたが、コンセプトがスゴい。

Ruby KaigiPyCon JPYAPC::Asia(Perl)、PHPカンファレンス、の4大LL言語イベントの実行委員長が全員集まるというのです。それだけでも十分なのですが、さらに「歩くITイベント大辞典」こと小山哲志さんもお呼びします。そして、なんと世の中ウマいことできているのでしょうか。TechLIONの司会者法林GMはLLイベントの中心人物だったりします。

次回vol.17は6月26日(木)開催予定。夏以降に開催される各LLイベントのキックオフミーティングのような回になるのでしょうか。これは楽しみです。既に事前予約を受け付けておりますので是非お早めのお申し込みを!

事前予約フォーム
TechLION vol.17

来週から、リレーブログを再開します。
次回は馮プロデューサー、よろしくお願いします!

vol.16 ご来場ありがとうございました!そしてvol.17のお知らせ

こんにちは、かなり屋です。
昨日は大雨でしたがTechLION vol.16にご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました!
Ustreamから観覧いただきましたみなさまも、ありがとうございました。

昨日の様子は馮さん作togetterをご覧下さい。
TechLION vol.16 #techlion

 
さて、次回のTechLION vol.17は
Perl, PHP, Python, Rubyカンファレンス実行委員長
そして、あの”歩くイベント辞典”が参戦!
熱い熱い戦いにますます目が離せません♪

 
◆◆TechLION vol.17◆◆
日時:2014年6月26日(木) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:料金:前売2,700円、当日3,200円 (1ドリンク付き)
出演:小山哲志、角谷信太郎、鈴木たかのり、前島有貴、和田裕介
MC:馮富久、法林浩之
 

vol.17のチケット販売に関して、法林GMからお知らせがあります。


ゼネラルマネージャーの法林です。

vol.17のチケットは、会場払いチケットは本日(3/6)より発売、前払いチケットは4/30(水)発売予定です。なぜ発売時期が異なるのかを説明します。

TechLIONのチケットはDoorkeeperで販売していて、Doorkeeperでの前払いはPayPalを使用しています。PayPalには「支払い日から60日以内の場合のみ払い戻し可能」という決まりがあり、これが今回の事象に関係しています。

以前は前払いチケットも早くから発売していたのですが、早期に購入した方が開催直前に都合が悪くなりキャンセルした際に、購入から60日以上経過していて払い戻しできない事例がありました。

開催が近づいてからチケットを買った人は払い戻しができて、早くから買ってくれた人は払い戻しができないのは、なんだか不公平な気がします。そこで考えた結果、前払いチケットは開催まで60日を切ってから発売することにしました。事前に払っておきたい方はすみませんがしばらくお待ちください。東京開催のTechLIONは完売したことがないので、前払いチケット発売前に売り切れという事態は発生しないはずです(笑)。

一方、会場払いチケットにはそういう制約はないので、もう今日から発売します。vol.17の出演者も発表しましたし、それを見て参加したいと思った人がすぐに予約できるように、という想いからです。次回もぜひ多くの方に見てもらいたいです。ご参加お待ちしています。


ということで、事前予約フォームはこちら!
TechLION vol.17 (Doorkeeper)

 
更新情報は随時アップいたしますので、
TechLION vol.17
をご覧下さい。
みなさまのお越しをお待ちしております☆
 

TechLION参戦前に押さえておきたい3つのポイント。

こんにちは、みなさんお元気ですか!TechLION は今週水曜日ですよ〜!禁酒宣言した翌日から呑んだり毎日ネコの絵描いたりお金だけ払って教習所行ってなかったり人生いろいろ間違えていますが仕事だけはちゃんとやりたいとこれでも思っています、@Kamapuです。

ねこ

それではタイトル通り、TechLION参戦前に押さえておきたい3つのポイント。の解説をしたいと思います〜!

1.名刺チェック

約100名ぐらいのIT業界トップランナーが集う会です!!
ここで名刺交換しないでどこでする!?エンジニアの横の人脈広げるガチのチャンスです。
開演前などそわそわしてて手持無沙汰な時こそ、ここぞとばかりに、知り合いに知り合いを紹介してもらいましょう!
終盤などはすでに皆が仲良くなっているので、話し込んでたりするので交換しづらい!開場後~開演までの30分が勝負です!
あと、もし、知り合いが居ないというボーイ&ガールズ!はTechLIONスタッフに声かけてください!
私達も名刺100枚ぐらい用意しておきます!

2.協賛品チェック

ど・どーーーん!

ぎひょう

今回も豪華です!
写真は技術評論社さんのものです。
なぜか毎回USPの人が当ててしまうのですが・・・まぁそのくらいプレゼントの品数が多いということ!?でしょうか・・・。
技術評論社さんの品々のリンク先。
欲しいものがあるか、要チェック!!

これとか、これとか、これとか、これ!あとこれも!

あ、すいません宣伝させてください。TechLION再録記事もりだくさんのUSPマガジンがパワーアップして月刊化します。&バックナンバー復刻させました。TechLIONと共に成長したマガジン・・・!? ご購入はこちらまで!
マガジンも抽選会にお出しします!

3.キーワードチェック

TechLIONは旬な技術やこれから!という業界の流行を感じ取りスピーカーを厳選しています。なので、ちょっと知らない言葉や、ん?なんか聞いた言葉があるかも!?と気になる言葉が出てきます。そんなのあとでググればいいんじゃね?ってやつほど、ググってください。予習です、これは大人の予習です!
実際ライブで ”あ、この言葉知ってる”から始まり、”知らなかった言語がより詳しくなった!”、”ネットには書かれていない裏話だこれは!”等々、キーワードを押さえておくことで、よりイベントが楽しくなります。
ちなみに今回押さえていただきたいワードの一覧です。

(´・ω・`)

【独善的な一行野郎の簡単解説もご一緒にお楽しみください。】

(´・ω・`)

インターネット
– ネットと呼ばれる世界中張り巡らせたwwwなやつら。

WIDE project
– ワイルドな先生たちが日本のインターネットを作った(&進化中)ワンダフルな団体。

BSD
– UNIX派生OS。

IPv6
– IPv4の次。

グリーンIT
– エコなITの考え方、いや、ITで世の中をエコにする考え方。(両方なのかな)

Go(プログラミング言語)
– Goさんという人がつくった言語。(嘘)

ケン・トンプソン
– チューリング賞に輝いた。そのとき彼は「私はプログラマーです。」と言った。

Graph API
– SNSと機能連携させるAPIのかたまり。(たぶん)

BaaS
– バックエンド・アズ・ア・サービス (らしいです)

デーモンプログラム
– バックグラウンド友の会(もうなにがなんだかわからなくなってきた)

Ruby
– 日本の松江にはパパがいる。

JRuby
– Javaとのやりとりの何か。

Clojure
– (クロージャーと読むらしい)関数型言語

一行野郎(おまけ)
– AWKな人やシェル芸人たちがこぞって書きたがる俳句みたいなもの。

実際に当日質問タイムなども設けられると思うので素朴な疑問もできますし、一般メディアではなかなか知りえない現場を生きる獅子達の独特の見解なども情報として得られるかもしれませんね。いや〜IT業界は面白い!ほんっとに、知らないことばかりですね!

お申し込み締切まであと1日!当日券は500円UPです、お申し込みは今すぐに!

TechLION vol.16

次回はkanari屋さんです。お楽しみに!

vol.16のもうひとつの見どころ

ゼネラルマネージャーの法林です。

TechLION vol.16まであと1週間となりました。
皆さん、チケットはお買い求めになられましたでしょうか?まだ残席もありますので、ぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。友達と一緒に飲みながら、あーだこーだ言いながら楽しんでもらえるのが一番うれしいです。もちろんお一人さまも大歓迎。エンジニア同士ならではの連帯感を味わってください。それがTechLIONの醍醐味ですから。

チケットはDoorkeeperにて好評発売中!前売は3月3日(月)までです。購入はお早めにどうぞ。

TechLION vol.16

さて、先週の馮さんの記事では、次回出演者のうち大場さんと鈴木さんについて紹介があったので、私からは江崎さんと稲田さんの話をします。

江崎さんとの関わりの中で印象深いのは、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース(枯渇TF)の設立時の出来事です。枯渇TFは2008年9月に設立されたのですが、その数か月前、Internet Weekのプログラム委員会に参加するためにJPNICを訪れたところ、プログラム委員長の江崎さんが私を見るなり、「あ、枯渇対応タスクフォースにjusも参加してもらおう」と切り出したのです。
ESAKI_2S

その頃、枯渇TFは設立準備段階で、関係諸団体に参画の声掛けをしていました。その大半は通信系の団体だったのですが、どうも江崎さんは私を見て、オープンソースやプログラミング方面につながりのあるjusを加えることを思いついたようなのです。おかげでjusも枯渇TFの旗揚げメンバーとなり、現在も参加しています。私がjusで活動していることを江崎さんが知っていてくれたから話をいただけたわけで、こういうのはうれしいですね。

今回、江崎さんには「インターネット屋の次の仕事」という演題で話をしていただきます。江崎さんはWIDEプロジェクトの代表でもありますが、WIDEの方はこれまでに出演してくださった砂原さんや村井さんを見てもおわかりのように、皆さん話が上手です。江崎さんの話にもぜひご期待ください。

一方、稲田さんについては、実はそれほど情報を持ち合わせていません。私が運営したイベントの中では、2010年に行われたLL TigerLanguage UpdateでPythonの近況を発表してくださったのが数少ない接点ですが、それも司会は私ではなかったので、事実上の初対戦になります。(馮さんはチューニンガソンというイベントで一緒になったことがあるとか。しかも稲田さんは第1回チューニンガソンの優勝者!)
inada

でも心配はご無用。TechLIONでは毎回、初顔合わせの出演者がいます。その人達の話をいかにうまく引き出し、参加者に伝えるかがMCの腕の見せどころであり、TechLIONが他のイベントと一線を画す部分であると考えています。

稲田さんにはGoの話をお願いしました。昨年8月に行われたLLまつりでは、今回出演できなくなった山口さんがGoの話をしてくださったのですが、私は運営で忙しくて話を聞けませんでした(運営しているとそちらに没頭してしまってセッションは聴けないことが多いのです)。それだけに今回、とても楽しみにしています。

飲みながら勉強もできるイベント、TechLION。
今回は特に、題材を多少テクニカル寄りにしてみたので、いつもより勉強できそうです。皆さまにも楽しんでもらえたらうれしいです。ご来場お待ちしています!

次回のブログ担当はかまたさんです。TechLION vol.16直前情報をお届けする予定です!

vol.16の見どころは「転機」と「節目」

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。

2月に入ってから日本各地での降雪がすごいですね。一部地域ではかなりの影響と被害が出ています。被害を受けた皆さま,お見舞い申し上げます。

かくいう僕は,被害というわけではないですが,先週末に乗ろうとしていた飛行機がすべて欠航,翌日便も欠航ということで,まさに想定外の雪。いやはや。

大変とはおもいつつ,せっかくなので雪景色を観ながら日本の四季を体感するのも良いかなと思いました。

雪が残る三渓園
先週末の雪の後,横浜にある三渓園に行ってきました。雪の残る日本庭園,いいですね。

そして,当初雪の予報だった今週ははずれ,降雪確率がだいぶ減りました。ちょっとホッとしますね。

TechLION vol.16,いよいよ2週間後に開催!
気がついてみたら2月も半分経過し,2014年最初となるTechLION vol.16の開催まで2週間となりました。今回は,ゲストの中から大場光一郎さんと鈴木理恵子さんをご紹介します。

まず,僕自身の関わりですが,お二人とも前職(大場さんは前々職)から面識がありました。

そして,お二人ともつい最近(大場さんは2014年1月,鈴木さんは2013年12月)転職されたばかり。ですので,僕個人としては前職からの経験を踏まえつつ,新天地でどういうことを目指し,どういうことをしたいのかをじっくりお話してみたいです。とくに,トレンドの流れが早いIT/Web業界での個々人の視点を伺いたいのと,それとお二方とも大手ソーシャルネット企業に所属されていた経験があるので,日本でのソーシャルネット誕生10年を迎えるこの年に,改めてソーシャルネットのことを技術的視点とご自身の体験とともに話せたら面白いんじゃないかと思っています(かく言う僕も,ソーシャルネット利用歴も取材歴も10年なので)。

ということで,vol.16の個人的見どころは「転機」と「節目」です。

ぜひ皆さんも3/5のTechLIONにご参加いただき,IT/Webを含めた最新トレンドを,お酒とともに語り合いましょう。

TechLION vol.16

次回は法林GMが担当です。お楽しみに!

OSC(オープンソースカンファレンス)記念の年

皆さん、こんにちは。
スタッフの高坂です。

ちまたでは、いろんな種類のウィルスが飛散しているようですが、みなさんはお元気でしょうか。

私はといえば、
1月半ば:ウィルス性の急性胃炎を発症、3日間おかゆのお世話になる
1月後半:ウィルス性の急性扁桃腺炎により高熱にうなされる
2月半ば:鼻風邪をこじらせ発熱、声でない(笑)
↑いまここ。
滅多に高熱を出さない私ですが、この3週間の間に38度の高熱にやられ、ふらふらでございます。

皆様もお気を付けください。

前置きが長くなりました。
私、オープンソースカンファレンスの事務局もしているのですが、今年はまさにOSCの10周年記念の年!
そして、再来週 2月28日(金)、3月1日(土)開催のOSC2014Tokyo/SpringはOSC開催100回目なのです。100回って、結構すごい数字ですよね。

記念グッズをばばぁ〜んと作りました!ゲットしたい方は是非会場に足を運んでくださいね。

また、開催100回に向けての皆さんコラムを書いてくれています。是非読んでみてください。TechLIONスタッフ&MCの法林さんも書いてくれています。ありがとうございます。

第1回:OSCの思い出 OSC企画運営 宮原
第2回:技術評論社 馮
第3回:あっきぃ/大内 明
第4回:日本UNIXユーザ会(jus) 法林
第5回:日本UNIXユーザ会(jus) 松澤
第6回:日本MySQLユーザ会 副代表 堤井
第7回:Raspberry Piユーザグループ 太田

さて、ここからはTechLION vol.16のお知らせです。
出演を予定しておりました山口能迪さんが、スケジュールの都合により出演することができなくなってしまいました。楽しみにしてくださった皆様、申し訳ございません。

代わりに、稲田直哉さん(KLab株式会社 Kラボラトリー)の出演が決まりました。

これで、全出演者が決定し、演題と概要も全て決まりました!
詳しくは、TechLION Vol.16のサイトをご覧ください。
http://techlion.jp/vol16

TechLION vol.16のチケットはDoorkeeperで発売中。
売れ行き好調ですよ。お買い求めはお早めに!

TechLION vol.16

来週のスタッフブログは馮さんです。お楽しみに〜!

山口さん欠場のお知らせ

ゼネラルマネージャーを務めております法林です。

TechLION vol.16に出演を予定しておりました山口能迪さんですが、本人のスケジュールの都合により、出演することができなくなってしまいました。したがいまして、残念ながら今大会を欠場いたします。

山口さんの出演を楽しみにされていた皆様にはご迷惑をお掛けすることをおわび申し上げますとともに、ご理解賜りたく、重ねてお願い致します。

なお、出演者につきましては、補充する方向で調整中です。結果がどうなるかはわかりませんが、決まり次第発表しますので、しばらくお待ちください。

TechLION vol.16のチケットは引き続きDoorkeeperにて発売中です。今週に入ってから販売数が急伸していますので、お早めにお買い求めください。

TechLION vol.16