人はつながっているということ

junkudo

TechLIONのGMこと法林です。

9月に入り、TechLION vol.14@札幌まであと10日ほどとなりました。前回の記事では出演者のうち益子さんと村田さんの話がありましたので、私からは三谷さんと松井さんの紹介をします。

三谷さんと知り合ったのは相当昔でよく覚えていないのですが(笑)たぶん20年ぐらい前。要するにインターネット業界人同士として知り合いました。彼女は東京のISPで働きながらJavaカンファレンスという団体の副会長も務め、ITコミュニティには相当早い時期から慣れ親しんできた人です。結婚を機に札幌に移住してからは長らく表立った活動がなかったのですが、北海道にLOCALというITコミュニティが設立されるに至り、ついに復活。今では「LOCALの母」と呼ばれています。議事録でも発言者が「(母)」となっているほどです。

TechLIONではそんな三谷さんに、札幌にいながらにしてできる全国とのつながり、さらに世界とのつながりについて、お話を伺います。裏方としては大活躍の三谷さんですが、イベントで本人から語られる機会は少ないので、貴重な試合になるはずです。

一方、松井さんとはまださほどの面識もなく、今回のTechLIONが初対戦になります。三谷さんからご紹介いただいたのですが、その際にお聞きしたのは以下のようなことでした。

  • 松井さんと知り合ったのは約5年前。LOCALを一般社団法人化する頃。
  • 当時すでにインフィニットループの社長で、社員6-7人だったのが、その後どんどん会社が大きくなり、今や100人に迫る勢い。しかも離職率が低く、無限うまい棒、フリードリンク、無料会議室貸し出しなど個性的な社内環境を維持している。
  • このような会社経営ができる秘訣は何なのか、そして企業のあり方についてどのようなことを考えているのかを聞いてみたい。

私もこれはぜひ話をうかがってみたいと思い、出演をお願いした次第です。

TechLIONは私が主宰しているようなイメージを持たれている方も多いと思いますが、出演者に関しては他の人からの推薦でお願いするケースの方が多いです。自分ひとりで選ぶとどうしても偏ってしまうので、いろいろなジャンル・属性の人、そして未知の強豪(笑)と対戦し、つながりを広げたいという考えによるものです。世界もつながっているけど、人もつながっているのです。

おかげさまでTechLION vol.14は多くの参加申込をいただき、あとわずかで満席になります。それ以上の申し込みはキャンセル待ちになりますのでご了承ください。チケットが取れた方は、9月15日、HIPPIES SAPPOROでお会いしましょう。

TechLION vol.14

日時:2013年9月15日(日) 17:30開場、18:00開演、21:00終了予定
場所:HIPPIES SAPPORO
出演:村田賢太、益子貴寛、松井健太郎、三谷公美
MC:馮富久、法林浩之

  • 事前予約・会場支払 2,000円(1ドリンク付き)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 予約なし・会場支払 2,000円(1ドリンク付き)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.14

ついでに写真の説明。
ジュンク堂書店札幌店にはITコミュニティ関係のフライヤーを置かせてくれる棚があるそうで、TechLIONのフライヤーも置いていただきました。これも三谷さんの尽力によるものです。本当にありがとうございます!

次回は事務局の鎌田さん&星さんからvol.14開催直前情報をお伝えします。

札幌初開催! TechLION vol.14チケット発売開始!

HIPPIES

TechLIONのGMこと法林です。

かねてからお知らせしておりました、札幌初開催となるTechLION vol.14、本日よりチケットを発売します。

事前予約はいつも通りDoorkeeperで受け付けますが、今回は料金の支払い方法を当日払いのみとしました。予約された方は当日受付にて料金をお支払いください。

また、東京での試合に比べると会場が小さく、定員は36人となっております。観戦を検討されている方はお早めのご予約をおすすめします。

出演者も4人の方をお招きすることが決まりました。皆さん北海道に縁があり、しかもそれぞれの分野でエキスパートとして活躍されている方ばかりです。興味深い話が聞けると思います。道民の方も遠征の方もぜひご参加ください。

TechLION vol.14

日時:2013年9月15日(日) 17:30開場、18:00開演、21:00終了予定
場所:HIPPIES SAPPORO
出演:村田賢太、益子貴寛、松井健太郎、三谷公美
MC:馮富久、法林浩之

  • 事前予約・会場支払 2,000円(1ドリンク付き)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 予約なし・会場支払 2,000円(1ドリンク付き)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.14

 

さくらと私の15年

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先週、47歳の誕生日を迎えた法林です。
いわゆるUNIXやインターネットの世界に足を踏み入れたのは22歳ぐらいの頃なので、もはや四半世紀ですか。ずいぶん長くなりました。ちなみに私が所属する日本UNIXユーザ会はもうちょっとキャリアが長く、今年で30周年を迎えます。今月の20日に記念イベントパーティーをするので、ぜひご参加ください。

さて本題というか、jusの30周年記念試合の3日後はTechLION vol.13です。今回は第1部に出演される、さくらインターネットの田中社長との関わりについて書きます。

私と田中さんの付き合いは結構長く、さくらインターネットの初期にまで遡ります。1999年、私は以下の目的でレンタルサーバ業者を探していました。

  • 自分用のドメインとサーバを持ちたい。
  • 自分が立ち上げたさだまさしメーリングリストの10周年記念事業(?)として、独自ドメインとサーバを用意し、メーリングリストを動かしたい。(なんで音楽関係のコミュニティなのに独自ドメインを持ちたいという話になるのか謎ですが)

当時は仮想サーバなど概念すらなく、レンタルサーバも法人向けの高価なサービスしかない時代でした。しかし、調べてみると、個人でもなんとか手を出せなくもないぐらいの価格で、サーバ1台をラックに置いて占有できるサービスがあるらしい。それがさくらインターネットの「専用サーバサービス」でした。(当時のWebページを発掘できたのでリンクしておきました)

これだ!と直感した私はさっそく申し込みをしました。手元の記録では1999年の7月に申し込みを行い、諸々の手続きを経て、8月から利用を始めたようです。その後、何度かの機器変更はあったものの、現在に至るまで、自分用ドメイン(suplex.gr.jp)とさだまさしメーリングリストのドメイン(massan.gr.jp)、およびそこで稼働する各種サービスは、ずっとさくらインターネットのサーバで動いています。

最初のサーバを設置して1年後ぐらいに、当時は大阪の船場にあったデータセンター(というかマシンルームに近い)を訪れて自分のサーバを見る機会があったのですが、このときに田中さんにお会いした記憶があります。初対面ではなかったかもしれませんが、覚えている中では一番古い対面です。あれから15年近くが経ち、田中さんも大社長になられましたが、今でもご自身で「さくらの夕べ」を開催されたり、個人でWebサービスを作ってみたりといった、自分で手を動かして何かをやっているのを見ると、あの船場で出会った頃を思い出すのです。

そんな田中さんに、今回は「国産エンジニア」というキーワードで話をお願いしました。田中さんも日本からの発信というのは意識されているようで、経営者として、そしてエンジニアとして、考えていることをお話ししたいとのことです。本人からいただいた演題は「エンジニアと経営と、日本と海外と」

田中さんの講演を聞くチャンスは多々あると思いますが、他のイベントとはちょっと違った切り口で、しかも飲みながらトークをしてもらう機会はそんなにないはずです。貴重な一戦になるでしょう。ぜひ見に来てください。チケットも好評発売中。こちらからどうぞ!

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)

    (当日受付にて現金をお支払いください)

  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)

    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)

  • 事前予約フォーム

    TechLION vol.13

冒頭の写真は、さくらインターネットのfacebookページでTechLIONのことをご紹介いただいたときに載っていたもの。こちらから送ったフライヤーを撮影して載せてくださったのですが、我々よりもはるかに良いセンスの写真だったので、思わず拝借(^^;; 告知にもご協力いただき、本当にありがとうございます!

次回の担当は鎌田さんです。開催直前情報をお伝えする予定です。

夢と情熱 〜TechLION vol.12後半の見どころ〜

TechLIONのGMこと法林です。

今日はvol.12の本番前ミーティングがあり、その後、新橋の居酒屋で今後の展望を語り合ってきたところです。vol.12以降もいろいろ企画してますので、楽しみにしていてください。

さて本題です。TechLION vol.12まであと2週間。前回の記事ではvol.12の第1部ゲスト・小飼弾さんをご紹介しましたが、それに続いて今回は第2部のゲストや見どころをご紹介します。

TechLIONではイベントの前後を中心にミーティングを行い、そのたびに今後どんな試合を組むか企画を練るのですが、今回実施する「ITがきっかけで出会ったカップル特集」は、ずっと前から候補に上がっていた企画でした。最近、IT系の勉強会やトークイベントも増えましたが、こういう、技術とは異なる切り口で見せるセッションは少ないので、比較的どんなテーマでも対応できるTechLIONならではの企画だと思っています。

松崎さん&奥谷さん
出演者も、出てもらうならこの人達かな、と思い描いていた2組にお声がけし、快く引き受けてもらえました。プロレスファン的に表現すれば「夢の対戦カード」。各出演者のプロフィールはvol.12のページをご覧いただきたいですが、松崎さんはJANOGなどのネットワーク系コミュニティで活躍する人、奥谷さんはIPアドレス管理などの分野で世界を相手に闘う人、ヨシオリさんはjava-jaなどの開発系コミュニティを盛り上げてきた人、ユウコさんはIT業界にドラ娘を定着させた人と、一人ひとりに顕著な業績があり、そして魅力あふれる個性の持ち主です。

セッションの中では、カップルとしてのトークもさることながら、それぞれの専門分野やパーソナリティにも突っ込んでみたいと思います。また、第3部では前回のvol.11でも実施した、MCからお題を出してその場で回答を書いてもらう形式のセッションを行います。単なる恋愛トークにとどまらず、ITエンジニアならではの視点で話題を繰り出そうと画策中です。ご期待ください。

そして、こうして夢のカードを組んだ者の使命は、その夢をできるだけ多くの人と共有し、一緒に楽しんでもらうことだと思っています。集客の手法もいろいろありますが、最終的には、これを多くの人に見てもらいたいという「情熱」が何よりも大切かなと。見に来てくれた人にも、そして出演してくれた人にも、来てよかったと思ってもらえるように、本番まで告知に励みます。もし同じ志を持ってくださる方がいたら、この記事でも、vol.12のページでも、あるいはフライヤーでも見せて、告知していただければ幸いです。

TechLION vol.12の申し込みはこちらから。
締切が近づいて来ました。ご予約はお早めに。

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

そうそう、最後に写真の説明を。
お二人で国際カンファレンスに参加されることも多い松崎さん&奥谷さん。これは2月にシンガポールで行われたAPRICOT2013での1枚です。撮影したJPNICの前村昌紀さんによると、

Actually, these two are serving for everything on the Internet. IPv6 is too small to cover their contribution. However, it’s true they do it!!!!

だそうです。お二人を象徴する写真ですね。

次回のブログはかなり屋さんが担当します。お楽しみに!

トークライブ探訪記

TechLIONのGMを務めている法林です。

今回は先にお願いを書いてみます。
TechLION vol.12は4月18日(木)の夜、場所は六本木・スーパーデラックスです。Perlハッカー&アルファブロガーとして知られる小飼弾さんのトークに加え、ITと結婚という斬新なテーマにチャレンジする後半にも注目!皆さんにもきっと楽しんでもらえると思います。ぜひ遊びに来てください。チケットの購入はこちらから。


  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

ところで、TechLIONはトークライブです。何を今さらという感じですが、TechLIONはいわゆる勉強会とは少し違って、トークを見て聴いて楽しんでもらうことに重点を置いています。このライブをより良いものにすることを常に考えている私は、ときどき自分でもトークライブを、お客さんとして見に行っています。たまたま、最近何本か見る機会に恵まれたので、ご紹介しましょう。

小橋建太デビュー25周年記念トークイベント

2月20日(水)に新宿FACEで行われました。
小橋選手はプロレスファンなら誰でも知っているビッグネームですが、度重なるケガのため、5月に引退することが決まっています。そんな中で行われたトークライブ。定員300人ぐらいの客席が満員でした。
トークは司会の三田佐代子さん(プロレスキャスターの第一人者)と1対1で。TechLIONも以前は1対1でお相手していたのでその点は驚かないのですが、IT系のプレゼンと違ってスライドを使わずに会話だけで1時間以上もたせるのはすごいなーといつも思います。もっとも、小橋選手がPowerPointでプレゼンしてたらかなりイヤですが(笑)。

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入場時の小橋選手と三田さん。トーク中はもちろん着席してました。

ガチトークバトル Vol.4『秋山準 vs 金丸義信 vs SUWA 』

3月1日(金)にスポーツクラブNAS西日暮里「元気横丁」で行われました。
元プロレスラーのSUWAさんが企画するトークライブで、縁のある選手や話題の選手を呼んで話を聞くというもの。分野は全然違いますが、人選はある意味TechLIONと共通しているとも言えます。
今回のゲストは、プロレスリング・ノアから独立して「バーニング」というユニットを立ち上げた秋山選手金丸選手。秋山選手の頭脳明晰なトークはプロレスファンにはよく知られていますが、この日も期待通りで、もともと寡黙な金丸選手の話にもツッコミを入れて盛り上げていました。出演者がこういう人だと司会は楽です(笑)。

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左から、SUWAさん、金丸選手、秋山選手、司会の佐久間一彦さん(週刊プロレス元編集長)

jd’ & JDトークショー

3月4日(月)に、西日暮里にある戸野廣浩司記念劇場で行われました。
jd'(後年はJDスター)はかつて存在した女子プロレス団体で、そこに在籍した選手達の同窓会的なトークイベント。そして、それはもちろん、ファンにとっての同窓会でもあります。また、私にとってはGMの先輩である(こちらが勝手にそう思っているだけですが)スターダム風香GMが現役時代に在籍していたのもこの団体です。
出演者が20人ぐらいいたので入団時期で2グループに分けてのトーク。内容は基本的に当時の思い出話なのですが、中には当時は言えなかったお蔵出し的な話もあったり。それから、プロレスの場合は昔の試合のビデオが豊富に残っていて、それを見ながらのトークはファンも思い出を共有しているので一緒に楽しめるのがいいですね。

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先輩グループのトーク。右から4人目は女子プロレス界の大御所・ジャガー横田選手。

見てどうだったの?

何本か見たと言っておきながら実はプロレスのトークライブばかりでしたが、私がプロレスファンなので仕方がありません(笑)。それはともかく、どのライブを見て何を勉強したとは具体的には言えないのですが、今回3本を見て、ひとつだけ思ったことがあります。それは、トークライブに出るような人はみんな自分の手や身体を動かして何かをやってきて、それがネタになるからトークができるということです。つまり、何もやってない人の話は聞きようがないのです。それはプロレスでもITでも同じです。
TechLIONではこれからも、ITに関わる何かをやっている人々の姿を追い、その人達から発信される生の声を、皆さんにお届けしていきたいと思います。そして、1人でも多くの方にこのイベントのファンになってもらい、会場に足を運んでもらえたらうれしいです。それもプロレスと同じです。これからもTechLIONをよろしくお願いします。

次回予告

次回のブログはまつうらさんが担当します。普段はTechLIONのレポートでしか登場しない彼が、珍しくレポート以外のことを書くはずです。たぶん。お楽しみに。

あしたのこと、あさってのこと

TechLIONのGMを務めている法林です。
昨年、鶴見亜門GM率いるDDTは武道館で興行を行い、今年は風香GM率いるスターダムが両国国技館に初進出しますが、だからといって法林GM率いるTechLIONは今のところ大会場に進出する予定はありません。もっとお客さんを集められる力をつけないと。少しずつ上を目指して、今年もがんばっていきます。

前置きはこれぐらいにして、まずは明日のこと。
明日は新年一発目のTechLIONです。
大事なことは先に書いておきます。事前予約は今日の14時までです!予約しておけば、支払いは当日でも2700円。予約してないと3200円です。迷っている人は今すぐ予約を!予約はこちらから↓

TechLION vol.11

でも、どうしても当日にならないと決められない人や、この記事を見たときにはもう事前予約が終わってたという人も、見たいと思ったら迷わずご来場ください。当日申込で入れます。

ところで、明日のTechLIONは、一緒にMCを務めている馮さんのバースデー興行的なことをしようというのが企画の発端でした。

法林「馮さんの誕生日あたりでTechLIONやりませんか?」
馮「いいですねー。ちなみに僕と宮原さんと廣川さんは誕生日が同じなんですよ」
法林「おお、そうなんだ。じゃあ出演者として呼びますか」

という、実に軽いノリで開催を決定(笑)。
きっかけがそういうことだったので、じゃあ他の出演者も1月生まれでそろえようということになったのですが、探すのは意外に大変でした。ここで役に立ったのはfacebookのカレンダー。友達の誕生日が一覧になっているので、それを見ながら候補者選び。おかげさまで、なんとか1月生まれを5人集めることができました。

当日は、各自の活動を振り返るLTもしてもらいますし、後半は何が飛び出すかわからないお題トークもあります。予定調和ではないアドリブで繰り広げられるトークライブの醍醐味を、存分に味わってください。

 

さて、明日のTechLIONの出演者5人とMCの馮さんは1月生まれ。私だけ7月生まれでまったく関係ないように見えますが、実はあさって、つまりTechIONの翌日にあたる1月17日は、私がフリーランスエンジニアとして独立した、いわば独立記念日にあたります。私自身は1月生まれではありませんが、個人事業主としての法林浩之は1月生まれなのです。

独立するにあたり、個人事業主の開業届というものを税務署に提出したのが2008年の1月17日でした。このとき、届出の書類を2枚くれたので、1枚はまじめに書き、1枚はネタ用に職業欄を「闘う男」にしました。で、税務署に書類を提出し、何事もなく受理されて帰宅。さてネタ用の紙を写真に撮ってアップするかとカバンの中を確認してみたら、なんとまじめに書いた方が手元に残ってる!
…ってことは、まさか俺はアレを出したのか!?さすがにそれは…ということで再度税務署に行き、書類を出し直し。取り消し印を押されて戻ってきた届出書が写真のものです。(ネタ用に書いたので、住所などが入っていません。この状態で提出して、なぜ通る…)

あれから5年が経とうとしています。いつまでこういう立場で仕事を続けられるかと思いながら、この日が来るたびに「職業:闘う男」の書類を思い出し、やれるところまでやってみようと、心を新たにしています。そして「For Independent Engineer」という副題がついたこのTechLIONというイベントは、そんな私の心の支えにもなっています。

独立5周年を前にした最後の試合がTechLIONということになりました。いい試合をして5周年を迎えたいと思いますし、皆さんにもぜひ見てもらいたいです。お時間ありましたら、遊びに来てください。よろしくお願いします。

For Independent Engineer

ただいま絶賛チャンピオンカーニバル中の法林GMです。何のことかわからない人はこちらをご覧いただくとして、要はほぼ毎週試合の日々。こんなときにブログの当番を引き受けてしまい、さらに首を絞めている感がありますが、とりあえずいきましょう。


TechLION vol.10に出演していただく増井雄一郎さん。現在の所属はFrogAppsですが、出演をお願いしようと考えた時点ではAppceleratorでTitanium Mobileの活動をされていて、私もその話を聞くつもりでした。ところが、スタッフミーティングで出演依頼を決めた途端、本人のブログで転職の発表が(汗)。

そういえば7月に開催したvol.8のときも、第2部で出演していただいた山本さんと藤川さんが、依頼した時点ではそれぞれTwitter Japanとモバツイの会社にいたのに、本番の日を迎えてみたら2人とも所属が変わっていた、なんてことがありました。本当に最近は人の流れが速いと感じます。

でもいいんです。TechLIONがスポットを当てたいのは「人」だからです。「この会社の誰かの話を聞きたい」のではなく、「この人の話を聞きたい」のです。TechLIONのロゴにも“For Independent Engineer”という文字が記されています。これからのエンジニアは自立すべし(起業せよという意味ではありません。社畜になるな(笑)とでもしておきますか)。そう思っている私は、何のためらいもなく、このタイミングで増井さんに出演を依頼しました。

実は増井さんとは面識はあるものの、これまでじっくりと話を聞く機会がなく、私にとっては初対戦となります。所属を変わり、新しい活動を始めた増井さんは、これから何を目指すのでしょうか。本人から送られてきた演題は「どこでも生きていけるエンジニアを目指した後に見えるもの」。まさにFor Independent Engineerなタイトルです。どんな話が聴けるか、今からとても楽しみにしています。

他にも注目の出演者がいっぱいのTechLION vol.10は11/16(金)開催!
チケットはこちらで発売中です。
満席の可能性も出てきましたので、お早めにご予約ください!

TechLION vol.10

次回のブログは、かまたさんにお願いします!

vol.9@神戸まであと2日!

TechLIONスタッフによるリレーブログも2周目のアンカーとなりました。今シリーズのトリを務める法林です。

いよいよ2日後に迫ったTechLION vol.9。このイベントに懸ける想いなどをあれこれと書いてみたのですが、長くなったので大事なことを先に持って来ました。


ぜひ来てください!
思ったほど予約が伸びてなくて苦戦してます!
皆さんのご協力をいただければ幸いです!
事前予約の締切は10/3の13時。お申し込みは今すぐ!
見通しの立たない人は当日券でどうぞ!
予約はこちらで!


さて、大事な用件を済ませた後は、当初書き綴っていた内容に戻ります。今回、神戸という地方都市で開催するわけですが、ここでは東京以外の土地でのイベントについて想うことを書いてみます。

TechLIONを旗揚げした当初から、東京以外の街での開催はもちろん構想にありました。野望としてはBOØWYのような(今シリーズたびたび話題になるので敢えて使ってみましたw)ミュージシャンのコンサートツアーや、プロレス団体のシリーズみたいに全国を回ってみたいものです。しかし、まだ我々にはそこまでの人気も知名度もありません。何せ、ITエンジニアのトークライブというジャンルすら、ほとんどの人が踏み込んだことのない未知の領域。その面白さや魅力を知ってもらうところからのスタートです。

東京はそれでも人口が多く、ITエンジニアも多いので、比較的イベントがやりやすい状況にあるのですが、なかなかそれを東京以外の土地へ持って行くことは難しい。旅費もかかりますし、集まってくれる人もそれほど多くない。しかし、ないないと言ってるだけでは、いつまで経っても状況は変わりません。そんなときに思い出すのが、今回出演してくださる安田先生の言葉です。

安田豊先生
安田豊先生

安田先生とはもう10年来、「関西オープンソース+関西コミュニティ大決戦」(KOF)というイベントを一緒にやっているのですが、安田先生は常々、「おもしろいイベントは東京でばかり行われている、それをなんとか関西に持って来ることはできないだろうか?」と考えていて、それを具現化する場としてKOFに関わるようになった、という発言をよくされます。そう、全国の街で、おもしろいイベントを待ち望んでいる人は、たくさんいるはずなのです。

そうは言ってもすぐにいろんな街に行けるわけではないのですが、とりあえず旗揚げしたときから、「私達の地域でTechLIONをやって欲しい」という話があれば、できるだけ実現に向けて動こうと心に決めました。

TechLION vol.4@大阪
TechLION vol.7@名古屋TechLION vol.4@大阪とvol.7@名古屋

そして、最初に連絡をくれたのが、今回の現地スタッフとして動いてくださっている野方さんです。昨年は大阪でTechLIONを行いましたが、このときは野方さんが大阪でトークライブのできそうな会場を探してくださって、そのおかげで実現できました。次は名古屋のマツモトさん。こちらは名古屋Geek Barという常打ち会場とそこに集うコミュニティの方々まで一緒に動いていただき、安心して試合に臨むことができました。そして今回の神戸。こちらも神戸ITフェスティバルの皆さんにサポートしていただき、場所もVARIT.という素敵なライブハウスを用意してくださって、そのおかげで私は故郷のステージに立つことができます。

このように、まだまだ全国的な基盤を持つわけではない我々にとっては、東京以外の土地で開催するには地元の方々の協力が必要です。しかし、イベント開催に向けて尽力してくださる方がいるなら、できる限りいろんな街に出向き、このTechLIONという熱いイベントを全国に向けて発信していきたいと考えています。「私達の街でTechLIONをやって欲しい!」という話がありましたら、ぜひお声がけください。

これからも皆さまのお力添えをいただければ幸いです。TechLIONをよろしくお願いします。

君住む街でTechLION

リレーブログ2回目にしてもはやバトンが回って来ました。TechLIONではGM(ゼネラルマネージャー)という役職についている法林です。
このGMという肩書き、要するにまとめ役なわけですが、それにふさわしい肩書きを自分で考えて付けてくださいということになり、それならプロレス界で流行っているGMにしようということで付けたものです。DDTの鶴見亜門GMスターダムの風香GMと並び称されるようにがんばりたいと思います。

前置きはこれぐらいにして本題です。
この週末、北海道に行ってました。「オープンソースカンファレンス2012 Hokkaido」に参加するためです。私が所属する日本UNIXユーザ会(jus)の研究会を行うのが主な用事ですが、現地の方々との交流も大切です。というのは、こういった交流が後々の発展につながっていくからです。

TechLIONは主に東京でイベントを行っていますが、これまでに2回ほど、東京以外の地域でも開催実績があります。ひとつは昨年11月の大阪、もうひとつは今年5月の名古屋です。

TechLION vol.4@大阪
TechLION vol.4@大阪

ここで重要なポイントがひとつあります。それは、どちらも地元の方々の協力なしには開催し得ないことです。TechLIONのスタッフはみな東京近辺にいますので、それほど頻繁に現地を訪れることができません。会場探しやその後の準備などを進めるにあたり、ある程度のコミュニケーションは電話やメールでもできますが、会場の下見などはどうしても現地の方にお願いすることになります。

TechLION vol.7@名古屋
TechLION vol.7@名古屋

大阪のときは、ずっと関西で行われているKOFというイベントでご一緒している方が会場を探してくれて、ここでやりましょうと言ってくれたので開催にこぎつけることができました。名古屋の場合も、他のイベントで知り合った方が日頃から名古屋GeekBarというイベントをやっていて、その会場を提供してくれる形で難なく開催することができました。

旅に出ると、いつかこの地でTechLIONを開催できないかと考えます。紹介された会場を見に行ったりすることもあります。もっといろいろな土地でこのイベントが開催できるように、これからも各地に出向いて行きますので、協力してくださる方はぜひお声がけください。よろしくお願いします。

最後に、全国展開みたいな話を書いておきながら次回のTechLION vol.8は東京開催ですが、7/26(木)に六本木・スーパーデラックスで行います。ただいまチケット絶賛発売中!ぜひご来場ください。
ご予約はこちらから→ http://www.zusaar.com/event/307004

次回のリレーブログは、かなり屋さんにお願いしたいと思います。

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名古屋初開催!TechLION vol.7

4月に開催するvol.6もまだ終わってないのに、もうその次のイベントを告知してしまいます。vol.6のエンディングで発表してたのでは遅いので。

TechLION vol.7は、5月14日(月)に名古屋で開催します。日時と場所は以下の通りです。

  • 日時:2012年5月14日(月) 19:00開場、19:30開演、22:00終了予定
  • 場所:名古屋Geek Bar (Piano Bar Club Adriana)

場所に示してあります「名古屋Geek Bar」は、普段はピアノバーとして営業しているClub Adrianaにて、毎週月曜日に開催されているイベントです。毎回、さまざまな催し物や発表が行われているのですが、そのひとつとして、5/14はTechLIONを開催するという形になります。

出演者は4人ぐらいを予定していて、すでに3人ほど確定しています。現在、プロフィールや演題などの情報を集めているところで、届き次第vol.7のページを更新していきますので、チェックしてください。また、参加申し込みも受付を始めています。申込方法についてもvol.7のページをご覧ください。

vol.6の方もまだまだ参加申し込み受付中です。どちらもよろしくお願いします。