TechLIONは、IT文化の振興と、UNIX/Linux文化の楽しさを広く伝え、エンジニア同士の連帯を図ることを目的とするトークイベントです。日々多くの技術が生まれ、消えていきますが、これらの技術を密林の動物たちになぞらえ、百獣の王となる技術を酒を酌み交わしながら発掘・探求しようというイベントです。
開催概要
- 名称:TechLION vol.41 〜コミュニティの終活〜
- 主催:チームTechLION
- 協賛:USP研究所、技術評論社、さくらインターネット
- 後援:日本UNIXユーザ会
- 日時:2025年6月24日(火) 19:00開演、21:00終了予定
- 場所:さくらインターネット東京支社 (地図)
- 料金:1000円
- 公式タグ:techlion
- 問い合わせ先:チームTechLION (E-mail:staff[at]techlion.jp)
参加方法
- Peatixにて参加登録してください。(当日のイベント運営を手伝ってくれる方はスタッフ枠でご登録ください)
- うまくいけばYouTubeにてライブ配信をする予定です。(チャンネル登録もお願いします)
- connpassのTechLIONグループにもイベントページを用意しますが告知専用です。(グループに登録しておくとリマインドや次回以降の告知が届きます)
プログラム
20世紀末、1999~2000年に起きた日本のOSSブーム、そして、そのタイミングで起きたコミュニティ・ユーザ会設立から早25年・四半世紀が過ぎました。この間、Web 2.0ブーム、SNSの登場、スマホ誕生、大型災害や世界規模の感染症、そして今の生成AIの隆盛など、世の中にはさまざまな変化が起き、その結果、各種コミュニティにもいろいろな影響を与えてきました。加えて、25年という月日は実際に活動し、コミュニティを支えている「人間」の年齢が増えていることを意味します。
コロナ禍が一段落し、リアルイベントがまた増える中で、最近耳にすることが多くなったのが「これからのコミュニティ活動」に関すること、いわゆる「コミュニティの終活」です。そこで、今回はTechLIONらしくコミュニティをテーマに、さらに始まりではなく終わりにフォーカスを当てイベントを開催します。
ただし!
終わるための淋しい話ではなく、継続してきて見えてきたこと、また、その課題、そして、今後コミュニティが「活動」し続ける、あるいは「記憶」と「記録」に残り続ける――コミュニティがみんなの中につねに存在し続ける――ためにはどうすればよいのか、そんなポジティブな未来を迎えるための話題を、歴史ある各種コミュニティ関係者にお話しいただき、MCを交えてワイワイと語り合います。
- 出演:kobaken、坂井恵
- MC:法林浩之、馮富久
出演者プロフィール
kobaken

- 前JPA代表理事、YAPC::Tokyo 2019、YAPC: Japan::Online 2022、YAPC::Hiroshima 2024オーガナイザー
- 個人事業主として、はてなで開発をしながら、起業準備中。2013年からYAPC::Asiaのボランティアスタッフを始め、YAPC::Hiroshima 2024、YAPC::japan::Online 2022、YAPC::Tokyo 2019 を主導。Japan Perl Association元理事。2人の娘の父。
- X: @kfly8
- HP:https://kobaken.co
坂井恵

- 日本MySQLユーザ会(MyNA) 副代表
- 2003年より日本MySQLユーザ会(MyNA)の運営に参加。気軽な気持ちで「こうしてほしい」と要望を口にしたら運営側に引き込まれてしまって、はや20年以上。同じ対象に興味を持った人が集まって、出会い、成長に繋がるような場を作るのが好きであることが、この長い活動に繋がっていると思われる。最先端や奥深い技術の話も好きだが、寧ろ、データベースを活用したデータの流れや変化といった「データ」そのものに魅力を感じる組。有限会社アートライ代表取締役。
- Bluesky: @sakaik.bsky.social
- X: @sakaik
- ブログ:sakaikの日々雑感~(T)編
法林浩之

- 日本UNIXユーザ会 幹事、フリーランスエンジニア
- 大阪大学在学中に日本UNIXユーザ会に参加し、1992年より幹事(現会長)。2008年からフリーランスとなり、現在はさくらインターネットの技術広報やコミュニティ支援の活動と並行して、多彩なITイベントの企画・運営を行っている。特にトークセッションの司会に定評があり、これまでに1000人以上の講演者の相手を務めている。
- X:@hourin
馮富久

- 株式会社技術評論社 デジタル事業部 部長
- 1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月技術評論社に入社。「Software Design」「Web Site Expert」両誌編集長就任後、現在は同社の電子書籍をはじめとしたデジタルメディア全般およびオンライン事業の責任者として、デジタル事業部を統括する。社外において「電子書籍を考える出版社の会」の代表幹事(二代目)やWebSig24/7モデレーターも務めている。
- X:@tomihisa