次回TechLION予告!3月2日!場所は福岡!

(提供:福岡市)

ゼネラルマネージャーの法林です。

昨日は「TechLION vol.32 with tech@サイボウズ式」のはずでしたが、大雪のため開催を断念しました。楽しみにしていた方、すみません。私も楽しみにしていたのでとても残念です。でも、今回は出演者が2人ということもあり、日程調整は比較的容易かと思いますので(お2人とも忙しいとは思いますが)、なんとか調整してこの試合を再度組みたいと思います。決まり次第アナウンスしますので、ぜひ皆さん足をお運びください。

ところで、昨日開催予定だったTechLIONでは、久しぶりにエンディングで次回予告を用意していました。つまり、イベントをやってる側としては、イベントが開催できなかったのみならず、エンディングでサプライズをお見せする機会も失ってしまい、かなりやられた感があります。でも、次回までさほど日程的な余裕もないので、もうイベントページを公開して参加登録を始めてしまいます。

(提供:福岡市)

というわけでタイトルにありますように、次回のTechLION vol.33は3月2日(金)、福岡にて開催します。TechLIONとしては1年半ぶりの遠征であり、九州では初開催となります。TechLION旗揚げから7年がかりでようやく北海道から九州までの開催実績ができます。これは個人的にはとてもうれしいです。全国で受け入れてくれる方々がいるわけですから。本当にありがとうございます。

福岡の会場は、株式会社ヌーラボの福岡本社をお借りしました。ご協力に厚くお礼申し上げます。最近は東京以外の地域でもオシャレなオフィスを持つIT企業が増えていますが、ヌーラボもその1つと聞いています。行くのが今から楽しみです。

それから肝心の出演者ですが、まず1人目として、 JAWS-UGなどのコミュニティで活躍されている小室文さん(@ayakomuro)の出演が決まりました。もし福岡でTechLIONをやる機会があったらぜひ小室さんに…と思っていたので、実現してうれしいです。それから、会場提供のヌーラボから、定番オンライン作図ツール「Cacoo」開発チームの国広輝夫さんにご出演いただくことになりました。この他にあと1−2名、ご出演いただく予定です。発表をお待ちください。

チケットは本日よりPeatixで発売します。TechLIONは軽食・ドリンク付きで、飲みながらトークセッションを楽しんでもらうイベントです。初めての土地ということで慣れない部分もありますが、飲食も含めて楽しんでもらえるように準備しますので、ご期待ください。

(提供:福岡市)

私にとって福岡は、TechLIONで行くのは初めてですが、それ以外では何度も訪れたことがある街です。その中で勝手にできあがった福岡のイメージは、スタートアップ企業が多い、勢いのある熱い街、食べ物が安くておいしい、そして終電の時間になっても帰らない(笑)、です。そんな福岡のムーブメントにTechLIONが少しでも貢献できるよう、がんばります。いい試合をお見せすることで貢献したいです。

それでは、3月2日、福岡でお会いしましょう!ご来場お待ちしています!

【イベント中止のお知らせ】TechLION vol.32 with tech@サイボウズ式

ゼネラルマネジャーの法林です。

本日は「TechLION vol.32 with tech@サイボウズ式」を開催予定でしたが、すでに気象庁をはじめ各種ニュースで報じられているとおり、本日午後~夜にかけて東京都内で大雪の予報となっております。ギリギリまで開催の方向で進めておりましたが、参加者の皆様をはじめ、関係者の安全を考え、本日のイベントは中止することにしました。

楽しみにしていただいた皆さまには大変申し訳ございませんが、ご理解いただければ幸いです。

本日のチケットは払い戻しとなります。チケットを購入された方には、Peatixからお送りした中止の案内メールに、払い戻しに関する記述がありますので、そちらをご覧ください。

イベントの再開催について

今回予定しておりました「TechLION vol.32 with tech@サイボウズ式」については、改めて実施できるよう調整してまいります。詳細については、TechLIONの公式ページや公式アカウントをフォローの上、ご確認ください。

http://techlion.jp/
https://twitter.com/TechLION_staff
https://www.facebook.com/usp.techlion/

お問い合わせ

ご不明な点がありましたら、TechLION事務局( staff@techlion.jp )までお問い合わせください。

今後ともTechLIONをよろしくお願いいたします。

もうすぐTechLION vol.32!ちょっとだけ予告編!?

ゼネラルマネージャーの法林です。

今年の初回となるTechLION vol.32も、いよいよ来週月曜日(1月22日)に迫ってきました。

今回は「テクノロジー×情報」というテーマで、及川卓也さん、徳力基彦さんをゲストにお迎えするのですが、テーマがちょっと漠然としているので、何の話をするのかよくわからないという方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで、出演者のお二人とMCの馮さんから、テクノロジーと情報に関することで最近気になっているトピックを挙げていただきました。

  • GoogleやFacebookによる情報の見せ方の変化
  • YouTuberの存在感
  • キュレーションサイト(Meryの復活など)
  • 炎上問題 (#MeToo など)
  • スマートスピーカーは音声メディアの起爆剤になるか
  • ゼロレーティングとネットワーク中立性
  • 性善説によるプラットフォーム設計は維持できるのか

最近のTechLIONはスライドを用意せずにほぼアドリブでトークが進行するので、当日はここに挙がったトピックの中からトークが展開される可能性が高いです。もちろん、ここに挙がっていない話が出てくることもあるでしょうし、後半は今後の展開というか、2018年にこの分野でどんなことが起きるかを予想するような流れになるかもしれません。TechLIONではおなじみの飲みながらのトークなので言いっぱなしの放談になるかもしれませんが(笑)。

それから、及川さんも徳力さんもブログなどで意見を発信されていますが、今回のテーマに関係ありそうなものを紹介しておきます。事前に読んでおくといいかもしれません。

お二人とも豊富な知識と経験をもとにした重みのあるコメントを出される方で、しかも意外なことにこの組み合わせでイベントに出るのは初めてだそうです。それだけに今回の顔合わせは私としてもとても楽しみで、1人でも多くの方に見てもらいたいです。皆さんお時間ありましたらぜひご参加ください。1月22日(月)の夜、会場は日本橋にあるサイボウズ東京オフィスです!チケットはPeatixで発売中!お待ちしています!

及川卓也×徳力基彦=TechLION vol.32

ゼネラルマネージャーの法林です。

2017年もあと3週間ほどになりました。今年もTechLIONへのご来場ありがとうございました。
今年はちょっと試合数が減って3回になってしまいましたが、出演者に恵まれて内容の濃い試合ができました。ご協力いただいた出演者の皆さんにお礼申し上げます。試合の振り返りは、TechLIONのウェブサイトに「歴史」というページがありますので、そちらをご覧ください。

さて、2018年のTechLIONですが、さっそく1月に試合が決まりましたのでお知らせします。

TechLION vol.32 with tech@サイボウズ式

会場は今回もサイボウズ。ご提供ありがとうございます! (撮影:Tetsuji Koyama (@koyhoge))

今回は、マイクロソフトやグーグルなどを経て現在はフリーランスで活動されている及川卓也さん(@takoratta)と、アジャイルメディア・ネットワークのCMOであり、ブロガーとしても知られる徳力基彦(@tokuriki)さんをお迎えします。

お二人とも顕著な活動歴があり、イベントの登壇経験も豊富ですが、お互いは軽く面識がある程度だそうで、イベントでの対戦もどうやら初めてらしいです。自分から見てもちょっと意外な組み合わせですが、そういうのをTechLIONで実現できるのがうれしいです。あるいはTechLIONだからできることなのかもしれません。

トークの内容は当日のお楽しみという感もありますが、及川さんが現在関心を持っている話題の1つが「インターネットやSNSが普及した現代における情報流通のあり方」というようなところにあるので、このあたりのことを中心にあーだこーだと雑談することになりそうです。その流れで徳力さんにも出演をお願いしたという感じです。

というわけで、日程も会場も出演者も決まったので、今日から参加登録を受け付けます。今回もPeatixでチケットを発売しますので、お買い求めください。1500円で軽食・ドリンク付きです。

それでは、また会場でお会いしましょう!
来年もTechLIONをよろしくお願いします!

TechLION vol.31増席(最終)のご案内&行けなくなったら譲渡を

ゼネラルマネージャーの法林です。

9/26(火)に開催するTechLION vol.31。おそらくセキュリティ方面の皆さんがこぞって参加してくださったおかげで、本イベント史上最多の参加登録者数を記録しています。本当に本当に本当にありがとうございます!

そして、昨日(9/20)の夕方に、用意していたチケットがすべて売り切れになりました。Peatixのイベントページは定員が表示されないのですが、最初に設定した定員は100人。これが10日ほど前に満席確実になったので120人に増席していました。しかしそれも満席になりました。そこで、さらに席を増やせるかどうかを協議した結果、以下の対応を実施することにしましたのでお知らせします。

  • 定員を140人に増席します。つまりあと20人、チケットを買うことができます。先着順なのでお早めに。
  • 当初予定していた当日券の販売を取りやめます。つまり、今回追加したチケットが売り切れた場合、チケット未購入で会場に来ても入場できません。

TechLIONを旗揚げしてから7年目になりますが、当日券がないなんてことはちょっと記憶にありません…。あらためて厚くお礼申し上げます。なんかうれしいを通り越してプレッシャーです。がんばっていい試合します。それしか言えん(笑)。

それから、今回はチケットをすべて事前決済で購入していただき、イベントページに書いてあるように「購入したチケットはキャンセルできない」ことにしています。決して潤沢とは言えない運営スタッフの負荷を軽減するための措置です。ご理解ください。

それでも、直前や当日になって会場に行けなくなる方もいるでしょう。そういう方のために、Peatixではチケットの譲渡機能が用意されていますので、ぜひご利用ください。譲渡の手順はPeatixのヘルプに記載されています。ざっと見たところ、譲渡機能を利用するとチケットのURLが設定されるので、それを譲渡したい人に伝達して、譲り受ける人がURLにアクセスしてチケットを受け取る仕組みのようです。知り合いを探すなりSNSで募集するなりして、参加できそうな人にチケットをお渡しください。

正直なところ、今回は会場も変わり、飲食物の手配も自分達でやるなど運営面での変更点が多いので、手際の良い運営ができないかもしれません。できる範囲でがんばりますが、不手際があったらすみません。それでも、会場に足を運んでくださる皆さんに楽しんでもらえるよう、スタッフ一同、精いっぱいがんばります。

写真は9月のある日に、会場であるサイボウズ東京オフィスのイベントスペースを下見したときのものです。当日はこんな感じでスクリーンに映像やスライドが表示される予定です(客席や舞台のレイアウトは変わります)。参加される皆さん、大いに楽しんでいってください! 9月26日の夜、サイボウズ東京オフィスでお待ちしています!

TechLION vol.31は9/26開催!セキュリティエンジニアが競演!

ゼネラルマネージャーの法林です。

前回のTechLIONのエンディングで、「次回は8月から9月前半ぐらい」とか予告したような記憶がありますが、準備にいろいろと手間取ってしまい、ようやく次回をアナウンスするところまで漕ぎつけました。

ではさっそく、次回の概要をお伝えします。

TechLION vol.31概要

  • 名称:TechLION vol.31 with tech@サイボウズ式
  • 日時:2017年9月26日(火) 18:45開場、19:15開演、21:30終了予定
  • 場所:サイボウズ株式会社 東京オフィス
  • 料金:事前支払1,500円、当日2,000円 (軽食/ドリンク付き)
  • 出演:辻伸弘、根岸征史、piyokango
  • MC:法林浩之、馮富久
  • 詳細:http://techlion.jp/vol31
  • 参加登録:http://techlion31.peatix.com/

イベント名称や会場などの変更については後で説明するとして、先に出演者とトークのテーマをご紹介します。

まずは辻伸弘さん。セキュリティエバンジェリストとして数多くの活動をされている方です。いつか出演してほしいと思っていたのですが、ようやく実現しました。辻さんに出てもらうということはテーマはもちろんセキュリティで、他の出演者も辻さんと相談して決めました。1人は根岸征史さん。IIJのセキュリティインシデント対応チーム(IIJ-SECT)やOWASP Japanなどで活動されています。最近は辻さんとポッドキャストもやっているそうです。そしてもう1人はpiyokangoさん。セキュリティ情報ブログ「piyolog」を運営されていて、情報の速さと的確さに定評のある方です。以上3名の方々をお迎えしてお送りします。(さも自分でブッキングしたかのように書いてますが、実際には馮プロデューサーが全部やってくれました(笑)。馮さんありがとう!)

トークの内容はまだ固まってはいませんが、最近のセキュリティ関連の出来事に加えて、セキュリティエンジニアとはどういう職業なのか、モテるのか?(笑)、などなど、楽しんでもらえるトークセッションにしようと考えているところです。ぜひご期待ください。

そんな次回vol.31ですが、運営面でいくつかの変更があるのでお伝えします。

会場が変わります

ここ2回ほど、東京カルチャーカルチャーにお世話になりましたが、次回は日本橋にあるサイボウズ東京オフィスをお借りします。TechLIONは旗揚げからずっとライブハウスなどのイベントスペースで開催してきましたが、近頃はIT企業もイベント用のオシャレな部屋を持つところが増えてきて、これならTechLIONの雰囲気を保ったまま開催できるのではないかと思い、お願いすることにしました。

また、サイボウズのスペースをお借りするにあたり、同社の情報サイトである「tech@サイボウズ式」とのコラボイベントという形を採ることにしました。そのため、イベント名に「with tech@サイボウズ式」が付いています。会場を快くご提供いただいたサイボウズの風穴江さん(TechLION vol.26に出演)、ありがとうございます!

参加登録サイトと支払い方法が変わります

今までは参加登録をDoorkeeperで受け付けていましたが、次回はPeatixで受け付けます。また、これまで参加費は当日払いでしたが、次回は事前徴収でお願いします。キャンセルもお受けしません。Peatixにはチケットの譲渡機能があるので、行けなくなった人はそちらをご利用ください。

経緯をかなり端折って説明すると、キャンセルする人が多いと人数が読みづらい、従来は飲食を店にまかせていたが次回は自前で用意しなければならず、少しでも人数の予測精度を上げたい、といったところが変更の理由です。これがベストの策という自信はありませんが、まずは試行錯誤します。

トークイベントへの想いは変わりません

いろいろ変更点を挙げましたが、変わらないところもあります。飲みながらトークをし、それを皆さんにも飲みながら楽しんでもらうスタイルは変わりません。そして、トークイベントに対する私の想いも変わりません。会場に足を運んでくださる皆さんに楽しんでもらえるように、少しずつでも改善を重ねながら続けていきたいと思っています。これからもTechLIONをよろしくお願いします。

運営者たちに学ぶ「愛されるコミュニティ作り」のコツ 〜TechLION vol.30レポート〜

店の看板

ゼネラルマネージャーの法林です。

開催からちょっと間が空きましたが、6月8日(木)に行ったTechLION vol.30のレポートをお届けします。今回はこちらの方々をゲストにお迎えしました。

  • 小島英揮さん(JAWS-UG設計者、CMC_meetup発起人)
  • 牧大輔さん(builderscon運営チーム、元YAPC::Asia Tokyo主催)
  • 星野邦敏さん(コミュニティコム代表取締役、コワーキングスペース7F運営代表者)
  • 平井則輔さん(JANOG副会長)

切り口やジャンルはそれぞれですが、皆さんコミュニティ運営をずっとやってこられた方々ばかりです。今回の対戦は自分もとても楽しみにしていました。

さて本番。馮さんと法林によるオープニングトークの後、ゲストの皆さんをお迎えし、かんぱーい!試合開始です。

かんぱーい!

前半戦

前半は、ゲストの方々それぞれに私から質問を投げかけて、それをもとにトークを展開しました。ゲストの皆さんに提示した質問は以下の通りです。

  • 小島さん:「AWS Summitどうでした?」「AWS以後の活動について」
  • 牧さん:「buildersconの準備はどうですか?」「YAPC::Asiaとbuilderscon」
  • 星野さん:「増床するんですか?」「地域コミュニティの楽しみと辛み?」
  • 平井さん:「JANOG40の準備はどうですか?」「20年間ずっと活発なのはなぜ?」

小島英揮さん
牧大輔さん

展開されたトークの詳細はYouTubeにて配信した映像をご覧いただくとして、ここでは自分の印象に残った言葉をいくつか記します。

  • 日本のAWS Summitは世界中のAWSイベントの中で最大規模
  • 最大規模になる過程でコミュニティが果たした力が大きい
  • 会場はクラウドと違ってオートスケールしない(笑)
  • buildersconではトークの採択にSNSを活用している。例えばfacebookのいいね!の数などを参考にしている。
  • buildersconを立ち上げたのは、誰でもやれるカンファレンスの枠組みを作りたかったから
  • 星野さんが経営するスペースは、ビルの7Fにあるので「コワーキングスペース7F」と命名したが、増床して6Fや8Fにも進出したため、今では8Fにも「貸会議室6F」が存在する
  • コワーキングスペースは、実施するイベントと置いてある本で来店する客層が変わる
  • JANOG40ではJANOG設立20周年記念イベントも実施される。歴代会長が登場したり、被災地関連の話題もあり。
  • JANOGが20年続けられたのは、困っている人達の受け皿になれたから
  • JANOGには運営委員の役割を記した文書があり、その中に「運営委員としての役目を果たせなくなったら自ら辞任すべきである」というような一節がある

これだけでもかなり濃い話だったような気がしませんか?気になった人はぜひ映像でご確認ください。

後半戦

後半は、私からお題を提示しながらも、基本的にはフリートークで展開していきました。こちらも、私の心に残った言葉をいくつかご紹介します。

星野邦敏さん
平井則輔さん

  • コミュニティは技術者のものと思われているかもしれないが、実は顧客と企業を結びつける良いマーケティング媒体になっている
  • 昔に比べてコミュニティが緩やかになっている。例えば、昔はフットサルをやりたければチームに入らないとプレーできなかったが、今は「個サル」といって、1人で会場に行くと、そこに集まった人達でプレーできる。
  • コミュニティは「一緒にやりたい奴とやる」のが一番いい
  • コミュニティが愛されるコツは「大義名分」や「共感できるお題目」
  • 愛を表現できる場を作るとよい。たとえばライトニングトークとかでいろんな人に発表する機会を提供するのは効果的。こうすることで参加者から当事者になれる。
  • MLに比べてSNSは反応が得やすいので、コミュニティの運営上、とても良い
  • 原始時代から人は火を囲んで一緒に食事をしてきたので、現代でも人と仲良くなるために食事をすることは良い手段。懇親会とかランチとか。
  • 異業種からITのコミュニティに入るのは難しい。だからコミュニティへの入りやすさを維持することは大事。
  • IT業界は同業他社の人達が集まってお互いの技術を公開し合っているのがすごい。その背景には、ITの世界は技術の賞味期限がとても短いので、持ち腐れになるぐらいなら公開した方がその人の価値が高まるという事情がある。

他にもいろいろと面白い話題が出ました。詳細はぜひ映像でご確認ください。

おわりに

こんな感じで話が進み、最後には会場からの質問も受けて、2時間のトークセッションはお開きとなりました。ゲストの皆さんにたくさんしゃべっていただいたせいか、時間がとても短く感じました。

そして、今回のテーマとして掲げた「愛されコミュニティの作り方」、このトークセッションを聞くだけでコミュニティに人を集められるようになるわけではありませんが、いくつかのヒントは得られたような気がします。私自身、長くコミュニティの運営をしていますが、こうしてコミュニティ運営に関するセッションをするたびに新しい知見が得られますし、また奥の深さを感じます。この分野、まだまだこれから広がっていくと思いますので、読者の皆さんも今から飛び込んでみてはいかがでしょうか。

最後になりましたが、出演してくださった皆さん、それから会場でいろいろとサポートしてくださった東京カルチャーカルチャーの皆さんにも、厚くお礼を申し上げます。カルカルは本当にやりやすい会場です。特に飲み物が減ってくると何も言わなくても補充されるのが(爆)。あれは飲み過ぎになるので危険です(笑)。

それから、次回のTechLIONは、夏から秋に入る頃に開催したいと思っています。ただいま企画を練っていますので、テーマや出演者や日程が決まり次第、お知らせします。楽しみにしててください!

出演者集合!

TechLION vol.30「愛されコミュニティのつくりかた」出演者決定&予約開始!

ゼネラルマネージャーの法林です。

6月8日(木)に開催するTechLION vol.30「愛されコミュニティのつくりかた」。すでに、JAWS-UG設計者/CMC_meetup発起人の小島英揮さん、builderscon運営チーム/元YAPC::Asia Tokyo主催の牧大輔さんの出演をアナウンス済みですが、さらに2人の出演者を追加し、全出演者が確定しましたのでお知らせします。

新たな出演者の1人目は、JANOG(JApan Network Operators’ Group)副会長の平井則輔さんです。JANOGはインターネットの運用者コミュニティとして約20年にわたり活動している団体で、半年ごとに行われるJANOGミーティングは、全国どこで開催しても500-600人が集まります。これは間違いなく愛されているコミュニティでしょう。この熱というか愛情ははどこから来るのか、ぜひお聞きしたいと思って出演をお願いしました。

そしてもう1人の出演者は、さいたま市は大宮駅前で「コワーキングスペース7F」などの施設を運営されている、株式会社コミュニティコム代表取締役の星野邦敏さんです。こちらは馮プロデューサーのブッキングにより出演が実現しました。

愛されコミュニティというと、大規模イベントをやっている団体をイメージしてしまいがちですが(少なくとも私はその発想しかなかった)、コワーキングスペースという場を通して、地域に愛されるコミュニティ作りをしている人はどうですか?という馮さんの提案には唸らされました。馮さんと私が好きな野球に例えるなら、馮さんがすごい変化球を投げてきて私が思わず手が出ちゃって討ち取られた、みたいな感覚です。

というわけで、自分が当初考えていた以上に楽しみな顔合わせになりました。たかだか2時間ほどのトークライブで聞きたいことを全部聞けるわけがないんですが、どんな話題を振るかとか、場を盛り上げるための方策とか、これから一生懸命考えます。楽しみにしていてください。

そして!今日からTechLION vol.30の予約を受け付けます!
いつものようにDoorkeeperで受け付けますので、興味ありという方はぜひご予約ください!参加登録ページはこちらです!

TechLION vol.30

vol.30という節目にふさわしい試合が組めたと思ってます。ぜひ見に来てください。よろしくお願いします!
フライヤーも作ったので、オフラインでの紹介にぜひお使いください。実際、私もイベント会場などで人に説明するときによく使ってます。TechLIONって名前だけでは何をやってるイベントか全然わからないので(^^;;

それでは、6月8日、東京カルチャーカルチャーでお会いしましょう!

次回TechLIONは6/8(木)開催!テーマは「愛されコミュニティのつくりかた」

ゼネラルマネージャーの法林です。

少し先の話になりますが、次回のTechLIONの概要が決まりましたのでお伝えします。

テーマ

次回は「愛されコミュニティのつくりかた」をテーマにお送りします。
IT業界には無数のコミュニティがありますが、その中でも熱いファンに支えられているコミュニティがあります。そういうコミュニティってどんな人が運営しているのか、何か愛される方法とかあるのか、いろいろ聞いてみたいと思って企画しました。

出演者

まず2名の方が決まりましたのでご紹介します。

  • 小島英揮さん
    アマゾン在籍時にJAWS-UGを立ち上げ、クラウド系コミュニティの最大勢力に育て上げた人として知られています。現在はアマゾンを離れ、多くの企業でコミュニティマーケティングを実践したり、勉強会を開いたりしています。
  • 牧大輔さん
    Perlをはじめとする開発者向けのカンファレンス・YAPC::Asia Tokyoの運営を取り仕切り、この分野では最大規模のイベントにした人です。現在はYAPCを離れ、開発者向けの新規イベント・buildersconを立ち上げて運営しています。

お二人とも愛されるコミュニティ作りをしてきた方々と言って間違いないと思います。いつかTechLIONで話を聞きたかった方々でもあるのですが、こういうタイミングで同時に出てもらえることになり、ファンの皆さんよりもまず私がうれしいです。すみません。

出演者はもう少し増やそうと思ってます。
交渉中なので決まったらアナウンスします。
増えなかったらすんません。

日程と場所

日程は、6月8日の木曜日です。今のところ前回同様19時30分試合開始予定です。
場所も前回と同じく、渋谷・東京カルチャーカルチャーです。
カルカルの皆さんお世話になります。

 

詳しいイベント情報はTechLION vol.30のページをご覧ください。そう、次回で30なんです。特に記念の何かをすることは考えていませんが、この試合が記念になればいいです。

事前予約の受付開始はちょっと先、たぶん5月連休の前後ぐらいになると思います。今のところはまず、皆さんの予定表の6月8日のところに、ぜひTechLIONとご記入ください。きっといい試合になると思います!ご期待ください!

TechLION vol.29レポート ~CTOに聞くエンジニアとマネージャーのあり方~

ゼネラルマネージャーの法林です。

2/22(水)に開催したTechLION vol.29のレポートをお届けします。

オープニング

今回から新会場・東京カルチャーカルチャーでの開催となり、今までよりも高い舞台に多少緊張しながらもリングイン。以前にこのブログで紹介した「いいちこ棒」を使って簡単な参加者層調査を行いました。結果はこんな感じです。

  • 参加者の半分は初参加、残り半分は常連(5回以上参加)
  • 参加者の8割がエンジニア
  • 参加者の年齢は20代と30代が1/4ずつ、残り半分は40代以上

やはりオッサンが多かった…俺のせいだスマンと思いましたが、予想以上に若い世代も多いという声も。まあ老いも若きも楽しんでいってください!

この後、本日のゲスト・伊藤直也さんと柄沢聡太郎さんをお迎えし、乾杯!試合開始です。

前半:エンジニア視点

前半はエンジニア視点での話として、お二人の新卒時代や、転職に際して考えたことなどをお聞きしました。以下、要点をお伝えします。

  • Webプログラミングの面白さは、簡単なプログラムでも見た目にわかりやすい成果が出せることや、短期間で開発したサービスでも人に使ってもらえることで、これがお二人をWebサービス開発の世界に引き込んだようです。
  • 初めての転職ではお二人ともそれなりに悩んだようですが、最終的に決意させたのは「このチャンスを逃すと次の機会は当分来ないかもしれない。だったら今挑戦しよう」というチャレンジ精神でした。
  • 著書に関する話もしました。ここでは直也さんから「本を書くとかサービスを作るとかは若いときにやった方がいい。もうすぐ40歳の自分が本を書いてもあまりプレミアム感がない。『若さプレミアム』は大きい」というコメントがありました。

後半:マネジメント視点

休憩をはさんで後半は、マネジメント視点での話をお聞きしました。こちらもいろんな話が出てきましたので要点を紹介します。

  • マネージャーになるとコードが書けなくなるという話がよく聞かれますが、直也さんは「今一番大事なことをやるのがマネジメントである」という考えに立ち、今の会社の最大の問題である技術的負債を返済するために自分でコードを書いているそうです。
  • 適切な技術の選択という話題について、メルカリがPHPを採用している理由や、直也さんが一休のサービスを開発するにあたりPythonを採用した経緯など、具体的な例を示しながらトークが展開されました。
  • 最後に採用の話がありました。エンジニアの採用において意識しているのは、技術力よりも問題解決能力や事業への共感の度合いだそうです。「技術しかない人はそれをマネジメントする人が別途必要になってしまう」(直也さん)「メルカリを使っていない人を採用することはまずない」(聡太郎さん)といった言葉が印象に残りました。


おわりに

こんな感じで話をするうちに、2時間半のトークセッションはあっという間にお開きとなりました。

今回、ゲストがTechLION史上最少の2名であることや、スライドもまったく用意せずに臨んだので不安もありましたが、ゲストのトークがとても興味深く、楽しいトークセッションをお届けすることができました。直也さん、聡太郎さん、ご出演いただきありがとうございました!

試合の模様をさらに詳しく知りたい方は、ツイートまとめや写真や映像でお楽しみください。

次回のTechLIONはまだ何も決まっていませんが、5月か6月ぐらいに開催したいと考えています。場所もできればカルカルで。ただいま企画中ですので、楽しみにお待ちください!