最近マイブームのIngress

次回、Ingressのネタってこともあり、私とIngresという話を少ししてみます。
Ingressとの出会いは、 TechLION Vol.5で出演された吉岡さん達と四ツ谷で飲んでいた時。
ちょうど就職が決まった時でしょうか。散歩が好きな吉岡さん達と飲んでいる時、吉岡さんと私が、飲みながらそそのかされて一緒に始めたのがきっかけ。

Ingressとは、Googleが始めた位置情報(GPS)を用いた陣取りゲーム。実在するポータルを元に、二つのチーム(緑と青)に分かれて、ポータル同士をリンク(線で結ぶこと)し、陣を作り、競い合うゲームです。位置情報を用いていることから、実在する場所に行かない限り、リンクを張ることが出来ないので、外に出歩くことがほぼ必須のゲームですね。

最初、MVNOのSIMとNexus7で使っていたら、お仕置きが厳しくインストールができず、一緒にいた人にテザリングをしてもらい、大変な思いをして、インストールした記憶があります。また、携帯電話を持っていない(PHSのみ)ので、SMS認証ができず、一緒にいた方の携帯で挑戦させてもらうなど、非常に苦労してインストールしました。正直、こういう認証は私にとっては非常に困ります。

何とか苦労してインストールしたものの、Nexus 7 では、GPSの位置が取れなかったりして遊ぶどころじゃなかったので、しばらく放置していたのですが、ある人に iPhone 5(AU) を譲っていただいたiPhoneで活動始めました。契約がなくSIMが入っていないのでiPhoneでは通信ができず、Nexus 7でテザリングしながら、ぼちぼちと初めて活動し始めたのが、昨年12月。ちょうど周りの人がたくさんやっていて、Facebookにスクリーンショットなどをあげていたからですね。

20150422_INGRESSんで、負けず嫌いな性格なのか、私も本格的に始めました。最初はレベルが低いころはひたすら移動中にハック、レゾネータを刺すというひたすらチュートリアルという名の苦行修行。だんだんレベルが上がるにつれて、知り合いと出かけたらIngressで楽しむという感じになりつつ遊んでいたら、FacebookでIngressの集まりに呼ばれて、そこからIngressのチームに参加するという感じ。私は青色なので、IRT(Ingress Resistance Tokyo)というチームに呼ばれました。Googleのゲームということもあり、コミュニティーは、Google+上にフォーラムが存在していること、チャットにはハングアウトが利用されています。中に入ると、さりげなく私の名前が知られていました。

それは、あちこちのポータルを攻撃したり、レゾネータをさして、ポータルの所有者になったりしていたことから、どうやら、目についていたようです(こわい)。

なぜか、中にはいると、IT系の業界の人が多く、なかなかリアルでお会いすることが無かった人と、実はIngressの活動を通じてお会いするといったことがあります。

Ingressの良いところは、外に出て、ポータルという実在する“モノ”に対して、行うことから、地理的にその場所に集まる、移動する、歩くといったことから、ネット上のつきあいからリアルのつきあいになることも多々あります。ただ、ポータルにアイテムを刺すと、AgentName(ハンドル名みたいなモノ)がわかるため、実名だったり、ハンドルが人を示す場合、行動範囲がわかったりすることもあるので、自宅付近などは気をつけた方がよいといったケースもあるようです。

今や、IRTなどに所属するなど、日々レベルアップに勤しんで楽しく活動していますね。おかげさまで出歩くことが多くなり、以前から心がけていた健康のために1万歩あるくという目標が簡単に達成できるようになって、良いことなのかなとおもっています。また、歩くとき、施設などあまり意識しなかったことが意識するようになり、こういう施設があるのか、こういうところにこういうものがあったんだねぇという新しい発見もあり、とても楽しいですね。

TechLION vol.21開催のお知らせです。
・日時:5月25日(月)19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
・場所:SuperDeluxe

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TechLION vol.21

次回は、法林さん、バトンおねがいしまーす♪

TechLIONスタッフはスポーツ好き!?

こんにちは。スタッフの高坂です。

新年度が始まり早2週間。
4月は、入社式・歓迎会・お花見など忙しい時期ですが、そろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。
環境や季節の変わり目は、体調崩しやすいのでお気を付けくださいね。

どうやら今年花粉症デビューしたっぽい(多分ヒノキ)私は、もう少し花粉と戦います(笑)!

さて、今回何を書こうかなぁ−と色々考えていたのですが。。。

TechLIONのコアスタッフでMCの法林さんと馮さんはスポーツ大好きらしいです。
法林さんがプロレスの大ファンだということは皆さんご存じですよね。いつも試合の時にはお気に入りのチャンピオンベルトで試合してますし。
そして、馮さんは大の野球好き。スタッフブログの冒頭にたびたび野球ネタが出て来ますね〜。

というわけで、私も好きなスポーツを紹介しようかなと思います。
実は私、二輪のロードレース(MotoGP)が大好きなのです。

なにそれ?という人のために。
タイヤメーカーのブリジストンのサイトに分かりやすい説明がありました。

“四輪の世界最高峰レースが「F1」なら、二輪の世界最高峰レースは「MotoGP™」である。 現在行われているロードレース世界選手権は、排気量ごとに3つのクラスに分かれている。 4ストローク単気筒250ccのエンジンを使う「Moto3クラス」、4ストローク4気筒600ccエンジンを使う「Moto2クラス」、そして4ストローク4気筒以下1000ccエンジンを使う「MotoGP™クラス」である。 特に、世界最高峰クラスの「MotoGP™クラス」では・・・・”
(ブリジストンHPより引用 http://ms.bridgestone.co.jp/category/moto_gp/

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、二輪の世界最高峰レースということ、排気量ごとに3つのクラスに分かれていますよってことです。

その中でもやはり見ごたえたっぷりなのが、一番大きい排気量のクラスですね。

2015年の開幕戦が、3月29日にカタールで行われましたが、最後まで接戦で見ごたえ十分。今年も面白いレースになりそう!と予感させるような開幕戦でした。

このレース、11月の最終戦まで全部で18戦あるのですが、その第15戦目が日本で開催されるんですね。
今年はこれ絶対行きたい!(実はまだ一度も生でMotoGPを見たことがない)

私が応援しているのは「モビスター ヤマハ」というチーム。
ヤマハはもともと自分が乗っていて大好きなバイクということもありますが、このチームのバレンティーノ・ロッシ選手を応援したいですね〜。
やんちゃでとっても可愛いんだけど(あっ、今は結構おっさんですが)、レースめちゃめちゃ強いんですよ。
見ていてやっぱりすごいなぁーと思います。

レースの次の日は寝不足でやばいかもだけど、今年も頑張ります!
みなさんも、新しい1年を有意義に過ごしましょうね〜!!!

バレンティーノ・ロッシ

TechLION vol.21開催のお知らせです。
・日時:5月25日(月)19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
・場所:SuperDeluxe

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TechLION vol.21

来週のスタッフブログはともちゃです。お楽しみに〜。

明日はいよいよTechLION!記念すべき第20回です!

こんにちは、星です。
明日はいよいよTechLION vol.20です!
20です!20回記念です!めでたいですね!

さて、早速協賛品のご紹介です!

kome_10

協!

 

 

 

kome_20

賛!

 

 

 

kome

品!!!

なんとなくお久しぶりなUSP米をUSP研究所からお送りします~!
抽選会やアンケートでゲットしてくださいね!

 

 

それからそれから

写真 2015-03-19 8 37 49

じゃじゃじゃじゃじゃん!!!
技術評論社さまより豪華な書籍の数々をご提供いただきました!
ありがとうございます!

 

詳細はこちらです。
φ(.. )[データベースの気持ちがわかる]SQLはじめの一歩

φ(.. )【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド

φ(.. )事例から学ぶ情報セキュリティ 基礎と対策と脅威のしくみ

φ(.. )スクラム実践入門 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス

φ(.. )Software Design 2015年4月号

 

この他にもまだまだございます!
当日は皆様是非是非抽選会にご参加くださいませ!
アンケートのご協力もよろしくお願いいたします!

 

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(σ・ω・)σお願いしたいこと
当日は、19:00開場でございます!
これより早くお越しいただいても、外でお待ちいただくことになってしまいますので、
どうぞ19:00以降にお越しくださいませ。

前売り券は本日18時まで販売しております!
★事前予約ありお支払い★(2,700円を事前または会場払い、1ドリンク700円分込)

TechLION vol.20

★予約なしお支払い★(3,200円を会場支払、1ドリンク700円分込)
(事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)

 

お申し込みがまだの方は、是非!お急ぎください!
たくさんの方のご参加お待ちしております。

ではでは、明日みなさまにお会いできるのを、スタッフ一同楽しみにしております!
( ´ ▽ ` )( ´ ▽ ` )( ´ ▽ ` )

TechLION vol.20,来週24日いよいよ開催!~ITの20年―過去・現在・未来―を語る

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。

早いもので3月も中盤を過ぎました。皆さん,スギ花粉,大丈夫ですか? 僕はかなりやられています苦笑
(それ以上にオープン戦の巨人の戦い方がモヤモヤしすぎてフラストレーションが溜まっていますw)

それはさておき,2015年最初のTechLION vol.20,いよいよ来週3月24日に開催です。

すでにご案内しているとおり,今回は20回目の記念開催,そこで20という数字にちなんで,20年前のIT/インターネットをテーマにスピーカーの皆さんをお呼びしました。

今回ご登場いただくのは,IT/インターネット業界で20年以上活躍されている皆さんです。それぞれの得意ジャンル・守備範囲・扱ってきた内容に関する20年の歴史について語っていただきます。

お三方の演題は次のとおり。

  • Javaの20年 / 櫻庭 祐一
  • 20年前のバックアップテープと格闘して思ったこと ftp.iij.ad.jp@1993 / 堂前 清隆
  • 災害コミュニケーション~災害時におけるIT利活用とその課題~ / 松本 直人

さて。

20年前の1995年と言うと,IT/インターネットの分野が大きく生まれ変わったターニングポイントの年でもあります。この年に誕生したものの代表格として,Windows 95がありますね。このOSが登場したことで,一気に家庭にコンピュータが普及したと言っても過言ではないでしょう。

Javaの20年

さらにJava。今や言語としてはもちろん,基盤技術としても重要な役割を担っており,スマートフォン~サーバサイド,そしてクラウドまで,Javaが関わる範囲は多岐にわたります。

櫻庭さんのコーナーではこの「Java」にフォーカスを当て,Javaが歩んできた20年,また,櫻庭さんご自身が注目してきたJava SEを中心とした技術の変遷,さらにJavaOneという世界最大規模の開発者カンファレンスの動向など,まるっとJavaについて語っていただきます。

ストレージの20年

この20年ソフトウェアだけが進化したわけではありません。ストレージも大きく変化しました。20年前に主流だったテープドライブから,年々メディアはコンパクト化しながら,容量は大規模化し,ストレージの特徴は大きく変わりました。今では手元に置くだけではなく,インターネットの向こう側にデータを保存するクラウドストレージまで存在します。

堂前さんのコーナーでは,20年前のバックアップデータを題材に,そのテープの中に含まれていたデータが何だったのか――会場で大公開! この20年におけるデータバックアップとストレージ,それを取り巻く環境についてお話いただきます。

コミュニケーションの20年

ソフト,ハード,この2つの存在の20年とともに,最も大きく変わったものがあります。それは「情報」です。そして,情報を軸にした人間のコミュニケーションスタイルが大きく変わりました。20年前と言うと,あの悲しい阪神大震災が起きてしまった年でもあります。また,3月という月は4年前に起きてしまった3.11――東日本大震災への意識が強くなります。どちらもこの日本で起きてしまったつらい災害です。そのとき何が起きて,被災した方,周囲にいた方,そして自分たちが何を考え,どう行動したのか。

最後の松本さんのコーナーでは「災害コミュニケーション」を題材に,実際に災害時におけるインターネット活用に取り組んだ松本さんご自身の印象と感想,それを踏まえて,今の時代に起こりうるであろう災害に対してどういう心構えを持つべきか,そして,どのようにインターネットを活用すべきか,考察していただきます。
 
以上,ソフト・ハード・情報/コミュニケーションの20年を振り返り,最後はお三方+法林GM・馮のMC2名,計5名によるフリーディスカッションを開催します。
 

20年前の『Software Design』

ちなみに……手前味噌ですが,20年前の1995年,僕が1999年~2008年の10年間在籍していた雑誌『Software Design』(SD)はすでに刊行されていました(1990年10月なので,このとき創刊5年目。そして本日18日,最新号発売ですw)。

せっかくなので1995年のSDの表紙をお見せします。

20年前の『Software Design』
20年前の『Software Design』

Windows/インターネットなど,キーワードが時代を表していますね!さらに細かなところで,SolarisやSPARC,Perl 5,MOSAICなど,ご年配諸先輩方にとっては胸がアツくなるキーワードも見られます。TechLION vol.20当日はこのあたりの話でも盛り上がりたいところです 🙂

あ,もちろん,過去を振り返るだけがTechLIONではありません。20年という時間が生み出したものを振り返り,歴史を学んで,次の20年がどうなっていくのか――それを語っていくのがTechLIONの醍醐味です。

来週3月24日,諸先輩方も若手の皆さんもぜひ六本木SuperDeluxeに足を運んで,みんなでIT/インターネットの過去・現在・未来について語りましょう!
 

次回,開催直前情報は星さんによる豪華プレゼント紹介です~

TechLION映像転載顛末記

TechLION配信担当の木下です。いつもはTechLIONの試合の実況配信をしており、こちらの方で記事を書かせていただく事はないのですが、今回配信アーカイブをYouTubeへ転載した際のドタバタの一部始終なんぞを書いていこうかと思います。この記事を読んでいただいて何かのお役に立てれば幸いです。

さて、配信アーカイブの転載を行うキッカケとなったのは、皆様もご存じかと思いますがUstreamの無料アカウントユーザーの動画保存期間が30日の有限となり、配信からすでに30日以上経過した動画は昨年の10月30日に全て削除(後に11月末までに延長)という発表でした。

発表を受け、

  • Ustreamプレミアムユーザとなる
  • 別の動画配信サービスへ動画を転載する

のいずれかを行う必要があり、スタッフ間で相談した結果、YouTubeにTechLIONのアカウントがあるため、可能であればYouTubeへ転載を行い、転載が不可能な場合でもまずはTechLIONのこれまでの配信動画の保存を行う事に決定。保存についてはすでにスタッフのTomochaさんが保存をしており、自分の対応としてはYouTubeへの転載可能かの確認および可能なら転載ということとなり、さらに念のため自分のほうでも動画の保管の作業を行うことにしました。

通常なら、これで淡々と作業を進めていけば良いのですが、会社の業務関係で配信していた動画の保管も必要となり、結局TechLIONの転載・保存と同時進行で作業を進めていくという状況で作業を進めていくこととなりました。

今回の転載と保存については、Ustream側よりYouTubeへの転載方法と動画の保存方法が公開されており、YouTubeへの転載に関しては規約等で問題なさそうに思えたのですが、念のため動画の転載を行って無事に閲覧できることを確認、ということで転載を行い、一部トラブルがあったものの再度転載することで問題は解消し、無事にすべての配信アーカイブの転載を行う事ができました。

保存に関しては、動画でしかも本数が多いため新規に大容量ストレージを用意する必要があるかと思われたのですが、管理ページで動画の全体のサイズを確認したところ、手元にある保存用デバイスで対応可能なのがわかったので、Ustreamより公開されていたmiroというソフトを使って保存をしようとしたところ、なぜかダウンロードが行われないという現象が発生。

miro-mac
Mac版miro(写真は執筆当時のもの)。作業当時はWindows版と同じDownloadの文字があったのですがなぜかダウンロードが始まらず…

一本もダウンロードできず慌てたのですが、どうも自分のメインマシンがMacで、Mac用のmiroが怪しいということになり、Windowsマシンにmiroを入れてみたところそれまでの苦労がウソのようにダウンロードが成功し保存が進行。

miro-windows
Windows版miro(写真は執筆当時のもの)。こちらの方は順調にダウンロードが行われました。

大半のファイルは保存が完了したのですが、サイズの大きな二つのファイルのみmiroでは保存に失敗し、管理画面の番組一覧よりダウンロードを行っても結果は同じ。どうしようかと考えていたところFirefox用の動画ダウンロードプラグインであるVideo DownloadHelperを使ってFirefox経由で試したところ何とかダウンロードに成功、同時進行していた方も無事保存に成功し何とか対応が完了しました。

DownloadHelper
FireFoxのDowLoadHelper。インストールすることにより動画の保存が簡単に行えます。

今回作業を行って感じたのですが、クラウドサービスが変更もしくは廃止になり、それまで使用していたサービスが使用できなくなるとユーザへ多大な影響が現れるという話は結構ありましたが、今回はそれに近い話ではあったのかなと思いました。今回は別の配信サービスへアーカイブを持っていくという解決策がありましたが、これも複数のサービスを利用して一方のサービスが使えなくなっても別のサービスを使用する事で危機的状況を回避するというのも「最近の流れの様なものなのかな~~」という感覚を覚えた次第です。

現状TechLIONは、実況配信はUstream、アーカイブの公開はYouTubeという体制となっておりますが、現在配信サービスの変更を含めて検討中なので、もしかするとそのうち、別の配信サービスを使用して配信を行うことになるかもしれません。

そして、配信を見ていただけるのはもちろんとてもうれしいのですが、お時間がありましたら会場の方にもぜひ足をお運びください。次回vol.20のチケットも絶賛発売中です。

以上、長々と乱筆乱文にお付き合いいただきありがとうございました。来週は馮さんお願いします。

TechLIONのマークの意味

取材班まつうらです。今週のリレーブログを担当します。今日はTechLIONやいくつかの企業マークの豆知識を紹介します。

マークとは、組織の存在と思想を伝える入れ物

蓄音機に耳を傾ける犬(ニッパー)のマークといえば日本ビクター(現JVCケンウッド)、スリーダイヤといえば三菱グループ、日本の二文字をコウモリの形に意匠化したコウモリマークといえば日本石油(現JX日鉱日石エネルギー)。……という具合に、マークを見れば思い浮かぶ組織があると思います。

それでは、このマークはどうでしょうか?

グリフォンマークTechLIONを思い浮かべてくださいましたか?ありがとうございます。

でも実はこれらのマーク、どれも上記各組織のオリジナルというわけではなく、同じマークを使用している別組織(注1)があります(ありました)。それでも共用している複数の組織の中から特定の組織が思い浮かぶのは、その組織が長きわたり生き続け、存在と活動を認知されたからといえます。逆にマークを制定する組織は認知の受け皿として、マークに自分たちの思いを込めます。

(注1)ニッパー犬マークは、日本ビクターの他にもHMV社RCAレコード社が。スリーダイヤマークは、三菱グループ以外にも三菱鉛筆や三菱タクシー(現未来都タクシー)、弘乳舎三菱サイダー)が、コウモリマークは日本石油の他にもニホンローソクが使用。

TechLIONのマーク、「グリフォン」とは?

TechLIONのこのマークの動物はグリフォンといい、ワシとライオンから成る架空の生き物です。役目はいくつかありますが、一つはギリシャ神話に登場する酒の神、ディオニューソスの酒甕(さかがめ)を守ることとされています。このように神話の時代から存在しており、細部の異なる多数の意匠があるものの、古くから様々な組織が紋章などに利用してきました。

TechLIONのキーワードはご存知の通り、「技術の草原で百獣の王を目指すエンジニア」そして「酒」ですが、グリフォンこそがこれらキーワードを体現し、TechLIONというイベントを執り成す者の思想を込めるに相応しいマークだった、ということです。

本当に「無事」に、立ち上がったTechLION第一回

私にとって思い出深い回を、敢えて選べと言われたらvol.1です。今から4年前、TechLIONというイベントの体を作り、グリフォンマークにその思想を込めて無事立ち上がった第一回です。ここでの「無事」という言葉は飾りではありません。立ち上げようとしていた矢先に起こった大災害で、立ち上がるかどうか、そもそも今そんなことをしている場合なのかと最後まで悩んだそうです。

しかし、立ち上がってよかったと思います。

TechLION vol.1から古橋さんのトークセッション
TechLION vol.1から。sinsai.infoを立ち上げた古橋さんのトークセッション

以前編集長を務めていた雑誌USP MAGAZINE(現シェルスクリプトマガジン)でも紹介しましたが、sinsai.infoを立ち上げた古橋さんのトーク。住処を追われた親戚が私自身にはリアルにいる中で「ITは平常時の社会を潤す仕事。IT技術屋なんて非常時に一体何の役に立つのか?」という思いに苛まれていましが、そんな思い込みを吹き飛ばしてくれました。

TechLIONが立ち上がってから、私は毎試合毎試合、獅子王(ゲスト出場者)達が語る言葉とにハッとさせられてきました。酒を交わし、建前という鎧を脱いだ彼らが発する言葉には鋭さがあり、説得力があります。

このTechLIONらしさ。グリフォンマークと共にこの先ずっと守られていくことを願います。

vol.20開催のお知らせ

このブログでも何度も宣伝していますが、獅子王達のハッとさせられる一言がいつも何かしら聞けるTechLIONのvol.20が3/24(火)に開催されます。参加方法は、web予約(割安)、または予約なし来場で。

フライヤーにも勇ましいグリフォンが復活。とても嬉しく思います。
20 flyer 画像

リレーブログのバトン、次は木下さんに託します!

未来人との遭遇 (vol. 6)

どうもすいません冴えません。上田です。「印象に残った回」ということで一席ぶってくれと仰せつかったのでキーボードを激しくぶっ叩いております。

私の印象に残った回

わたくしの場合はVol. 6のまつもとさんの話で、今後のコンピュータアーキテクチャがどうなっていくかという部分が印象に残っています。コアが1000になったらどうなるかという、そいういう話だったのですが、実に自然な話でした。USP研究所ということで、そういう話を用意していただいたのかもしれませんが。

大学にいて「何とか省の何とかロードマップ」を作っているところに出くわすことが過去1回か2回ありました。先生たちが妄想をふくらませて書くのですが、いくら先生でも未来のことなど分かりゃしないので、読んでみると(さすがに先頭突っ走っている先生たちが書くのでとても面白いのですが)なんか力が入りすぎてるよなあと、それも含めて面白がっていたものです。

それと比べてしまうのもアレなんですが、まつもとさんのお話は上にも書きましたが何か自然というか、その未来の中に本人が入り込んで話してるんじゃねーかと思いました。だからまあ、私はあのとき未来人を眺めていたんだろうと思います。未来における当事者意識を持った人が何かを発明するのは道理にかなっているような気がします。

まつもとさんトーク中
手がブレているのはすこし時間軸のずれた空間に手を突っ込んでいるからという妄想

人の話を聞いたら行動ということで

ご当人が現在、新しい言語を作っていることはみなさまもご存知かと思います。私も気になってしょうがありません。

で、ここまで書いて自分のことを書くのが非常にはばかられる、というか最初から確信犯だったのではばかられるもクソもないのですが、私も言語というかシェルというか、シェル言語を作っており、今週末2/27, 28のオープンソースカンファレンスでお披露目をやります。現在はコマンドをつなぐところは粗々ですが書き切ったので、あとはシェル内での文字列処理等々、細かいところを作っていこうとしております。

本件、私の周囲のごくごく小さな範囲で「Matzさんに戦いを挑むのか!?」とザワザワしていますが、いろいろ違いがあるので戦いを挑んでいるわけでは決してありません。ここにコードがあるので全国のC++書きの皆様手伝っていただきたく・・・(ちょーーーっとコメントが少ないと苦情が出ています・・・)。なんだかよく分かってないけど最左導出でイチからパーサを書いております。どこにでもコードの説明に参上いたします。ていうかC++のレクチャーでもいいですよ。

えー。私事を書きすぎました。TechLION、未来人は希少種ですが出演者の皆様はご活躍の方ばかりですので、ぜひ楽しく食事しながら話を聞きにお越しください。

次回お申込みはこちらから

https://techlion.doorkeeper.jp/events/20284

出演者確定!出演者から演題と概要が届きつつあります。詳しくはこちら。
http://techlion.jp/vol20

次回は松浦さんですか。そうですか。

心に残ったのは、温かいHugでした。<vol.10>

私が一番印象に残っているのは、村井純先生が出てくださった回です。日本のインターネットの父です。このブログ読んでる方で知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、この業界のTOPに鎮座していると表現しても過言ではないと思っています。

そんな素晴らしい方に出演いただけるようになったTechLIONは、本当にすばらしいイベントだと誇りに思っています。MCをはじめとするスタッフおよび関係者およびスポンサーさまたち、並びにお客さまに、もう感謝しきれなくらいの有難い気持ちと、仲間意識を感じております。ちょっと書いてて興奮気味なのです、すみません。

20回目を迎えるにあたって、過去のイベントはどれも素晴らしいですし、1つに絞らなければならないなんて、八方美人(見た目は美人と形容し難い)の私の性格からして大変難しい選択ではあったのですが、ここはもうエゴもろ出しで、自慢できる内容にしてやろうとたくらんだのでした。おほほ。

●サイン本GET

本にサインもらった

この写真も本も、一生の宝物です。生きててよかった。ハレルヤ! \(^o^)/

●某岩波書店 と 物理学者の名言

WIDEネットワークは大学間の通信でしたが、初めての外部(民間企業)への接続は岩波書店でした。

NOCとは、ネットワークオペレーションセンターの略ですが、そのNOCとなったのが出版社だったそうなのです。

某大学教授の名言、外部に接続するために岩波をさらっと提案したら、

「岩波ならいいよ、だってアカデミックだもん。」

(民間企業なのに)大学の先生と交流が深かったため、ネットを繋ぐにふさわしい機関(民間企業だけど)として最初に選ばれたそうなのです。当時、専用線は不気味だったそう。このエピソードはMC含む会場一同へえぇぇっとなりました。
そして、物理学者で、特許もたくさんお持ちの後藤英一さんの名言

「電子メールよさようなら、FAXよこんにちは」

この言葉は後藤さんが村井先生に放った言葉です。
電子メールはUNIXや回線を触っている技術者には理解してもらえていたけれども、当時は賢者であって、世界的にも権力のある偉い人(しかも実家は超絶資産家らしい)でも、ネットを理解してもらえなかった。それが村井先生には衝撃だったそうです。

そこで、

「社会に受け入れられるものを作ろう」

と思ったそうです。

これは、忘れてはならない大切なお言葉ですね。うん。本当に。再確認です。

●ハグ

村井先生に別れ際にハグをお願いしたら、ハグしてもらえました。ハレルヤ! \(^o^)/
あの温かさ、一生忘れません。

●来場者のブログ

村井先生がいらしゃるということで、TechLIONに初めて来た、という方もいらした模様。
この回はたくさんブログに書いてUPしてくれていたと記憶しています。

●ビデオ

https://www.youtube.com/watch?v=LHdurRw5hYg
閲覧者数が少ないですが、Ustアーカイブから引っ越ししたばかりなのでそれが理由です。

●収録記事、紙媒体もあるよ。

村井さんの出た回の再録記事があるのは、USPMAG vol.7 です。ラッキー7!

弊誌(現在はシェルスクリプトマガジン)は少部数で発行しているので、在庫残りわずかです。是非記念にどうぞ。

●その他情報はこちらから

http://techlion.jp/vol10
http://techlion.jp/history

ハグしてもらったとか、サイン本もらったとか、事務局なのに、エゴ丸出しで本当に本当に申し訳ないです。

来場者に心から楽しんでいただけるよう地味な作業も手間な作業も喜んで引き受け今後もより一層がんばりたいと思います!!!

●次回お申込みはこちらから

https://techlion.doorkeeper.jp/events/20284

出演者が確定しました!
http://techlion.jp/vol20

来週のブログ担当は、第二シェル書籍を執筆中という噂のブラックエンジェル上田さんです!
シェル芸セカンドブーム到来か。

よろしくお願いいたしやす!

プログラミング言語対抗戦といえば

こんにちは、かなり屋です。
琵琶湖のほとりに佇む白亜の巨大施設、ピエリ守山がオープンして約2ヶ月となりました。馮さんのご期待にお応えして(?)本日の写真をペタリしますよ〜♪

閉店近くだったので。。。日中はもっとにぎわってますよ〜
閉店近くだったので。。。日中はもっとにぎわってますよ〜

さて、最近話題になったこちらの記事。
決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで – デイリーポータルZ
腕力勝負に法林GMが解説というガチさに胸を熱くしたかたも少なくないのではないでしょうか。
 
プログラミング言語対抗戦といえばTechLIONもありましたね!
それはvol.17でした。
 
第1部では小山哲志さん(@koyhoge)さんが語るITコミュニティの歴史にじーんときてしまいました。そして第2部はPerl,PHP,Ruby,Pythonそれぞれの言語イベントの実行委員長がずらりと並ぶ様子は圧巻でした。

 
これからもITコミュニティやイベントの文化が栄えることを願いつつ、ほんの微力ながらお手伝いができたらうれしいです…。また綱引きを超える(!?)イベントが誕生するのも楽しみですね!もちろん我らがTechLIONも引き続きよろしくお願いします。
 
次回のTechLIONは、20年のITの歴史を振り返ります!

参加申し込み方法

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.20

vol.20のフライヤーも完成ました!こちらもぜひご覧くださいっ!!
20 flyer 画像

次回は「かまぷの部屋」で快進撃中のかまたさん☆よろしくお願いします!

プロ野球キャンプイン!TechLIONもキャンプイン!あ、気になるTechLIONの想い出は……

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。

2月に入りました。まだまだ寒い日が続きますが、着実に春に近づいていますね。

そう、たとえばプロ野球!2月1日からキャンプインしています。

今シーズンはとくに元メジャーリーガーの日本復帰のニュースに注目です。

まずは何と言ってもドジャースやヤンキースでエース格の活躍をしていた黒田が8年ぶりに広島へ復帰。こういう形で日本人選手が現役バリバリの状態で復帰するのは初めてで、広島ファンならずともワクワクしますね(余談ですが、巨人ファンではありますが同い年というところも個人的に応援したくなるポイントですw)。

その他、平成の怪物松坂、新庄とともに北海道日本ハムの基礎をつくった田中賢介などなど、見所満載。中島はMLBに上がっていないのであえてふれません 🙂

これから2ヵ月の間、キャンプとオープン戦で一喜一憂し、そして、シーズンインを迎えることになるわけです。

さて、僕たちTechLIONも2015シーズンが始まります。前回の高坂さんのエントリでご紹介したとおり、開幕戦は3月24日(火)。テーマは20回目にちなんで「20」という数字。櫻庭さんにはJavaの20年を、堂前さんにはサーバ/インフラの20年をお話しいただく予定です。お二人のプロフィールを公開していますので、併せてご覧ください。

TechLION Vol.20
http://techlion.jp/vol20
 

■想い出は唯一出演者として参加したVol.5

さてさて。今年に入り、TechLIONスタッフによる「心に残るTechLION」として、それぞれの想い出を語っています。

僕の想い出はというと……

過去19回中、15回に参加している中、唯一、スタッフ側ではなく、出演者として参加したVol.5です。

この回は、新宿ロフトプラスワンで行われた最後(?)のTechLION。また、2011年は東日本大震災という日本にとって大きな、そして悲しい出来事があり、日本のインターネットやWeb業界にも、コミュニティや技術進化など新しい動きが見えた年でもありました。

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Vol.5出演時。やや顔が赤い?w
Vol.5出演時。やや顔が赤い?w

今では、法林GMとともに司会進行し、出演者と話し、ときにいじる側ではありますが、このときは出演者として、よしおかさん、みやもとさん、なかにしさんとともに、壇上で酒を飲みながら、途中、追加をオーダーしながら、年末の楽しい時間を過ごしたのを強く覚えています。

MC側というと、全体の進行などについつい気がいってしまいがちですが、このときは、けっこう自由に、法林さんに進行を任せつつ、放談できました。このときの感覚は今では大きな財産です。これからもMCの立場であるとともに、出演者の目線・感覚を忘れず、たくさんの出演者の皆さん、法林さん、スタッフ、参加者の皆さんと一緒にTechLIONをつくっていきたいと思います。

さて、繰り返しになりますが、TechLION 2015シーズンの開幕戦は3月24日。ぜひとも良い回にして、その3日後に開催される巨人の開幕戦を万全の体制で迎えて、今シーズンを乗り切りたいと思います。

3月24日、ぜひご参加ください!

次回はかなりやさんです~。ピエリ守山ネタが来るかな?(謎)。
 

参加申し込み方法

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.20

 

プログラム

出演:櫻庭祐一、堂前清隆、ほか調整中
MC:法林浩之、馮富久