『父母へ、お酒飲もうね!』 両親への手紙(風)、2014年の振り返り。

しばらく顔を見せずにごめんなさい。

ひろこは、毎日、楽しく、過ごしているよ!

今日はね、仕事の機会でね、お父さん、お母さんに手紙を書く機会をもらったんだ。

父上母上

私の仕事とお父さんお母さんとどう関係するか、ってとても疑問だと思うのだけど、『簡単に説明できないといけないな、どうしたらいいんだろう?』って考えていたら、まったく業界もわからない、世代も一回り以上違う人に、“とてつもなくわかりやすく説明してみたら面白いかも”って、考えたんだよ。 🙂

池上彰の影響かもね!あ、それでね、この手紙(公式ブログ公開)は実は許可をもらって無い・・・というか、今朝たまたまね歩いていたら閃いたことで、勝手にやっているだけなんだけどさ。へんな子だよね、私って。3人姉妹の中で一番へんてこだよね。うふふ。まあとにかく、今日は仕事のこと、わかりやすく書くから。お父さんたちに伝わるといいな、って思ってる。

 

TechLION(てっくらいおん)はね、IT業界で働く人達が集まるんだよ。

開催時間は夜でね。お酒が入るんだ。大丈夫、如何わしいことじゃないから。

え?心配だって?大丈夫だよ。(もうテキーラ飲めるぐらい大人なんだから。) 😳 

そうね、だいたい、60人~100人ぐらい集まるの。3~4人ぐらいの有名な人や活躍している技術者に舞台に立ってもらって、MC(司会)の人達と話をするんだ。一人はプロレス好きの技術者で、一人は巨人好きの出版社の人だよ。

それでね、IT技術の話をただ話すだけなんだけど、これが面白いんだ。

今時の言い方だけど、トーク・ライブって言うんだよ。たぶん共通の悩みとか、ニュースとかが分かり合える同志!という感じで楽しいのだよね。

それでね、今年はね、4回催されたんだよ。どれが面白かったかって疑問には答えられないな。だってみんな大好きなんだもん。こういうタイプって八方美人っていうんだよね。ほんとにね、冗談はだけにしておくわ。へへへ!

とりあえず、雰囲気が伝わるかな、かんたんにまとめるよ。

 

TechLION vol.16 (2014年3月5日開催)

東京大学教授で新しいネットワーク技術を研究している江崎先生、業界では超有名人。

奥さんも技術者の大場さんと、ビックデータに詳しい鈴木理恵子さん、Go言語の稲田さん。

ってこんなキーワードを出してもわからないか。

ひとつだけわかりやすく言うと、エネルギー問題もITで解決しようよ、ってすごい提案があったりしたんだよ。お酒飲みながらだけどね。 😎

3月

TechLION vol.17 (2014年6月26日開催)

この回にはね、イベント大好きな人と、プログラマーイベントの実行委員・主催者さん達に集まってもらったの。

小山さん、前島さん、和田さん、角谷さん、鈴木さん。(歩くOSSコミュニティイベントの生き字引・PHP・Perl・Ruby・Python)

20年前はITの環境がなかったから、当たり前にイベントができなかったんだって。

IT業界が作り出してる文化っちゅうものがあるんだって、あらためて勉強になったよ。お酒飲みながらだけどね。 😎

6月

TechLION vol.18 (2014年9月25日開催)

はやぶさプロジェクトの寺薗先生と、ケータイの文字入力の元祖を作った増井先生、企画提案が得意な瀬尾さん。

この回は宇宙ITの話とか・・・モノづくりの話だよ。

あのね、みんなね、ジョブスに騙されているんだって!面白かったな~あれは本当に名言だと思うよ。お酒飲みながらだけど思ったよ!ほんと盛り上がった。 😆

もちろん私はiPhone使ってるし、Mac大好きだけど、便利だと満足したら、それで終わりってことだって気づいたよ。

9月

TechLION vol.19 (2014年11月25日開催)

年末はセキュリティの話を特集にしたんだ。2014年はIT業界はセキュリテイ問題にたくさん悩まされたんだ。

ITセキュリティの警備隊JPCERTの満永さん、政府CIO補佐官の楠さん、女性でセキュリティサービスの提案しているまりさん。

この回はたくさん人が集まったんだ。今年はね、OSSっていうあまりセキュリティに問題ないだろうと思われていたソフトウェアに、脆弱性が見つかった年なの。

OSSってコードがネットワークに公開されていて、それをみんなで直したり作ったりするものなんだけど、普段使われていないような機能に問題があるって見つかったんだよね。

4階建ての家に人が入れないような・・・4階の窓に・・・そもそも鍵がなかった・・・という話だよ。

説明が難しい・・・!!ひろこはもっと勉強が必要だなって思ってるよ。お酒飲みながらね。 😎

11月

 

以上!

 

今年もたくさんの人と出会って、いろんな話を見聞きしたよ。お酒飲みながらだけどね。 😉

とにかく毎日がたのしくてしょうがないよ!

正月は顔を見せに行くからね~!お酒飲もうね!

 

ひろこより。

 

※ 本格的に振り返りたい方は、こちらのリンクよりどうぞ。 ⇒ http://techlion.jp/history

#テキーラ!!!

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vol.18報告(2/2)―未来がいくら合理化されてもコミュニケーションの大切さは変わらない

TechLION取材班のまつうらです。先週に続き、9/25に開催したTechLION vol.18のレポートをお届けします。

vol.18のゲストの皆様vol.18のテーマは「未来のライフスタイルとテクノロジー」。第二部では、お迎えした3人のゲストと司会2人の計5人が、このテーマに基づいた台本ナシのフリーディスカッションを行いました。

『やがてこうなっていくのではないか』、『将来はこんなことになっているのではないか』。ディスカッションが進むにつれ、現在とは異なった世界になるであろう未来の姿が少しずつ具体的に描かれていきました。しかし、それでも変わることのない普遍的なものとは。それでは後半戦(注1)の模様をご覧ください。

(注1)録画映像がありますのでの是非併せてご覧ください(第二部#2第二部〜エンディング)。(撮影協力:日本仮想化技術様)

■第二部 ジャングルバス.com

第二部第二部では4つのテーマについてトークが展開されました。ここではその中から2つのテーマについてなされたディスカッションを要約してお届けしたいと思います。

ウェアラブルコンピューティング

馮P:この間、アップル・ウォッチが発表されましたが、ウェアラブルコンピューティングについ聞いてみたいです。この手のものを既に使った事があるかとか、皆さんどう思われているとか気になります。
増井先生:塚本昌彦っているじゃないですか、だいぶ前からずっとウェアラブルで生活している……。彼とは昔同僚だったんですが、メガネをつけてアホかと思っていたらやっぱり全然流行らないし、突然何か知りたくなってググりたいというのもあんまり活用してるようには見えなかったし。私は腕時計とかすごく嫌いで、つけるの嫌なんですよ。本当はメガネも嫌なんだけど、よく見えないからつけている。よっぽどシンクロしないとつけられないんですよ。まあグーグル・グラスなんかは1日に5回くらいは便利かなーと思うんだけど、ちょっと使う気にならないですね。
瀬尾さん:自分の場合、ファッションに影響するものはあまりつけたくないなと。でもNike+でランニングする時にアップル・ウォッチで取れたら、その時は使おうと。色んな技術が何年かの周期でバージョンアップしてくるのでブレイクスルーが起こるんじゃないかと思いますけど、現時点ではまだ特殊用途という感じかなあと。
寺園先生:メガネや腕時計をつけたくないと増井先生がおっしゃっていたけど私もそう。あちこち置き忘れてしまって、後から大騒ぎしたり……。よく付け忘れるので、やるんだったら体に埋め込むとか、身体に無線LANが走っているとか、そこまでやらないとうまくいかないんじゃないかな。
瀬尾さん:一時的には生体に入れられても、人間の抗体の作用で膜が作られて機能しなくなっちゃうという話もありますし、そこをもっと恒久的にやりとりできるようなデバイスができた時に初めてウェアラブルの時代になるのかなあと。そこまでくるともう「ウェアラブル」と言わないのかもしれませんが。
寺園先生:宇宙飛行士なんかは例えば国際宇宙ステーションにいる時、人間の無重力の影響を調べるために、見られまくっているんですね。血圧やら心拍数やら、尿も採取して検査したりとか……。体にセンサーを埋め込むっていう方法もありますけど、外部からセンシングしてもいいわけですね。病院へ行かずともリモートで心拍数をずっと見張っていて、それがいきなり止まったら消防に通報するとか、そういうような動きが出てくるかもしれない。

2020年の24時間・2020年のスマホ

vol.18ゲスト馮P:これ聞きたかったんです。2020年は東京オリンピックがあるわけですが、最初の東京オリンピックがあった1964年と比べて、今現在は生活環境や活動時間ってかなり変わってると思います。では6年後はどうでしょう。特にITと絡めて。
寺園先生:私は、あんまり家の外に出なくても全てできるのが理想というか、通勤ラッシュは嫌ですね。会津に移ったのも、昔片道2時間かけて通勤していた時期もありましたが職住近接な場所がいいなっていうのもあってのことで……。さっき言った病院に行かなくてもセンサーで全部なんとかなるとか、問診もテレビ電話で受けられるとか、既に買い物はほとんどネットで届きますし。ほとんど家の中でっていう人たちが増えるかなあと思います。
増井先生:年を取ってくると特に重要な資源は時間なので、時間を無駄にしないことは大事ですよね。無駄にしないというか、長いと自分が思えばいいわけじゃないですか。一般的には年を取ると時間は短く感じられるという説がありますが、短いと感じるのはたいてい同じことを繰り返しているからで、人生gzipだと思うんですよ。昨日、今日と同じことやっていると、gzipのようにどんどん感じる時間が圧縮されてしまうけど、それは避けたい。それじゃどうするかというと、毎日違うことをすればいいわけですよ。……全然2020年と関係ないですけどそんなことを思っています。とにかく、何か違うことをやらないと。
瀬尾さん:6年後なので基本的には変わらないかなと思っています。ただ、知的な作業は先進国の人の特権のようなこれまでのイメージは変わるかなと。プログラムの学習コストとかどんどん下がってきて、物事に習熟する時間が昔に比べて増えていき、世界中で新しいことを考える人がどんどん出てきて、「ここまでできるのか」ってところにまでなってきました。
馮P:技術のコモディティ化なのかもしれませんね。
寺園先生:今逆に、何に時間がかかっているのかと考えると面白いですね。例えば掃除する時、昔はほうきだったけど、電気掃除機ができて、今はルンバができて……、主婦の仕事がぐんと減って家事や生活を変えましたよね。こうして考えると、瀬尾さんがおっしゃったようなクリエイティブな仕事に時間を割く人がもっと増えるかもしれない。もちろん、そうならないかもしれませんが。
馮P:でも増えた時間に何をしているかというと……
寺園先生:スマホゲームとかですか?(笑) それ知的生産じゃないですよね。一見楽しんでいるようですが頭は疲れているわけで、逆に怖いと思います。スマホゲーム作っている方がいたら申し訳ないですけど。
増井先生:ゲームに限らず、スマホ自体がダメでしょー。知的生産ができていないことは置いておいても、無駄なことを繰り返しているだけだし。そうすると時間を圧縮しているわけだから、人生を短くしているだけですよ。

MCs法林GM:2020年にはスマホってどうなってますか?
増井先生:あ、いい質問ですねー。2020年くらいになると、皆ジョブズの騙しから解放されているんですよ。だからみんなガラケーを使っている、と。(笑)
法林GM:僕には今作る能力はないけど、なんか別のものが出来ていて欲しいなあというのはありますね。
増井先生:正しいですよ。ぜひ作ってください。
法林GM:えー、俺が作るの!?
瀬尾さん:以前実際に話題にしたことがあるんですけど、まずスマートフォンを使っている姿がスマートではないという……。東横線とかでサラリーマンが疲れた様子でスマートフォンわざわざやっているんですよ。もっとシンプルなものがそろそろ出てほしい。

瀬尾さん:2020年には間に合わない、SF的な話ですけど……。AIが発達してAI自身が自分でプログラミングをするようになると人間の知的生産活動は飽和して要らなくなるかと思うのですが、そうすると人はそこでいう知的生産活動とはまた別の、かといって単純な労働とは違う別の何かを求めるようになるんじゃないかと。例えばコミュニケーションであったり……。その時価値を見い出されるであろう、その「何か」がこれから大事になっていくんじゃないかと考えています。
寺園先生:僕はけっこうウェットなところがあって、最後は人間同士かなって思います。最後は人間同士がハグをしないとコミュニケーションできないのかなっていう思いがどこかにあると思うんですね。家から一歩も出なくなると、逆に家から出て情報サービスを受けたいとか、たまには昔の長屋の生活にかえってみたいというふうに、欲求が出てきて、ずっとじゃないけど、昔の生活をしてみたいって思うようになるかもしれませんね。
増井先生:だからやりたいことは江戸の昔から変わっていないんですよ。旨いもん食いたいとか面白い話が聞きたいとか誰かと一緒にいたいとか……。今ウェブで一番流行っているのはコミュニケーションでしょ。人間生活にコミュニケーションが大事だっていうのも何千年前から変わっていなくて、それがそもそもなんですよ。それらを実現するために今スマホを使っているわけですよ。スマホなしに実現出来たら、スマホなんかいらないわけじゃないですか。世の中スマホベースで物を考えているでしょ。それはいけない。コミュニケーションが流行るのは間違いないんだからそれが一番大事だと思ってやっていればいいんじゃないでしょうか。

未来について語り合うと、それまでぼんやりとしか浮かんでいなかった姿がこんなにも具体的なところまで想像が巡るものなんですね。第二部を聴いていてそんな様子がとても面白かったです。しかし、技術が進歩してライフスタイルがいくら合理化されようともコミュニケーションが大事という結論に帰着するところもまた興味深かったです。ゲストの皆様、ありがとうございました。(下の写真は、毎回恒例の出場者記念撮影。写真にマウスを重ねると……)

■次回は11/25「2014年のセキュリティを振り返る」

next theme
次回は、今年のセキュリティを振り返る。

次のTechLION(vol.19)、もうテーマが決まっております。「セキュリティ」です。4月にHeartbleed、そしてvol.18開催の直前に発覚したshellshockと、最大レベルのセキュリティーホールが、今年は2つも見つかりました。いや、まだ出てくるかもしれませんが……。

そこで、セキュリティー業界のゲストをお呼びして、2014年のセキュリティを振り返りつつ、一足早い忘年会を開催します。現在既にお一人、満永拓邦@JPCERTさんをお呼びすることが決まっていますが、さらに交渉中です。

場所は同じく六本木SuperDeluxe、開催日は11/25(火)です。詳細は決まり次第本サイトで告知致しますのでどうぞお楽しみに!

 

 

 

vol.18報告(1/2)―技術の先に、各者が見い出すテーマが興味深い

TechLION取材班のまつうらです。今週そして来週のブログでは、9/25に開催したTechLION vol.18のレポートをお届けします。

某滋養強壮剤とステージ
某滋養強壮剤とステージ(本番中お酒の代わりに振る舞われたわけではありません!!)

TechLIONといえば、お酒とステージという組み合わせのイメージ画像が定番ですが、本日のゲストのお一人が、このドリンクに大変ゆかりの深い方なので今回はお酒の代わりに某滋養強壮剤(ぜんぜん某じゃない!)を置いてみました。

さて、今回vol.18のテーマは「未来のライフスタイルとテクノロジー」。技術の中身について語るというより、その技術が日常生活とどんなふうに関わっているのか、更にはそれによってどんな未来が作られるのか、といったことを語り合おうという趣旨の回でした。

今週はゲストの方々の個別にトークをした第一部(注1)の模様をお伝えしますが、各テーマは、「宇宙探査」に「企画書作り」、「ユーザーインターフェース開発」と、いずれも技術と何らかの形で関わりを持つ内容になっていました。

(注1)当日の全セッションの模様の録画(第一部#1第二部#2第二部〜エンディング)を公開しています。(撮影協力:日本仮想化技術様)

■第一部 ITサファリパーク

#1 寺薗淳也先生―宇宙探査の仕事も今やITが欠かせない

寺園先生本日の一番手は寺薗淳也@会津大先生。題目は「天体をITで歩こう! 〜月・惑星探査とITとのステキな関係〜」です。

寺園先生は、あの小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトに携わっていました。公式ブログにてイトカワへの2度目タッチダウンを徹夜で実況した際、なぜか中継現場にリポビタンDの空瓶が増えていった(12)エピソードはファンの間であまりにも有名。なんと来場前には大正製薬さんと打ち合わせしてたそうです。「宇宙探査の疲労回復にはリポビタンD!」

さて、宇宙探査の業界でまず知っておくべきこと。それはデータ量が物凄いという事。例えば月探査機「かぐや」が送ってきたデータは全部で30TB。火星探査に至ってはこれまで集まっているデータを集めると1PB(=1,000TB=1,000,000GB)に達するのではないかといいます。それらは主に画像データであり、スペクトル解析をしたりします。すると何が嬉しいかというと、どんな鉱物が存在しているかが正確に特定でき、そこから構造や出来事を解明する手掛かりが得られるそうです。

解析してわかった月の表面
スペクトル解析でたくさんのことがわかる(写真は月の表面)

そういった作業を、以前は人間が手でやっていましたが、膨大になった今はそうはいきません。独自のアルゴリズムにより自動判定する仕組みの開発に挑戦したりもしたそうです。これを「秘伝のたれ」と称していらっしゃいましたが、そうやって先輩から後輩へプログラムを受け継ぎならが改良していきます。受け継ぐのは勿論プログラムだけではなく、データも同様です。メンバーが現場を去った時にデータの所在や意味が分からなくなってしまっては大きな損失になってしまうため、共有する空間の整備、フォーマットの共通化が重要だそうです。

the moon station
中秋の名月の時期になると、運営しているこのサイトにアクセスが殺到するそうです

惑星探査業界におけるITの活用はデータ解析ばかりではなく、ミッションを確実に成功させる探査機の設計から情報公開や普及啓蒙など「アウトリーチ活動」のためのWebサイト運営に至るまで様々なところで行なわれています。ちなみに、現在先生が運営なさっているのが「the moon station」。惑星探査をはじめ様々な情報を発信しているそうですが、中秋の名月の時期はアクセスが殺到するため、仮想サーバーを増強するとのことです。8,9,10月はファイト!一発!

ITは、もはやここでも必要不可欠な存在になっているんですね。ありがとうございました。

#2 瀬尾浩二郎さん―人に伝わる企画力の必要性を感じた

瀬尾さん二番手は、瀬尾浩二郎@セオ商事さん。題目は「エンジニアのための企画書講座」ということで、実戦的なお話が興味深かったです。

瀬尾さんは、大手SI会社を経て、面白法人カヤックに入り(現在は独立)、web・モバイルアプリ、そして「よくわからないものを作る担当」をされていたそうです。過去の作品で「閃光会議室」や「今日の緑さん」など紹介されていましたが、確かに名前を聞いた限りではよくわからないものばかり!しかし、それを納得させ、実現までもっていく能力こそが企画力なのではないでしょうか。そんな瀬尾さんが語ったトークに注目です。

企画力をつけようと思った動機は、「壁にぶつかった」からだと言います。30代くらいまでエンジニアをやっているとなんとなく一人前になってきます。一方で、大企業から「こういう面白いものを一緒に作りたい」と提携の誘いがあった時、企画をまとめて案件化することがなかなかできなかったそうです。ところが近くに、自分に近いスキルセットを持った人がいて、その人はクリエイティブディレクターとして企画やプレゼンをやっていることに気づき、その時「自分にもできるんじゃないか」と思ったそうです。

スマート冷蔵庫プロジェクト
ありがちなプレゼン用のスライドですが、これは良くない例

そして、一枚のスライドを出しました。「スマート冷蔵庫プロジェクト」。よく見かける雰囲気の企画書なのですが、実はダメな例だというのです。まずフォント。「太くて黒く、冷蔵庫の話にしてはちょっと強すぎ。例えば細めのNotoフォントにして色も水色にして、その代わり大きくしてみたり……」実際、フォントは繊細に使い分けているそうです。他にも「ページに詰め込みすぎない」とか「専門用語を避けて誰でもわかる言葉で」など、いろいろ指摘さてれいましたが、印象的だったのは「資料に使う画像素材をイメージ検索で拾うなどせず、自分で作る」でした。有り物を引用すると「それを作りたいの?」と思われて新規性の訴求には不利。瀬尾さん「美術の成績は2」だったそうですが、自分でイラスト(ポンチ絵)を描いたり、Keynoteで作画したりするそうです。

自分で描くポンチ絵
有り物の画像を流用せず、自分で絵を描いた方がよっぽど効果的だそうです

企画が通らないなかで、企画より人を見ていることが多いと気づいたそうです。「この決裁者は何を考え、何を意識し、何に満足するとOKするのか」など。そして、通らない時は「相手が企画を理解できていないんじゃなく、自分ができていない」ことが多く、またそう考えるようにしているそうです。

なるほど、企画書の中身もさることながら、見せられる相手や作っている自分についての把握も重要ということですね。ありがとうございました。

#3 増井俊之先生―計算機を進化させるアイデアが足りない

増井先生三番手は、増井俊之@慶應大先生で、題目は「全世界インタフェース」です。

増井先生は、今は教員をされていますが、シャープソニーアップル等を渡り歩き、いわゆるガラケーの予測変換システムの先駆けであるPOBoxや、フリック入力など多くの方がお世話になっている日本語システムを生み出した方。それ以外にもコンピューターの画面を共有するサービスGyozo.comも先生の作られたものです。これは非常に直感的で単純な使い勝手を実現しており、今回のトークで言わんとしていたことを理解するためにも是非動かしてみることをお勧めします。

しかし、その言わんとしてることとは「計算機界の現状について憂いている」という話でした。というのもコンピューターは、紙テープやキーボードの登場等を経て、GUIが主流になった90年代頃まで劇的な進化を遂げてきたのに対し、それから20年以上現在に至るまでGUIの基本的な仕組みは何も変わっていないというのです。細かな点では良くなっているけど、知っている人(専門家)にだけ使いやすいシステムである点は変わっていなく、苦手な人にとっては苦手なもののまま。例えば「動画が見たい」と思ったら、YouTubeで見るのか、動画アプリで見るのかといった「手段」をまず考えなきゃならならず、やりたい事とやるべき事が素直に一致していないというわけです。

長屋コンピューティング
「長屋コンピューティング」。今どきこんな古い家に住みたいとは思わないけど、どうすれば住んでもいいと思えるか?

先生はここで、江戸時代の長屋を例に挙げました。凄く狭くて、煮炊きはかまど、暖房は火鉢……、「今どきこんな不便なところに住みたくないでしょ?」と。でも、ここにWi-Fiがあって、室内のあちこちにあるセンサーでキーボード入力。障子は大画面スクリーン。狭いけど電子書籍が読み放題だし、隣がコンビニなので冷蔵庫も台所も不要……、だったらどうでしょう。今度は「これなら我慢できるでしょ?」と言います。つまり、先生は言いたいのはこういうことでした。「センサーやネットワークなど、進化を起こすのに必要なデバイスは十分にある。でもアイデアが足りない」と。

ここで法林GMが「斬新なものを思いつく発想はどうやって磨けばいいんですか」と問いました。すると先生はこう言いました。

すげー考えて、シャワーを浴びて寝るんです。シャワーを浴びている時ってそれしかできないでしょ。あと、音楽を聴かないことが重要。これは色々な人の体験談に共通しています。
要するに他の事したり音楽聴いたりしていると、脳がそちらの仕事に使われてしまうんですよ。まぁいい加減な理論ですけどね。

スマホはジョブズの呪い!?
「スマホは知的生産活動のできないツール、きっとジョブズの呪いだ!」と、スマホを一刀両断!

シャワーを浴びるとか、音楽を聴かないというのがアイデアを生むのに役立っているという話は興味深いですね。現代は音楽もそうだし、暇さえあればスマホをいじるなど、脳に休む暇を与えない習慣がアイデアの不足を招いているのでしょうか。そういえばアルキメデスの原理も彼が入浴中に思いついたことで有名ですね。

皆さん、興味深いお話をありがとうございました。

さて来週は、今回の出場者が一堂に会し「未来のライフスタイルとテクノロジー」を語り明かす第二部の模様をレポートします。お楽しみに。

vol.18 ご来場ありがとうございました!そしてvol.19のお知らせ

本日はTechLION vol.18にご来場ご観覧いただき、誠にありがとうございました。
過去を振り返りながら現代の先端技術に触れ、未来へと思いを馳せるすてきな時間をみなさまと共有できたことにとても感動しました。

振り返りはこちらでどうぞ☆
http://togetter.com/li/723777

さてさて、次回のTechLION vol.19のテーマはセキュリティ。
満永拓邦さんが参戦!どんな熱い話題が飛び交うのでしょうか?
そして第二第三の参戦はどなたでしょうか!?
随時情報を更新しますので、当ブログをぜひチェックしてくださいね♪

■次回開催概要
名称:TechLION vol.19
主催:USP研究所
協賛:技術評論社、@IT、オライリー・ジャパン、Mozilla Japan、エルピーアイジャパン、クラウドワークス、ハートビーツ
後援:EM ZERO、キャリアデザインセンター『エンジニアtype』、日本UNIXユーザ会
日時:2014年11月25日(火) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:事前支払 2,200円、会場支払 2,700円、当日(予約なし) 3,200円 (1ドリンク付き)【予定】

出演:満永拓邦、ほか調整中
MC:法林浩之、馮富久

明日はTechLION vol.18!協賛品のご紹介です~!

こんにちは、星です。
いよいよ明日はTechLION vol.18です!わー!(・ワ・)

今回も豪華な協賛品がございます!
早速ご紹介いたします~!!

技術評論社様から書籍をいただきました!

伝わる書き方講座
φ(.. )<文章嫌いではすまされない!> エンジニアのための 伝わる書き方講座

Vyatta仮想ルータ

φ(.. )Vyatta仮想ルータ活用ガイド

φ(.. )作って売ろう! 10ステップでできる LINEスタンプ〜LINE Creators Market 攻略ガイド〜

φ(.. )内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則

φ(.. )HDR写真 魔法のかけ方レシピ
こちらはvol.8にご出演いただいた、石川真弓さんの著書でございます!

 

オライリー様から書籍をいただきました!

Think Bayes
φ(.. )Think Bayes――プログラマのためのベイズ統計入門

モダンWeb

φ(.. )モダンWeb――新しいWebプラットフォームの基盤技術

Python文法詳解

φ(.. )Python文法詳解

 

The Linux Foundation様からはTシャツとステンレスマグをいただきました!

ボトル Tシャツ
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おおおおお~~~~~豪華~~~~~~!!!!!!!
皆様当日は是非抽選会に参加して、プレゼントをゲットしてくださいね!
飲んで飲んで~(・♪・)

(σ・ω・)σお願い
開場は19:00です!これより早くお越しいただいても
お待ちいただくことになってしまいますので、19:00以降にお越しくださいませ!

チケットはこちら!当日券もございます!

TechLION vol.18

当日皆様にお会いできるのを楽しみにしております!(・▽・)~♪

9月25日開催TechLION vol.18のテーマは「未来のライフスタイルとテクノロジー」~楽しい未来をみんなで考えよう

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。

9月も中盤にさしかかり、すっかり秋めいてきましたね。そして、プロ野球もリーグ優勝決定までもうまもなく。今シーズンはセパともに下馬評で優勝候補に挙がっていた巨人、ソフトバンクが現時点で首位、巨人はマジック点灯中です。そんな中、先日初めて広島にあるMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:ズムスタ)で野球観戦をしてきました。もちろん巨人戦を 🙂

結果は広島のエースマエケンに巨人打線が8回2安打無失点に抑えこまれ、0-4の完敗。残念無念。

結果は残念でしが、このズムスタ、2009年に開場したばかりの新設球場でもありとても綺麗。何より、グラウンドとスタンドの一体感がすごい!そして、天然芝の緑が綺麗だった!ちなみに、僕が座ったのはビジターパフォーマンス席という広島カープの相手チームのファンだけが座れる(正確にはこの席では広島のグッズを身に着けられない)座席で観戦したため、いつも以上の一体感! 周りはオレンジと黒ばかり!さらにふだんは天井のある東京ドームで観戦しているので、夜空の下でのナイター観戦が新鮮ですごく気持ち良かったです!ほかにもユニバーサルデザインを意識した球場設計など、初めていって球場のファンになりました。

夜空のもと、天然芝の緑が映えるズムスタ。
夜空のもと、天然芝の緑が映えるズムスタ。

こういう風に観客が気持良く試合を観られる環境というのは素晴らしいですね!僕たちTechLIONも心がけたいものです。

さて、だいぶ前置きが長くなってしまったのですが、試合といえば。TechLION vol.18、いよいよ来週9月25日(木)に開催です。

今回のコンセプトは、前回の法林GMのブログでも説明があったように「未来のライフスタイルとテクノロジー」です。かなり壮大なコンセプトのもと、ユニークなスピーカー3名にご登壇いただきます。今回はその3名をご紹介いたします。

全世界インタフェース/増井俊之

予測入力システムやフリック入力システムの開発者でもある増井さんには「全世界インタフェース」と題したプレゼンテーションをしていただきます。“全世界”――何やら想像を超える何かが聞けそうですね。

今回は、いつでも・どこでも・だれでもがコンピュータやネットワークを利用できる環境になった現代だからこそ実現しうる、“全世界”のコンピュータ・センサなどの連携を実現するための、“全世界インターフェース”の技術について、増井さんご自身の視点からお話いただきます。

天体をITで歩こう!~月・惑星探査とITとのステキな関係~/寺薗淳也

2003年5月に打ち上げられ、さまざまなトラブルを乗り越え小惑星イトカワのサンプルを収集し、2010年6月に地球へ帰還した探査機「はやぶさ」。当時は多くのメディアが取り上げ、また、その経緯を舞台にした映画やドラマが作成されたり、書籍が発行されたので、強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

今回、その「はやぶさ」の広報を務めた寺薗さんにご登場いただき、はやぶさの舞台裏をはじめ、ITが広げる月・惑星探査の世界についてお話いただきます。ITのチカラを使えば、宇宙も身近になる?!

エンジニアのための企画書講座/瀬尾浩二郎

最後にご紹介するのは、面白法人カヤックでさまざまなおもしろアプリやサービス、デバイスの企画を行い、今年4月に独立した瀬尾さんです。

元々は瀬尾さんがエデュケーショナルロボット「Romo」のアプリ開発やプロジェクトに関わっていたことがきっかけで、「ロボットと未来のライフスタイル」という観点でお話していただいたら面白そうということでお声がけしたのですが、それから内容を考えていくうちに瀬尾さんから「まずはアイデアと技術をきちんと融合させてソリューションに落としこむための企画づくりが大事だと思うのでその点を話しましょう」という逆提案をいただき、今回のプレゼンテーションテーマが決まりました。

たくさんのアイデアを考え、それをカタチにしてきた瀬尾さんだからこその企画書づくり、エンジニアの皆さん、必聴です。

 

そして、イベントの〆は3名のプレゼンター+法林GM・馮の5名によるフリートーク。それぞれのプレゼンテーションを踏まえながら、未来をテーマにしたワクワクしたトークをお届けします。未来のライフスタイルに向けて何をしたいのか?僕たちは何ができるのか? 三者三様の、素敵な未来へ広がる内容を引き出したいと思っています 🙂

TechLION vol.18のチケットはDoorkeeperで発売中です!

事前予約フォーム
TechLION vol.18

9月25日、六本木SuperDeluxeでお会いしましょう!

(おまけ)
ズムスタ近くのローソン。ここまで赤くなるとはw

まさかの赤いローソン。広島おそるべしw
まさかの赤いローソン。広島おそるべしw

vol.18の見どころ 〜コンセプト編〜

TechLION-flyer-vol18-2ゼネラルマネージャーの法林です。

TechLION vol.18まであと2週間となりました。今週から2週にわたって、次回の見どころを紹介します。今週はまずコンセプト編です。

TechLIONは、主にITエンジニアの方をお招きして、各々の活動や最近のトピックを話してもらうというイベントです。最初のうちは単に「自分が対戦したい人」という理由だけで特にテーマ的な脈絡は考えずに出演者を集めていたのですが、どうも各回ごとにテーマ設定がある方が参加者には見てもらいやすいらしいので、最近は一応そのあたりも考えに入れたりしています。

vol.18のテーマは「未来のライフスタイルとテクノロジー」となっていますが、最初からこういうキャッチフレーズを用意して企画を進めたわけではなく、これは後から作ったものです。今回の企画にあたって考えたのは「人とモノとITとの関わり」でした。最近はハードウェアをITで制御することが比較的簡単に行えるようになってきて、いろいろと興味深いモノも世に出てきていますが、そういえばTechLIONではこういう、ハードウェアが関係するような話題はあまり取り上げたことがないなぁということに気づき、今回のテーマに設定してみました。3人の出演者のプロフィールや演題/概要を見ていただければ、なんとなくそういう軸で選んだことがわかってもらえるかなと思います。

3人ともネタを豊富にお持ちなので試合形式はちょっと考えましたが、個別にトークをしていただいた後でフリーディスカッションという形を採りました。三者三様なのでディスカッションがどういう展開になるかまったく読めないのですが、楽しみでもあります。読めないものを仕切るのがMCの腕の見せどころです。がんばります。

ちなみに、出演者やテーマの検討は、月1ぐらいでやっているスタッフミーティングと、その後の決起集会(飲み会)で考えています。実は今週月曜日がその日で、vol.18の本番に向けての打ち合わせと、早くも次回vol.19の企画を練っていました。なんとかvol.19の方向性は打ち出せたので、諸々の準備が間に合えばvol.18のエンディングで発表します。ご期待ください。

そしてその前に、9/25(木)の夜はTechLION vol.18です。今回も六本木スーパーデラックスで皆さんをお待ちしています。決起集会の場でスタッフも告知に励んでみたので、ご笑覧ください。

チケットはDoorkeeperで発売中です!

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TechLION vol.18

次回のブログ担当はこの人です!

2010年、動画で、はやぶさファン達と技術者は繋がった

TechLION取材版のまつうらです。いやぁ、言語系イベントの季節が始まりましたね。皆さん参加されましたか? 私は、先日のトークで興味を抱いたPHPCon2014無差別級LTに申し込んでしまいましたが、当選するかな……。

祝!はやぶさ2完成

さて今日の話題は、次回ゲストの寺薗先生にちなんで、はやぶさです。何といっても、今週後継機「はやぶさ2」が完成し、今年12月打ち上げへというニュースが報じられたばかり。ニュースを見ていると、はやぶさ2にかける技術者のロマンを感じます。

あの有名な、はやぶさ二次創作動画

初代はやぶさの旅は意図せずながらもあまりにドラマチックでしたが、私がはやぶさのファンになったのは何といってもこの動画!

アクセス数140万を誇る動画だけに、知ってる方も多いはず。幾多の苦難を乗り越えるはやぶさとそのスタッフ達を宇宙戦艦ヤマトと乗組員達になぞらえた、ドラマ仕立ての二次創作動画です。

真田技師長
【動画のワンシーン】「こんなこともあろうかと」の真田技師長のノリで、はやぶさは次々と困難を突破していく

何度も何度も致命的なトラブルに遭遇しては、真田技師長の名ゼリフ「こんなこともあろうかと」から切り出される予備装備やアイデアによって復活を遂げ、帰路へと向かうのでした。その、まるでチートしているかのごとく抜かりないトラブル想定は、実際のはやぶさ技術者達が施していた予備装備や絞り出したアイデアの徹底ぶりを反映しています。

この動画は、はやはぶさ帰還前年の2009年暮に公開され、ネット世界の住民を中心に話題になりました。動画の視聴者達はコメントを通じ、「がんばれー!」と声援を送りながらファン同士結束を強め、実際のはやぶさの帰還を固唾を飲んで見守ったのです。

動画は、ファンと関係者のコミュニケーションの場になった

オレンジ※
【動画のワンシーン】この動画には、関係者とおぼしき人による裏話や解説コメントが付いていた

しかも、この動画には通称「オレンジ※」と呼ばれる特別なコメントがありました。どうもはやぶさプロジェクトの関係者であったようで、動画の各シーンでその当時現場で実際にあった苦労話や技術解説、時には視聴者の質問に答えるような記述がなされていたのです。これは言わば、ファン同士のみならずファンと関係者とのコミュニケーションの場になっていたということではないでしょうか。

そして2010年6月13日、はやぶさ(の遺したカプセル)が地球に無事帰還。その時、この動画に「おかえりー!」とか「おめでとー!」といったコメントの嵐が吹き荒れたことは言うまでもありません。後に完結編動画が新たに公開され、今に至るまで伝説が語り継がれているというわけです。

vol.18は、はやぶさファンと関係者のコミュニケーションの場となるか?

さて、いよいよ開催月に入ったTechLION vol.18。正真正銘のはやぶさプロジェクト関係者がやってきます。動画コメントで知れるはやぶさ裏話はほんのわずかですが、トークライブならば思う存分聞けるんだろうなぁ。質問もできるかな? あの動画ですっかりはやぶさファンになってしまった私は、とにかく本番当日がとても楽しみです。

というわけで、2010年にはやぶさの帰還を祝福した人、日本の技術者の底力に圧倒された人は、是非一緒に話を聞きましょう!

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TechLION vol.18

ここで重要なお知らせ

いよいよ今月開催となったvol.18ですが、ついに出演者の演題と概要が出揃ったそうです。はやぶさ2のニュースといい、なんというタイミングのよさ。さて、当日はどんな話が聞けるのか!?チェックしておきましょう。

そして来週は、法林GMと馮P自らが次回の見どころを紹介します。ご期待ください。

ライオンもびっくり!!

rainbowこんにちは〜。

スタッフの高坂です。
 

みなさんお元気ですか?

お盆休みが終わってから早くも10日がたとうとしていますが、休みぼけは抜けたでしょうか。
 

私は、今回は少し長めに里帰りをしていまして。

寝て食べて、寝て食べて、食べて寝て・・・寝て、たまにしゃべる(笑)

なんともゆるい時間を過ごしてきました。
 

実は私の実家は農家(と言っても引退後ですが)なので、里帰りといえば、新鮮なお野菜!

毎回、食べ物ネタばかりなような気がしますが、実は今回も。。。
 

父は珍しい野菜を作るのが好きで、色々な野菜の味見をすることができます。
 

今回、これどうだ!と出されたのが「ベビーベビー」。

これ、何のお野菜だと思います?
 

実は、ミニトマトなんです。
 

ミニトマトって、皮が厚めのものが多いじゃないですか。

でも、名前の通り皮がすごく薄くて、しかもフルーツのような甘さ。

一口食べるととまらなくなる美味しさなのです。
 

あぁ、もう一度食べたい!でも、売ってない(T_T)

誰か、見つけたら教えて〜。
(写真撮る気持ちより食い気が勝りました)
 

で、話は変わりますが、今回も食べましたよ、これ。

私の大好物。1年に1度は食べたい。てんこ盛りの「ウニ丼」。
ちなみに、このとうもろこしも甘くて上手いのです。(よだれ〜)
unidoncorn 

美味しい物食べるって幸せですよね!
 

みなさんも美味しい物食べて、今年後半戦頑張ってくださいね。
 

来週は、松浦さんですよ(o^∇^o)ノ
 

<TechLION詳細とお申し込み>
TechLION vol.18
日時:2014年9月25日(木) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:前売(事前支払)2,200円、前売(当日支払)2,700円、当日3,200円
(※すべて1ドリンク付き)
出演:増井俊之、寺薗淳也、瀬尾浩二郎
MC:法林浩之、馮富久

TechLION vol.18

8月のまとめと9月25日はTechLIONですよ~日記

こんにちは、星です。
気づけば8月ももう20日なんですね…早い…。
毎日暑いですね、弊社はオフィスには冷房あるのですが、トイレが暑くてですね。
トイレ掃除が当番制なんですが、もう汗だくになりますね。
これ以上トイレでは話を膨らませようがないので別の話題に…。

 

モンゴルに行ってきました
8月1日から4日まで社員旅行でモンゴルに行ってきました。
初めての海外だったんですが、楽しかったです。
初日はゲルキャンプに泊まったのですが、快適でした!あと家具の模様とか刺繍が可愛い!
らくだ
馬とラクダに乗って大変満足しました。ふたこぶ~

 

中学からの友達の
漫画の連載が始まりました(8/6~)。週刊連載です。
USP MAGAZINEは月刊誌ですが、それでも毎月ぎゃー!となっているのに週刊とは!
小~中学生の頃に読んでた雑誌に本当に載ってるので結構感動しました。
『戦争劇場』よろしくおねがいします。なんか回し者っぽいですね…。
一緒に漫画描いてた頃が懐かしいです。のすたるじ~

 

USP MAGAZINE 9月号
9
来週発売予定です!今月号の特集は軽量言語!法林さんにお力お借りしました~!
そして前回のTechLIONのレポートも掲載させていただいております。
表紙のブドウが目印です。よろしくお願いいたします~!せぷてんば~

 

TechLION vol.18
9月号から9月へ話題を移しまして…vol.18、開催まであと1ヶ月ほどですね!
寺薗さんと瀬尾さんから演題と概要をいただいております!
テーマは「未来のライフスタイルとテクノロジー」9月25日(木)場所は六本木SuperDeluxeです!
今回は前払いチケットが1000円お得でございます。
9月23日朝5時までの価格ですので、是非お早めにお申し込みくださいませ。

(σ・ω・)σくわしくはこちら!
TechLION vol.18
日時:2014年9月25日(木) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
場所:SuperDeluxe
料金:前売(事前支払)2,200円、前売(当日支払)2,700円、当日3,200円
(※すべて1ドリンク付き)
出演:増井俊之、寺薗淳也、瀬尾浩二郎
MC:法林浩之、馮富久

(σ・ω・)σご予約はこちら!
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次回は高坂さんです~~!わ~ドンドンパフパフ(・▽・)ノ~♪