春は出会いの季節――TechLIONで,人に,技術に,酒に出会いましょう!

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。早いもので今年も3ヵ月が経とうとしています。

今年の冬はとくに寒いという印象だったんですが,気づいてみたらもう春。しかも,東京では過去最速レベルでの桜の開花&満開宣言が出るなど,季節の移り変わりのスピードを体感する年でもあります。

市ヶ谷のお濠の桜。満開宣言直後,桜一色でした。
市ヶ谷のお濠の桜。満開宣言直後,桜一色でした。

■vol.12のテーマは出会い
さて,次回4月18日開催のTechLION vol.12のテーマは「出会い」です。まさにこの季節にピッタリのテーマ。

僕自身,これまでたくさんの方たちと出会ってきました。ちなみに,次回のゲストの一人,小飼弾さんとは,各種メディアを通じて名前は存じ上げていて,また,技術評論社の雑誌を通じてお会いしたり,YAPC::Asiaなどのイベントでお話したことがありました。
そんな中,実際のイベントでご一緒したのは2008年に開催した「エンジニアの未来サミット」です。
このイベントは,これからIT業界を目指す学生,また今IT業界に入ってきた若手エンジニア・デザイナーの皆さんからの疑問や不安に対し,業界をリードする「アルファギーク」の面々,そして今活躍している30代前後のエンジニア,いわゆる7x,8x世代の方々が応える形で実現したトークイベントで,当時としては珍しい,Ustream.tv中継+視聴者からのリアルタイムコメント受け付けなどをするなど,内容+イベントとして大変盛り上がったのを覚えています。
そして,僕自身の弾さんの印象と言えば……とにかくよくしゃべる!これにつきます。1つのテーマに対して,ご自身の考えや意見をきちんと伝え,そしてまたさらに広げていく…,イベント慣れしていなかった当時としては「コントロールできない(笑)」と思ったものです(今でもできているかといえば謎ですけど:-)。

それ以降,エンジニアの未来サミットからスピンオフした,学生向けのエンジニアの未来サミット for studentsなど,毎年1度はイベントでご一緒するようになり,毎回毎回楽しく盛り上がるトークをご一緒させていただいています。
今回は,いつもの昼間のイベントとは違い,お酒を片手にフリートークを行うわけですが,どんなお話が聞けるのか,どんな会話ができるのか,今から楽しみにしています。

■継続のキッカケは出会いから
そして,思うのは,今こうしてまたご一緒できるのは,最初の「出会い」があったからこそ,ということ。弾さんに限らず,僕は仕事を始めてからたくさんの方たちと出会い,そして,仲良くさせていただいております。それもすべて最初の「出会い」がキッカケとなっているわけす。

TechLIONでは,このような最初のきっかけ,「出会い」を提供できる場を目指し,毎回開催しています。
ぜひ皆さんもご参加いただいて,人と,技術と,そして,酒と出会って,未来につなげていってください。

次回TechLION vol.12,4月18日,場所はいつもの六本木SuperDeluxeです。お一人でもご友人とでも,あるいは会社の新人さんとでも。たくさんの方のお越しをお待ちしております。

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

来週の担当は法林さんです。お楽しみに!

次回vol.12のテーマは“出会い”――TechLION vol.12,4月18日に開催

TechLIONプロデューサー/技術評論社の馮です。こんにちは。

早いもので2013年もあっという間に1ヵ月が経ちました。この間,我がTechLIONもさっそく今年最初のイベントを実施。多彩なゲストの皆さん,参加者の皆さん,ドラ娘の太田さん,MCの法林さん,スタッフと一緒に新年会,そして僭越ながら1月生まれということで誕生祝いをしていただきました。ありがとうございます。

イベント自体も,LT+大喜利+フリートークと,いつもとはまた違った雰囲気の中,一体感のある,そして,笑いあり,スベリありw,の場を提供できたのではないかと思います。
詳しくはこちらをご覧ください。

vol.11報告―容赦無きドラに大喜利に、どうなる三年目のTechLION!
http://techlion.jp/archives/3159

そして休むまもなく,3年目のTechLIONは突き進み,次回vol.12に向けて着々と準備が進んでいます。

次回vol.12は4月18日,第一部のゲストに小飼弾氏,そして,第二部では,松崎吉伸・奥谷泉夫妻,ショウジヨシオリ・ショウジユウコ夫妻の2組にご登壇いただきます。そして,4月といえば,新年度,新しい環境でのスタートが始まる時期でもあります。そこで,vol.12のテーマはズバリ「出会い」としました。

今回テーマとする「出会い」はただ人と出会うことだけを指すのではなく,人との出会いはもちろんのこと,技術との出会いであったり,新しい体験との出会いであったり,広い意味での「出会い」を意味しています。そのテーマのもと,豊富な経験をお持ちのゲストの皆さんに,新年度を迎えるにあたっての心構えとともに,そこから生まれるさまざまな出会いの形・魅力・大切さについてお話いただきます。

ちなみに,僕自身,TechLIONの運営に関わるようになって多くの方たちや技術に出会うことができました。次回もどんな出会いがあるか,今からワクワクしています 🙂

会場はTechLIONと言えばココ!と言えるぐらい馴染んできた,六本木SuperDeluxeです。SuperDeluxeに来れば,東京のクラフトビール「Tokyo Ale」に出会い,そして堪能することができます。ご友人・恋人・先輩・後輩・ご家族などなど,たくさんの方をお誘いの上,ふるってご参加ください!

☆☆TechLION vol.12☆☆
出演:小飼弾、松崎吉伸、奥谷泉、ショウジヨシオリ、ショウジユウコ
MC:馮富久、法林浩之

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

次回のエントリは,TechLIONを影からしっかりと支えてくれる,鎌田さんが担当します。

 

コミットすること,されること

TechLIONプロデューサー/技術評論社の馮です。

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

■2012年のTechLION,2013年のTechLION
振り返ってみて,ちょうど1年前の2012年1月にTechLION運営メンバーに加わり,1年間でvol.6~10の計5回の開催運営に関わることができました。

そして,「“コミュニティに参加する”ということ」や「つながりがつながりを生む,リアルイベントでの出会い」でも書いたのですが,2012年のTechLIONを通じてたくさんの人と出会い,語り合い,酒を飲み,素敵な時間を過ごすことができました。さらに,TechLIONのおかげで5月の名古屋,10月の神戸と,僕自身,人生で初めて降り立つ街に行くことができました。TechLION,いいね!

そんなこんなで振り返りながら,運営メンバーとしての2年目のTechLIONをどうするか,いろいろ考えてみました。

それは。

“コミットすること,されること”

です。

僕は,コミットする≒関わるという意味で考えているのですが,自分自身から「コミットする」,これは自分自身の意識で生み出せると思っています。2012年のTechLIONと自分の関係がこの“コミットする”でした。

2013年となった今年は,昨年に引き続き,自分から積極的に,TechLIONにコミットし,他のメンバー・スタッフにコミットし,スピーカーの皆さんにコミットし,参加者の皆さんにコミットしていきます。そして,その先として,TechLIONという場,その一員である僕自身が,たくさんの方たちから積極的に“コミットされる”よう,つなげていきたいと思っています。

こうしたコミットすること,されることの関係を作り,継続しながら,TechLIONの新しいステージを目指したいです。

■本日1月9日は……
さてさて。

本日1月9日。大変手前味噌で恐縮なのですが,僕の38回目の誕生日です。無事ここまでやってこられました。感謝です。
ちなみに,今回のエントリのテーマに挙げた「コミットすること,されること」は,38歳になった僕自身が心がけたいことでもあります。

………と,自分の誕生日紹介が本題ではありません。ここからが本題。次回TechLION vol.11のお話です。

vol.11のテーマは,ズバリ「1月生まれ!」。企画段階から1月開催であれば何か共通事項を探そうということで,1月生まれのエンジニア・キーパーソンたちにオファーしました。

まず,宮原さんと廣川さん。お二人はなんと僕と同じ1月9日生まれ。偶然ってスゴイですね。もともと同じ誕生日であることを知っていたので,すぐにお声がけしました。
次に,川崎さんは1月17日生まれ,稲葉さんは1月29日生まれです。
そして,最後に。前回の#ヤマンこと片山さんと同じく,オチ担当の米林さんは1月10日生まれです。

1月生まれという思いつきレベル(失礼w)で企画してみたところ,本当にバラエティに富んだ,楽しく素晴らしい顔ぶれが集まりました。
そして,イベント内容も新春らしい仕掛けで。今年一発目ということで,今回は大LT大会&新春IT大喜利を予定しています。
LTのドラ娘にはアイティメディアの太田さんが緊急参戦!!

今から楽しみですね。

会場で新年から盛り上がりたい!というそこのアナタ,ぜひご参加ください。

★参加申し込み方法★

    • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
      (当日受付にて現金をお支払いください)
    • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
      (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
    • 事前予約フォーム
      TechLION vol.11 方法(PDF)

 

いよいよ来週,TechLION vol.11ですよ!

p.s.
あ,スピーカー一同(僕も),誕生日プレゼントお待ちしております 🙂

スタッフの“目利き”もTechLIONの魅力の1つ――今年最後の大一番,節目のvol.10は11月16日@SuperDeluxeで開催!

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。

早いもので今年も残り3ヵ月を切りました。今回は,ゲストスピーカーの人選についてお話しようと思います。

■東京,名古屋,神戸で開催!
と,その前に。2012年のTechLIONをちょっとだけ振り返り。
僕は昨年12月のTechLION vol.5のパネリストの一人として参加させていただいたのがきっかけで,今年1月からは運営チームとしてTechLIONに関わらせていただいています。そして,4月から半年の間に計4回のTechLIONが開催されました。


4月12日 vol.6@東京SuperDeluxe 【レポート1】【レポート2
5月14日 vol.7@名古屋GeekBar【レポート
7月26日 vol.8@東京SuperDeluxe 【レポート1】【レポート2
10月4日 vol.9@神戸Varit【レポート


どの回も印象的なのですが,とくに名古屋と神戸は僕自身初めて訪れる街だったので,強く印象に残っています。

■ゲストの人選裏話
さてさて。2012年に開催した4回のTechLIONを含め,毎回,すごいゲストと素晴らしい観客の皆さん,そして,法林さんをはじめとしたチームのみんなと,刺激的で楽しい時間を過ごせているのですが,ここでゲストの人選についてお話します。

基本的には,運営チーム全体で人選しています。本当におこがましい書き方で恐縮ですが,ゲストを選ぶときの一番のポイントは,その方が「魅力的で楽しいお話ができること」。
これって,すごく主観的で曖昧なポイントなのですが,人選する僕らがそう思えることが第一条件となっています。つまり,まず自分たち自身が話を聞く立場として楽しいと感じられるかどうか。その上で企画会議で推挙しみんなで決めていくという流れです。僕の中では,このスタッフの“目利き”というのが,TechLIONのカラーを醸成する大きなポイントだと思っています。法林さんなり,僕なり,他のスタッフなりが,直接お会いして話して,その方の「人柄」を体感した上でゲストとしてお招きし,そこにあるゲストとスタッフとのリアルなつながり,距離感というのが,TechLIONという場を構成する大きな要素の1つになっているんだな,というのをこの1年いつも感じていました。

そして,言わずもがな,毎回毎回,本当に魅力的で楽しいお話ができる方ばかりが集まり,イベント中,僕はMCの立場でありながらも,聴講者の一人として,TechLIONの場を満喫しています:-)

余談ですが,法林さんと僕って共通の知人は多いのですが,それでも,お互い初対面となる方がゲストには含まれていて。こういう新しい出会いとつながりが生まれていくのはイベント運営ならではの面白みの1つですね。

■vol.10のゲストもすごいよ!

TechLION vol.10
http://techlion.jp/vol10

少し前ふりが長くなりましたが,記念すべき第10回のTechLION。今回もすごいゲストの面々にご登壇いただきます。

第1部:獅子王たちの夕べには,日本のインターネットの父,村井純先生。JUNET設立をはじめ,日本のインターネット基盤を創り支えてきた人物です。どんなお話がきけるのか,ワクワクします。

そして第2部:ITサファリパーク。こちらにご登壇いただくのは,マクラケン直子さん,片山暁雄さん,増井雄一郎さんの3名です。

直子さんは今,Wordpress.comを運営するAutomattic, Inc.にてハピネス・エンジニアとしてご活躍されており,書籍・雑誌記事の執筆やWordCampの運営など,WordPress普及に向けてオンライン/オフラインイベントにも注力されています。

片山さんはアマゾンデータサービスジャパン株式会社にて,AWSクラウドの,ソリューションアーキテクトとして,インフラ基盤の導入・設計に関わっています。最近は,『AWSクラウドパターン(CDP)』を執筆し,ネットおよび書籍での展開を行っています(余談ですが,僕の大学の後輩でもあります。そして,たいがいプレゼンでスベリます)。

最後に増井さん。僕自身,『Software Design』を担当していたときにはAjaxやRoRの記事をご執筆いただいたり,その後は,米国での起業,さらにスマホアプリSDKとして注目を集めるTitanium Mobileの普及に務めるなど,つねに最先端を走っているエンジニアの一人です。今は,FrogApps, Inc.のCTOとして,フード系ソーシャルアプリ「miil」の開発に関わっておられます。

少しご紹介するだけでも,とても魅力的でバラエティに富んだ顔ぶれだということがおわかりいただけたのではないでしょうか。2012年ラストステージとなるTechLION vol.10,11月16日に六本木SuperDeluxeにて開催いたします。ふるってご参加ください!

次回は高坂さんにバトンをお渡ししますー!


開催日:2012年11月16日(金)
場所:SuperDeluxe (東京・六本木)

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.10

つながりがつながりを生む,リアルイベントでの出会い

TechLIONプロデューサー/技術評論社の馮です。こんにちは。
早いものでリレーブログ2回目の順番が回ってきました。

今回は,先週取材したアメリカ西海岸で行われたEvernote Trunk Conference 2012の模様から,IT系イベントから広がるつながりについてお話しします。

Evernoteオフィス
Redwood CityにあるEvernoteオフィス。シリコンバレーの青空のもと,とても心地良い環境のオフィスでした。

Evernote Trunk Conferenceについて

Evernote Trunk Conference(ETC)は今年で2回目となる,Evernote主催のテクニカルカンファレンスです。オンラインで実現する記憶サービスとして,ここ日本でも多くのユーザを獲得しているのが特徴で,今年6月には本社ヘッドクオーターをベイエリアのRedwood Cityに移し,ますますの成長を遂げています。

Evernote CEO,Phil Libin氏
Evernote CEO,Phil Libin氏。同社が目指す「100年企業」の理念に基づいた考えや戦略,発表を行いました。

今回のETCで印象的だったのは,「デザイン」「機能」「体験」といったキーワード。これらは,Evernoteに限らず,最近のさまざまなオンラインサービスで最重要課題として扱われています。理由の1つは,デバイスの進化,とくにスマートデバイスの登場が挙げられるでしょう。また,日本からはJapan Prizeを受賞したmemogramの開発チームが参加し,日本から世界へのさらなる展開が期待されるイベントでもありました。

これらの模様については,gihyo.jpのレポート「ライフスタイルに浸透したオンラインサービスの未来――ETC2012に見るEvernoteのこれから」でご紹介していますのでそちらをご覧ください。

メイン会場
メイン会場。約800名の参加者が集まり,大盛況のうちに幕を閉じました。

(海外)取材の楽しみの1つは現地の人たちとの出会い

さて,(海外)取材での楽しみの1つは,現地の方たちとの出会いです。毎回毎回新しい方たちとの出会いがあり,そこからさまざまな情報を得たり,楽しい時間を過ごすことができます。
今回のETC取材でも,Evernote本社の方たちをはじめ,他のメディアの皆さん,新サービス開発をするスタートアップ企業の皆さん,旧友の会社(btrax, Inc.)に来ているインターンの皆さんなどなど,数え上げたらキリがないくらいの出会いがありました。

ただ出会うだけでは面白くありません。そこでいろいろな会話をし,つながりを深くしながら新しい発見・価値観を広げられることが,新しい出会いの醍醐味です。

今回の取材で言えば,取材目的であるEvernoteの話題はもちろんのこと,自分の仕事の話,また,海外の方たちからは「今,日本で流行っているサービスは何か?」といった質問を受けたり,ときには昨年起きてしまった悲しい出来事である東日本大震災に配慮してくれたコメントを貰ったりと,自分の知見を広げ,ときに人の温かさを感じることができました。

ちなみに,インドネシアのメディアの方に会ったときに,「今,日本を始めアジアでも流行っているLINEって知ってる?」と聞いてみたところ,「もちろん知ってる」との返事が。ただ,日本ほどスタンプを使ったコミュニケーションは活発ではないそうで,流行りのサービスでも国によって使われ方が違うんだなーと新たな発見があったのも印象的でした。

他にも,余談ではありますが(笑),僕が持っているiPhoneケースがきっかけで話題が盛り上がりました。
僕は写真のような布袋寅泰仕様のiPhoneケースを使っているのですが,それを見た方がたまたまBOØWY好きで,そこからBOØWY談義が始るなど,まさかアメリカ西海岸でBOØWY談義とは!と,思わず予想外の会話が広がるのも,こういった新しい出会いの楽しさです。

布袋モデル
布袋寅泰仕様のiPhoneケース。僕のお気に入りです:-)

つながりがつながりを生んでいく

ここまで話してきたのは,取材やイベントを通じて出会ったときの,その瞬間の楽しさであり,さまざまな経験なわけですが,そういった出会いはその場限りで終わるものではありません。
その出会いがあるからこそ,次のつながりが増えていくのです。

自分の経験からの一例を挙げると,今回のETC取材の一番最初のきっかけは,2008年の西海岸取材にて,現在Evernoteに在籍している佐藤さんとの出会いでした(詳しくは「第4回 シリコンバレーで働く人たち―Google,Adobe,フリーランス(前編)」をご覧ください)。

そこからの縁で,gihyo.jpでの連載「[公式]Evernote API徹底活用レシピ」が始まったり,Evernote日本法人のチェアマン外村さんとの出会いがあり,今回の取材につながったわけです。

これは,僕自身がメディアという立場で,少し特殊な状況だからかもしれませんが,それでも,1つの出会いをきっかけにさまざまなつながりが生まれ,そして,今もなお続いています。

もう1つ余談ですが,前述した旧友であるBrandonは,もともと2005年に彼が来日した際にWeb関連の雑誌連載企画を打ち合わせたのがきっかけで,そこからやりとりが始まり,今ではお互いが現地に行くときに会って話したり飲んだり。今回は,btraxのオフィスにお酒を買い込み,今,日本からインターンとして参加している学生の皆さんとちょっとした懇親会の場を設けることができました。こういった新しいつながりも,最初の出会いがあってこそ,です。

このように,たった1つの出会いからさまざまなつながりが生まれ,またそのつながりが次のつながりを生んでいくのではないかと僕は思っています。

ただ,大事なのは未来の何かにつなげていくために出会いを求めるのではなく,まず,その瞬間瞬間の出会いを大切にし,そして,1年後,2年後と時間を経過したあとに,そのときの出会いがあったことをこうやって振り返れる関係性を築いていくことなんではないかなと。最初の1回があるからこそ,継続が始まるわけです。

その点で言えば,TechLION GMの法林さんやスタッフの鎌田さんをはじめとしたTechLIONチームとも最初の出会いがあり,今,こうして一緒にTechLIONをやっているのです。
あれ?法林さん,鎌田さん,最初の出会いっていつでしたっけ?(笑)

10月4日は神戸初開催となるTechLION vol.9

さて,TechLION vol.9のスピーカーの1人,安田さんとも本当に長い付き合いで,1番最初は(イベントではないですが)『Software Design』での記事を担当させていただいたのが始まりでした。その後のKoFをはじめ,いろいろなイベントでお会いすることも増え,今もなおお世話になっています(その辺の話は10月4日に!)。
あと1ヵ月ちょっとでTechLION vol.9が開催されるわけですが,

  • TechLIONに初めて参加する方はこの先のつながりに続いていくきっかけの場として
  • 2回目の参加の人は3回目につなげていくステップとして
  • それ以上参加している人ももっともっとつながりが広げていけるように

ぜひとも神戸にお越しください。
TechLIONスタッフ,スピーカー一同お待ちしております。

次回のエントリバトンは,本ブログ制作担当のかなり屋さんにお渡ししますー


■TechLION vol.9
開催概要↓
http://techlion.jp/vol9

お申し込みはこちらから↓
http://www.zusaar.com/event/362008
http://www.varit.jp/


“コミュニティに参加する”ということ

TechLIONプロデューサーの馮です。前回のともちゃさんからのエントリを受けて今回書かせていただきます。

■TechLION vol.8は7月26日!

さて,まずはTechLION vol.8!

TechLION vol.8
http://techlion.jp/vol8

第一部獅子王たちの夕べのゲストには,日本のインターネットを支えてきた砂原秀樹教授を迎え,法林GMと僕の2人MCによるトークセッションを実施します。日本のインターネットの黎明時代から現代,そして未来について,濃い話が展開されることまちがいなし!
第二部ジャングルバス.comでは,モバツイ開発者の藤川さん,Twitter4J開発者の山本さん,シックス・アパートマーケティング担当の高橋さんをパネリストに,Twitterをテーマにしたディスカッションを行います。お楽しみに!
場所はvol.6と同じく,六本木 Super Deluxeです。

■コミュニティの魅力

いきなり宣伝から失礼しました:-p
さて,このリレーブログでは,スタッフ各人がTechLIONと自分というテーマにエントリを書いています。
僕が初めてTechLIONに参加したのは昨年末のTechLION vol.5でした。このときは,一スピーカーとして,2011年(と2012年の展望も一部含まれていました)のメディアとWebをテーマにお話しさせていただきました。テーマだけ見るとまじめですが,トーク中お酒を飲み放題という,なんとも幸せなヒトトキでした(笑)。

TechLION vol.5の様子
TechLION vol.5の様子です

そして,vol.5と並行して法林さんや鎌田さんからスタッフ参加への打診をいただき「お酒を呑みながらイベントができるなんて,これは断るなんてとんでもない!(笑)」と,年明け2012年からTechLIONの運営メンバーに参画しています。

………ところで。

先ほどのお酒が呑める云々はもちろん本音であり,大きな参加動機ではあるのですが(笑),僕自身がこういったコミュニティに参加したいと思う気持ちは,実は前々から持っていまして,さかのぼってみると1999年4月に技術評論社に入社し『Software Design』編集部に配属されてから,ずっと持ち続けていたように思います。そのころはちょうどオープンソースコミュニティの勃興期,1999~2000年に数多くのOSSユーザグループが立ち上がり,仕事柄,運良くその場に立ち会わせていただける機会を多数得ることができました。
それ以降,雑誌・オンラインメディアの企画・編集という立場から,OSSというプロダクトを軸にさまざまな人が関わって,プロダクトを開発し,議論し,ときにイベントやセミナーに参加していることを見続けてきて,“コミュニティ”が持つ魅力を,自然に肌で感じていたんだと思います。さらに,そこからたくさんの方と知り合う機会を得ることができ,今ではそれが大きな財産となっています。
また,この間さまざまな経験を積ませていただいた結果,僕自身がスピーカーやモデレーターなど,少しずつアウトプットをするチャンスをいただけるようになりました。それと並行して,自分自身がOSSに限らず,Webやインターネットのコミュニティに参加する機会が増えてきて,2010年にはWebSig24/7のモデレーターとして参加することになり,今年からこのTechLIONにスタッフとして参加することになったわけです。

■“コミュニティに参加する”ということ

こうした背景の中,コミュニティに参加することの意味について改めて考えてみると,僕の中では,

  • 自発的に参加することの大切さ
  • 参加から生まれる人のつながり
  • アウトプットとインプットのバランスの重要性

といったことが挙げられます。「自分から動く」「人がつながる」「アウトとイン」…こうした要素の組み合わせに僕は魅力を感じているんだと思います。そして,これらはオンライン/オフラインどちらにも言えることで,ソーシャル全盛と言われる今だからこそ,すべてに価値が存在すると思っています。
僕はTechLIONに参加してまだ一年も経っていませんが,このTechLIONを通じて,これまでのつながりを濃く,新しいつながりを広く,そして,たくさんのアウトプットを,TechLIONのスタッフや参加者の皆さんと創りあげていきたいです。

■繰り返しになりますが,7/26はTechLION vol.8です!

最後にもう一回。

7/26(木)開催のTechLION vol.8のお申込みはこちらからですよ。
お申し込みされていない方はお忘れなく!お早めに!

http://www.zusaar.com/event/304001

では,次回のブログはUSP友の会会長でもある上田さんにお願いします。

イイね系ボタン

このエントリーをはてなブックマークに追加mixiチェック