未来人との遭遇 (vol. 6)

どうもすいません冴えません。上田です。「印象に残った回」ということで一席ぶってくれと仰せつかったのでキーボードを激しくぶっ叩いております。

私の印象に残った回

わたくしの場合はVol. 6のまつもとさんの話で、今後のコンピュータアーキテクチャがどうなっていくかという部分が印象に残っています。コアが1000になったらどうなるかという、そいういう話だったのですが、実に自然な話でした。USP研究所ということで、そういう話を用意していただいたのかもしれませんが。

大学にいて「何とか省の何とかロードマップ」を作っているところに出くわすことが過去1回か2回ありました。先生たちが妄想をふくらませて書くのですが、いくら先生でも未来のことなど分かりゃしないので、読んでみると(さすがに先頭突っ走っている先生たちが書くのでとても面白いのですが)なんか力が入りすぎてるよなあと、それも含めて面白がっていたものです。

それと比べてしまうのもアレなんですが、まつもとさんのお話は上にも書きましたが何か自然というか、その未来の中に本人が入り込んで話してるんじゃねーかと思いました。だからまあ、私はあのとき未来人を眺めていたんだろうと思います。未来における当事者意識を持った人が何かを発明するのは道理にかなっているような気がします。

まつもとさんトーク中
手がブレているのはすこし時間軸のずれた空間に手を突っ込んでいるからという妄想

人の話を聞いたら行動ということで

ご当人が現在、新しい言語を作っていることはみなさまもご存知かと思います。私も気になってしょうがありません。

で、ここまで書いて自分のことを書くのが非常にはばかられる、というか最初から確信犯だったのではばかられるもクソもないのですが、私も言語というかシェルというか、シェル言語を作っており、今週末2/27, 28のオープンソースカンファレンスでお披露目をやります。現在はコマンドをつなぐところは粗々ですが書き切ったので、あとはシェル内での文字列処理等々、細かいところを作っていこうとしております。

本件、私の周囲のごくごく小さな範囲で「Matzさんに戦いを挑むのか!?」とザワザワしていますが、いろいろ違いがあるので戦いを挑んでいるわけでは決してありません。ここにコードがあるので全国のC++書きの皆様手伝っていただきたく・・・(ちょーーーっとコメントが少ないと苦情が出ています・・・)。なんだかよく分かってないけど最左導出でイチからパーサを書いております。どこにでもコードの説明に参上いたします。ていうかC++のレクチャーでもいいですよ。

えー。私事を書きすぎました。TechLION、未来人は希少種ですが出演者の皆様はご活躍の方ばかりですので、ぜひ楽しく食事しながら話を聞きにお越しください。

次回お申込みはこちらから

https://techlion.doorkeeper.jp/events/20284

出演者確定!出演者から演題と概要が届きつつあります。詳しくはこちら。
http://techlion.jp/vol20

次回は松浦さんですか。そうですか。

心に残ったのは、温かいHugでした。<vol.10>

私が一番印象に残っているのは、村井純先生が出てくださった回です。日本のインターネットの父です。このブログ読んでる方で知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、この業界のTOPに鎮座していると表現しても過言ではないと思っています。

そんな素晴らしい方に出演いただけるようになったTechLIONは、本当にすばらしいイベントだと誇りに思っています。MCをはじめとするスタッフおよび関係者およびスポンサーさまたち、並びにお客さまに、もう感謝しきれなくらいの有難い気持ちと、仲間意識を感じております。ちょっと書いてて興奮気味なのです、すみません。

20回目を迎えるにあたって、過去のイベントはどれも素晴らしいですし、1つに絞らなければならないなんて、八方美人(見た目は美人と形容し難い)の私の性格からして大変難しい選択ではあったのですが、ここはもうエゴもろ出しで、自慢できる内容にしてやろうとたくらんだのでした。おほほ。

●サイン本GET

本にサインもらった

この写真も本も、一生の宝物です。生きててよかった。ハレルヤ! \(^o^)/

●某岩波書店 と 物理学者の名言

WIDEネットワークは大学間の通信でしたが、初めての外部(民間企業)への接続は岩波書店でした。

NOCとは、ネットワークオペレーションセンターの略ですが、そのNOCとなったのが出版社だったそうなのです。

某大学教授の名言、外部に接続するために岩波をさらっと提案したら、

「岩波ならいいよ、だってアカデミックだもん。」

(民間企業なのに)大学の先生と交流が深かったため、ネットを繋ぐにふさわしい機関(民間企業だけど)として最初に選ばれたそうなのです。当時、専用線は不気味だったそう。このエピソードはMC含む会場一同へえぇぇっとなりました。
そして、物理学者で、特許もたくさんお持ちの後藤英一さんの名言

「電子メールよさようなら、FAXよこんにちは」

この言葉は後藤さんが村井先生に放った言葉です。
電子メールはUNIXや回線を触っている技術者には理解してもらえていたけれども、当時は賢者であって、世界的にも権力のある偉い人(しかも実家は超絶資産家らしい)でも、ネットを理解してもらえなかった。それが村井先生には衝撃だったそうです。

そこで、

「社会に受け入れられるものを作ろう」

と思ったそうです。

これは、忘れてはならない大切なお言葉ですね。うん。本当に。再確認です。

●ハグ

村井先生に別れ際にハグをお願いしたら、ハグしてもらえました。ハレルヤ! \(^o^)/
あの温かさ、一生忘れません。

●来場者のブログ

村井先生がいらしゃるということで、TechLIONに初めて来た、という方もいらした模様。
この回はたくさんブログに書いてUPしてくれていたと記憶しています。

●ビデオ

https://www.youtube.com/watch?v=LHdurRw5hYg
閲覧者数が少ないですが、Ustアーカイブから引っ越ししたばかりなのでそれが理由です。

●収録記事、紙媒体もあるよ。

村井さんの出た回の再録記事があるのは、USPMAG vol.7 です。ラッキー7!

弊誌(現在はシェルスクリプトマガジン)は少部数で発行しているので、在庫残りわずかです。是非記念にどうぞ。

●その他情報はこちらから

http://techlion.jp/vol10
http://techlion.jp/history

ハグしてもらったとか、サイン本もらったとか、事務局なのに、エゴ丸出しで本当に本当に申し訳ないです。

来場者に心から楽しんでいただけるよう地味な作業も手間な作業も喜んで引き受け今後もより一層がんばりたいと思います!!!

●次回お申込みはこちらから

https://techlion.doorkeeper.jp/events/20284

出演者が確定しました!
http://techlion.jp/vol20

来週のブログ担当は、第二シェル書籍を執筆中という噂のブラックエンジェル上田さんです!
シェル芸セカンドブーム到来か。

よろしくお願いいたしやす!

プログラミング言語対抗戦といえば

こんにちは、かなり屋です。
琵琶湖のほとりに佇む白亜の巨大施設、ピエリ守山がオープンして約2ヶ月となりました。馮さんのご期待にお応えして(?)本日の写真をペタリしますよ〜♪

閉店近くだったので。。。日中はもっとにぎわってますよ〜
閉店近くだったので。。。日中はもっとにぎわってますよ〜

さて、最近話題になったこちらの記事。
決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで – デイリーポータルZ
腕力勝負に法林GMが解説というガチさに胸を熱くしたかたも少なくないのではないでしょうか。
 
プログラミング言語対抗戦といえばTechLIONもありましたね!
それはvol.17でした。
 
第1部では小山哲志さん(@koyhoge)さんが語るITコミュニティの歴史にじーんときてしまいました。そして第2部はPerl,PHP,Ruby,Pythonそれぞれの言語イベントの実行委員長がずらりと並ぶ様子は圧巻でした。

 
これからもITコミュニティやイベントの文化が栄えることを願いつつ、ほんの微力ながらお手伝いができたらうれしいです…。また綱引きを超える(!?)イベントが誕生するのも楽しみですね!もちろん我らがTechLIONも引き続きよろしくお願いします。
 
次回のTechLIONは、20年のITの歴史を振り返ります!

参加申し込み方法

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.20

vol.20のフライヤーも完成ました!こちらもぜひご覧くださいっ!!
20 flyer 画像

次回は「かまぷの部屋」で快進撃中のかまたさん☆よろしくお願いします!

プロ野球キャンプイン!TechLIONもキャンプイン!あ、気になるTechLIONの想い出は……

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。

2月に入りました。まだまだ寒い日が続きますが、着実に春に近づいていますね。

そう、たとえばプロ野球!2月1日からキャンプインしています。

今シーズンはとくに元メジャーリーガーの日本復帰のニュースに注目です。

まずは何と言ってもドジャースやヤンキースでエース格の活躍をしていた黒田が8年ぶりに広島へ復帰。こういう形で日本人選手が現役バリバリの状態で復帰するのは初めてで、広島ファンならずともワクワクしますね(余談ですが、巨人ファンではありますが同い年というところも個人的に応援したくなるポイントですw)。

その他、平成の怪物松坂、新庄とともに北海道日本ハムの基礎をつくった田中賢介などなど、見所満載。中島はMLBに上がっていないのであえてふれません 🙂

これから2ヵ月の間、キャンプとオープン戦で一喜一憂し、そして、シーズンインを迎えることになるわけです。

さて、僕たちTechLIONも2015シーズンが始まります。前回の高坂さんのエントリでご紹介したとおり、開幕戦は3月24日(火)。テーマは20回目にちなんで「20」という数字。櫻庭さんにはJavaの20年を、堂前さんにはサーバ/インフラの20年をお話しいただく予定です。お二人のプロフィールを公開していますので、併せてご覧ください。

TechLION Vol.20
http://techlion.jp/vol20
 

■想い出は唯一出演者として参加したVol.5

さてさて。今年に入り、TechLIONスタッフによる「心に残るTechLION」として、それぞれの想い出を語っています。

僕の想い出はというと……

過去19回中、15回に参加している中、唯一、スタッフ側ではなく、出演者として参加したVol.5です。

この回は、新宿ロフトプラスワンで行われた最後(?)のTechLION。また、2011年は東日本大震災という日本にとって大きな、そして悲しい出来事があり、日本のインターネットやWeb業界にも、コミュニティや技術進化など新しい動きが見えた年でもありました。

05

Vol.5出演時。やや顔が赤い?w
Vol.5出演時。やや顔が赤い?w

今では、法林GMとともに司会進行し、出演者と話し、ときにいじる側ではありますが、このときは出演者として、よしおかさん、みやもとさん、なかにしさんとともに、壇上で酒を飲みながら、途中、追加をオーダーしながら、年末の楽しい時間を過ごしたのを強く覚えています。

MC側というと、全体の進行などについつい気がいってしまいがちですが、このときは、けっこう自由に、法林さんに進行を任せつつ、放談できました。このときの感覚は今では大きな財産です。これからもMCの立場であるとともに、出演者の目線・感覚を忘れず、たくさんの出演者の皆さん、法林さん、スタッフ、参加者の皆さんと一緒にTechLIONをつくっていきたいと思います。

さて、繰り返しになりますが、TechLION 2015シーズンの開幕戦は3月24日。ぜひとも良い回にして、その3日後に開催される巨人の開幕戦を万全の体制で迎えて、今シーズンを乗り切りたいと思います。

3月24日、ぜひご参加ください!

次回はかなりやさんです~。ピエリ守山ネタが来るかな?(謎)。
 

参加申し込み方法

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.20

 

プログラム

出演:櫻庭祐一、堂前清隆、ほか調整中
MC:法林浩之、馮富久