春は出会いの季節――TechLIONで,人に,技術に,酒に出会いましょう!

TechLIONプロデューサーの馮です。こんにちは。早いもので今年も3ヵ月が経とうとしています。

今年の冬はとくに寒いという印象だったんですが,気づいてみたらもう春。しかも,東京では過去最速レベルでの桜の開花&満開宣言が出るなど,季節の移り変わりのスピードを体感する年でもあります。

市ヶ谷のお濠の桜。満開宣言直後,桜一色でした。
市ヶ谷のお濠の桜。満開宣言直後,桜一色でした。

■vol.12のテーマは出会い
さて,次回4月18日開催のTechLION vol.12のテーマは「出会い」です。まさにこの季節にピッタリのテーマ。

僕自身,これまでたくさんの方たちと出会ってきました。ちなみに,次回のゲストの一人,小飼弾さんとは,各種メディアを通じて名前は存じ上げていて,また,技術評論社の雑誌を通じてお会いしたり,YAPC::Asiaなどのイベントでお話したことがありました。
そんな中,実際のイベントでご一緒したのは2008年に開催した「エンジニアの未来サミット」です。
このイベントは,これからIT業界を目指す学生,また今IT業界に入ってきた若手エンジニア・デザイナーの皆さんからの疑問や不安に対し,業界をリードする「アルファギーク」の面々,そして今活躍している30代前後のエンジニア,いわゆる7x,8x世代の方々が応える形で実現したトークイベントで,当時としては珍しい,Ustream.tv中継+視聴者からのリアルタイムコメント受け付けなどをするなど,内容+イベントとして大変盛り上がったのを覚えています。
そして,僕自身の弾さんの印象と言えば……とにかくよくしゃべる!これにつきます。1つのテーマに対して,ご自身の考えや意見をきちんと伝え,そしてまたさらに広げていく…,イベント慣れしていなかった当時としては「コントロールできない(笑)」と思ったものです(今でもできているかといえば謎ですけど:-)。

それ以降,エンジニアの未来サミットからスピンオフした,学生向けのエンジニアの未来サミット for studentsなど,毎年1度はイベントでご一緒するようになり,毎回毎回楽しく盛り上がるトークをご一緒させていただいています。
今回は,いつもの昼間のイベントとは違い,お酒を片手にフリートークを行うわけですが,どんなお話が聞けるのか,どんな会話ができるのか,今から楽しみにしています。

■継続のキッカケは出会いから
そして,思うのは,今こうしてまたご一緒できるのは,最初の「出会い」があったからこそ,ということ。弾さんに限らず,僕は仕事を始めてからたくさんの方たちと出会い,そして,仲良くさせていただいております。それもすべて最初の「出会い」がキッカケとなっているわけす。

TechLIONでは,このような最初のきっかけ,「出会い」を提供できる場を目指し,毎回開催しています。
ぜひ皆さんもご参加いただいて,人と,技術と,そして,酒と出会って,未来につなげていってください。

次回TechLION vol.12,4月18日,場所はいつもの六本木SuperDeluxeです。お一人でもご友人とでも,あるいは会社の新人さんとでも。たくさんの方のお越しをお待ちしております。

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

来週の担当は法林さんです。お楽しみに!

美味いもん探訪記

スタッフの高坂です。お久しぶりです。
2013年、元旦を迎えたと思ったらもう3月。
東京でもサクラが開花しました。春ですね。

実は今、まだ雪が降り積もる青森でこのブログを書いています。

15日(金)に東京を出てからの気温差はんぱない(笑)
東京20度→札幌4度→函館2度→青森7度(いまここ)

そして、東京に帰る日の予想最高気温は23度くらいの春の陽気とか。

さて、2月・3月と出張続きの日々が続いていましたが、やっと落ち着きました。
そして、実家でのんびりしています。

今回は食べブログ!にしようと思います。
出張の楽しみと言えば、その土地の特産品を食すことですよね。
この2ヶ月、様々な土地に飛んで、食べたものをざーっとご紹介したいと思います。
美味いもん探訪記の始まりです!

浜松:刺し盛り(地元のお魚が多かった)
徳島:刺し盛り、阿波尾鶏、徳島ラーメン
札幌:ジンギスカン&にらタワー(という名のもつ鍋)
函館:海鮮丼
青森:海鮮丼、実家のご飯

浜松の刺盛り@浜松阿波尾鶏のつくね@徳島徳島ラーメン@徳島空港ジンギスカン@札幌

にらタワー(という名のもつ鍋)@札幌海鮮丼@函館海鮮丼@青森紅鮭の飯鮨(いずし)@実家

やはり、各地で久しぶりに会う仲間と美味しいご飯を食べるのは最高の時間だなぁとしみじみ思った2ヶ月間。
そして、自分は海の物が好きなのだという結論が出ました(って、肉食女子だと知っている方は、横やり入れないで下さいねw)

そして、実家で食べるご飯は、私はこれで育ったんだ!と実感する懐かしい味。実家にはなるべく多く帰る時間を作ろうと思いました。

一緒にご飯を食べると親交が深まるとは良く聞きますが、TechLIONはお酒を飲みながらご飯を食べながら参加できるトークライブイベントです。出演者の方と仲良くなりたい!と思ったあなた、是非TechLIONに参加してみませんか。

次回のTechLIONは4月18日(木)、六本木スーパーデラックスで開催されます。
お申し込みはこちらから。

  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

来週は馮さん担当です。お楽しみに〜。

許可を求めるな。だが信頼を失う覚悟はあるか?

今週のリレーブログは、毎回イベントレポートを担当しておりますUSP MAGAZINE編集部の熱血ライター松浦が務めます。

TechLIONは、いつも弊誌で掲載させていただいているイベントであり、お世話になってます。(サンプル読めますよりぬき版2013winterにTechLION記事収録)

さて今日は、過去のTechLIONで紹介された「許可を求めるな。謝罪せよ」のフレーズについて、思いをぶつけます。

「許可を求めるな。謝罪せよ」との出会い

「許可を求めるな。謝罪せよ」というハッカー心得を紹介する吉岡さん
「許可を求めるな。謝罪せよ」というハッカー心得を紹介する吉岡さん

私は自他共に認める熱血漢です。他人がそう認めているのは尊敬ゆえではなく、信念だけで行動している人間性への批判だろうと思っています。そんな私はTechLION vol.5で「プロの酔っ払い」こと吉岡弘隆さんが紹介していたフレーズ「許可を求めるな。謝罪せよ」に大変感銘を受けております。

この言葉は元々3M社の社是であり、ハッカーの心得でもあるらしいのですが、

インターネットなんつーものはね、許可なんか求めていないクレージーな人たちによって作られてきたんだよ。それによって社会はすごくよくなったんだ。もし彼らが許可を求めていたら何も起こらなかった。そんな社会を我々は求めているのか。そーゆーことだと思う。許可を求めるな。謝罪せよ。

吉岡さんのブログより抜粋引用

ということで、その半ば強引なまでの積極性がなければ、世の中を変えることなんてできやしないという教えであろうと思います。そして私は前述のとおりの熱血漢ゆえに、このフレーズとの相性がピッタリで、以前からわりと近い考えで動いてきました。

謝罪は、信頼喪失を伴う。覚悟はあるか?

しかし、背負う責任、与えられる信頼が大きくなるほど、これは実践が難しいということを痛感します。他に大した後ろ盾もなく、ただ心に湧き上がる信念に則って行動することにはやはり限界がある、と。

実際、そのフレーズにしたって、「謝罪せよ」……と説きはしますが、実際に謝罪するとどうなるか。その人は信頼を失うことになります。謝ればそれで済むなんてふうに世の中都合よくありませんもの。もちろん信頼は回復することができます。さらには、以前よりも大きな信頼を得ることも不可能ではないでしょう。しかし、一旦は手放すことを覚悟しなければなりません。一旦どころか、元に戻らないかもしれません。時間もどれだけかかるかわからず、その間に別のチャンスを逃す恐れすらあります。

それでも許可を求めず行動を起こすか?

お前のやろうとしている事は、最後に信頼を取り戻せるほど立派なものか?

取り戻せるほど立派だとしても、取り戻し終えるまでお前の気力は持つのか?責任は果たせるのか?

やめといた方が利口だぞ。±0、何も損しやしない。

もう一度問う。それでも許可を求めず行動を起こすか?

最近、そんなふうに葛藤するようになりました。おそらくあのフレーズと出会ったことが大きな理由でしょう。「許可を求めるな。謝罪せよ」というフレーズが存在することを知らなければ、もっと早い段階で諦めていたはずです。

行動原理を形づくるヒントに

そうやって諦めていれば、頭の中に突如浮かんだ「もしかしたら世の中を変えるかもしれない(変えないかもしれないが)」というアイデアは、今までもこれからもあっけなく霧散していたことでしょう。私にとって、そういったアイデアをしぶとく吟味するようにしてくれたのはTechLION vol.5でした。

こんなふうにして自分オリジナルの行動原理を形づくるためのヒントを与えてくれるのが、TechLIONだと思っています。私はあのフレーズから以上のような思いを抱くようになりましたが、聴いた人の数だけ違った考え方が生まれたことでしょう。

とにかく、そんなヒントを集めたくて、私は次回もTechLIONに参加します。取材だからという理由は関係無しに。


  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

つぎは、高坂さんに、このリレーブログのバトンを渡したいと思います。

トークライブ探訪記

TechLIONのGMを務めている法林です。

今回は先にお願いを書いてみます。
TechLION vol.12は4月18日(木)の夜、場所は六本木・スーパーデラックスです。Perlハッカー&アルファブロガーとして知られる小飼弾さんのトークに加え、ITと結婚という斬新なテーマにチャレンジする後半にも注目!皆さんにもきっと楽しんでもらえると思います。ぜひ遊びに来てください。チケットの購入はこちらから。


  • 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
  • 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
    (当日受付にて現金をお支払いください)
  • 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
    (※事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください)
  • 事前予約フォーム
    TechLION vol.12

ところで、TechLIONはトークライブです。何を今さらという感じですが、TechLIONはいわゆる勉強会とは少し違って、トークを見て聴いて楽しんでもらうことに重点を置いています。このライブをより良いものにすることを常に考えている私は、ときどき自分でもトークライブを、お客さんとして見に行っています。たまたま、最近何本か見る機会に恵まれたので、ご紹介しましょう。

小橋建太デビュー25周年記念トークイベント

2月20日(水)に新宿FACEで行われました。
小橋選手はプロレスファンなら誰でも知っているビッグネームですが、度重なるケガのため、5月に引退することが決まっています。そんな中で行われたトークライブ。定員300人ぐらいの客席が満員でした。
トークは司会の三田佐代子さん(プロレスキャスターの第一人者)と1対1で。TechLIONも以前は1対1でお相手していたのでその点は驚かないのですが、IT系のプレゼンと違ってスライドを使わずに会話だけで1時間以上もたせるのはすごいなーといつも思います。もっとも、小橋選手がPowerPointでプレゼンしてたらかなりイヤですが(笑)。

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入場時の小橋選手と三田さん。トーク中はもちろん着席してました。

ガチトークバトル Vol.4『秋山準 vs 金丸義信 vs SUWA 』

3月1日(金)にスポーツクラブNAS西日暮里「元気横丁」で行われました。
元プロレスラーのSUWAさんが企画するトークライブで、縁のある選手や話題の選手を呼んで話を聞くというもの。分野は全然違いますが、人選はある意味TechLIONと共通しているとも言えます。
今回のゲストは、プロレスリング・ノアから独立して「バーニング」というユニットを立ち上げた秋山選手金丸選手。秋山選手の頭脳明晰なトークはプロレスファンにはよく知られていますが、この日も期待通りで、もともと寡黙な金丸選手の話にもツッコミを入れて盛り上げていました。出演者がこういう人だと司会は楽です(笑)。

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左から、SUWAさん、金丸選手、秋山選手、司会の佐久間一彦さん(週刊プロレス元編集長)

jd’ & JDトークショー

3月4日(月)に、西日暮里にある戸野廣浩司記念劇場で行われました。
jd'(後年はJDスター)はかつて存在した女子プロレス団体で、そこに在籍した選手達の同窓会的なトークイベント。そして、それはもちろん、ファンにとっての同窓会でもあります。また、私にとってはGMの先輩である(こちらが勝手にそう思っているだけですが)スターダム風香GMが現役時代に在籍していたのもこの団体です。
出演者が20人ぐらいいたので入団時期で2グループに分けてのトーク。内容は基本的に当時の思い出話なのですが、中には当時は言えなかったお蔵出し的な話もあったり。それから、プロレスの場合は昔の試合のビデオが豊富に残っていて、それを見ながらのトークはファンも思い出を共有しているので一緒に楽しめるのがいいですね。

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先輩グループのトーク。右から4人目は女子プロレス界の大御所・ジャガー横田選手。

見てどうだったの?

何本か見たと言っておきながら実はプロレスのトークライブばかりでしたが、私がプロレスファンなので仕方がありません(笑)。それはともかく、どのライブを見て何を勉強したとは具体的には言えないのですが、今回3本を見て、ひとつだけ思ったことがあります。それは、トークライブに出るような人はみんな自分の手や身体を動かして何かをやってきて、それがネタになるからトークができるということです。つまり、何もやってない人の話は聞きようがないのです。それはプロレスでもITでも同じです。
TechLIONではこれからも、ITに関わる何かをやっている人々の姿を追い、その人達から発信される生の声を、皆さんにお届けしていきたいと思います。そして、1人でも多くの方にこのイベントのファンになってもらい、会場に足を運んでもらえたらうれしいです。それもプロレスと同じです。これからもTechLIONをよろしくお願いします。

次回予告

次回のブログはまつうらさんが担当します。普段はTechLIONのレポートでしか登場しない彼が、珍しくレポート以外のことを書くはずです。たぶん。お楽しみに。