取材担当、まつうらです。リレーブログのバトン、受け取りました > tomochaさん
おっと、受け取ったバトンをよく見ると……「TechLION(vol.16)開催告知出したから、宣伝ヨロシク」って書いてありますよ。えーと何綴ろうかなー。ん!? 次回の招待選手(ゲスト)を見れば、WIDEプロジェクト代表江崎先生のお名前があるじゃありませんか。では、ほんの少しWIDEな話から綴りたいと思います。
WIDE合宿は刺激的な場所らしい
私は現在、WIDEに所属している先生@金沢大と、教え子の若きWebエンジニアさんと共に、雑誌の連載記事を作ってます。ちょっとだけ宣伝しておくと「UNIXネイティブの電子工作塾」という記事で、主にRaspberry Piとシェルスクリプトで面白いこといろいろやってます。(小誌USP MAGAZINEで好評連載中)
そんな記事のミーティングの時、お二人からWIDE合宿の話(といっても「WIDEの掟」と呼ばれる守秘義務があるそうで殆ど雰囲気だけですが)を聞くことがあります。それによれば、
- WIDEの会合では、原則として喋ってよいのは英語とIPv6だけ(日本語とv4はやむを得ない時だけ)
とか(v6というのはさすがWIDEらしい!)、
- メディアで報道される話が「今頃そんな事?」と思えてしまうほど、ずっと先を行く話が飛び交っている
のだそうです。さぞかし刺激的な場所なのでしょう、参加してみたいものです……。
なーんて言ってると、先生は「ならば金沢にいらしてみてはどうですか」と言うのです。聞けば未だに自動改札も無い地方都市(ちなみに県内全域)なんだそうですが、そんなとこだけ見て侮るほど愚かなことはない、と。
金沢もまた、刺激的な場所だった
で、昨年行ってきました。「ふーん、このあたりの醤油は甘いのか……」ってそういう話ではなくて、地元の方の話を聞くうち、先生が金沢という地域の訪問を勧めた理由がわかってきました。
特に金沢市の隣にある野々市市のこのページを見れば、そこには答えが端的に書かれています。金沢市のベッドタウンとして発達し、全国「住みよさランキング」で2位、特に「利便度」では1位です。つまり必要な施設が近くにある「コンパクトにまとまった街」を成しているそうです。金沢市はランクインしていませんが距離的に行動圏内であることを鑑みれば、両市の利便性は極端には違わないはずです。これは、イノベーションを巻き起こさんとしてスタートアップを志す人々にとっても、大変恵まれた環境と言えます。
ベンチャーを支援する活動も盛んですし、また大学・短大が10校もひしめいており、若者もたくさんいることから、実際、ミートアップ・ワークショップといったイベントが地域内で盛んに開催されているようです。そんな金沢のワークショップイベントの一つをレポートした記事(写真の⑤)も作りましたので、ご興味ありましたら是非小誌2013summer号を手に入れていただければと思います。このイベントの主催者、「発想が一歩も二歩も先を行ってるな」と思いました。
シリコンバレーのような刺激を手軽に求めるなら
もしかしたら金沢と言う地域は、北陸のシリコンバレーと呼ぶに相応しい場所なのかもしれません。そういえば過去のTechLIONでも、シリコンバレー帰りの選手達が「あそこは是非一度行ってみることをお勧めします」と言っていましたが、金沢もまた、「是非一度行ってみることをお勧めします」な場所です。きっと新鮮な刺激が得られます。っていうか、金沢出張とかどうですかねぇ?>GM
でも
「そうは言っても、
金沢やシリコンバレーは
うちからは遠くて気軽に行けない」
そんなアナタがもし東京近郊にお住まいでしたら、次回のTechLIONへ是非参加することをお勧めします。ここで選手達のトークを聞くだけでも、きっと新鮮な刺激が得られますよ!
と、ちゃっかり宣伝バナーを貼りました。ぜひ参加お申し込みを。
さて、バトンは次、星さんに渡します。宣伝ヨロシクのラベルはそのまま貼っておきますよ。