TechLION vol.39 Web 2.0からの20年~Webのカレントバージョンを考えてみる

TechLIONは、IT文化の振興と、UNIX/Linux文化の楽しさを広く伝え、エンジニア同士の連帯を図ることを目的とするトークイベントです。日々多くの技術が生まれ、消えていきますが、これらの技術を密林の動物たちになぞらえ、百獣の王となる技術を酒を酌み交わしながら発掘・探求しようというイベントです。

開催概要

  • 名称:TechLION vol.39 Web 2.0からの20年~Webのカレントバージョンを考えてみる
  • 主催:チームTechLION
  • 協賛:USP研究所技術評論社
  • 後援:日本UNIXユーザ会
  • 日時:2024年6月5日(水) 19:00開演、21:00終了予定
  • 場所:さくらインターネット東京支社 (地図)
  • 料金:1000円
  • 公式タグ:techlion
  • 問い合わせ先:チームTechLION (E-mail:staff[at]techlion.jp)

参加方法

プログラム

2024年、Web 2.0という言葉が世に出てから20年が経ちました。いわゆる参加型Webの概念としてティム・オライリー(Tim O’Reilly)氏らが提唱したWebの概念で、現在では当たり前となったSNS、ブログ、また、それを活用したさまざまなサービスの根底にあるものです。

その後、スマートフォンの登場、クラウドの浸透、最近ではメタバースや生成AIなど、Web技術とも密接に関わりながら、社会に多大な影響を与えている技術が登場しています。

今回、日本のWeb 2.0を牽引したSNSの先駆者「mixi」の開発に長くに関わり、現在はMIXIの取締役 上級執行役員として、開発・デザイン・セキュリティを統括する村瀬龍馬氏と、TechLIONではおなじみ、そして、Twitterクライアント「モバツイ」の開発をはじめ、さまざまなWeb開発に関わっている、えふしんこと藤川真一氏をパネリストにお迎えして、Web 2.0からの20年を振り返りながら、Web技術の現在地、そして、これからについて討論します。

コロナ禍後、初のリアル開催となるTechLIONで、Webの未来について語り合いましょう!

  • 出演:村瀨龍馬、藤川真一/えふしん
  • MC:法林浩之、馮富久

出演者プロフィール

村瀬龍馬

  • 株式会社MIXI 取締役 上級執行役員
  • 2005年に株式会社イー・マーキュリー(現 株式会社MIXI)に入社。SNS「mixi」の開発に携わる。2009年に退職後、ゲーム会社などを経て、2013年に再入社。主にモンスターストライクの開発業務に従事。2016年7月、XFLAGスタジオ ゲーム開発室長に就任し、XFLAGのエンジニア全体を統括。2018年4月、執行役員CTO就任。2019年6月、取締役執行役員CTO就任。2023年4月より、取締役 上級執行役員(現任)。
  • X:@tatsuma_mu

藤川真一/えふしん

  • 1973年生まれ、埼玉県出身。FA装置メーカー、Web制作のベンチャーを経て、2006年にWebサービス業界へ転身、2007年から携帯向けTwitterクライアント「モバツイ」の開発・運営。2014年8月からBASE株式会社 取締役CTOに就任。2019年7月から同社上級執行役員SVP of DevelopmentおよびPAY株式会社取締役に就任。2018年1月に慶應義塾大学大学院において博士(メディアデザイン学)取得。
  • X:@fshin2000

法林浩之

  • 日本UNIXユーザ会 幹事、フリーランスエンジニア
  • 大阪大学在学中に日本UNIXユーザ会に参加し、1992年より幹事(現会長)。2008年からフリーランスとなり、現在はさくらインターネットの技術広報やコミュニティ支援の活動と並行して、多彩なITイベントの企画・運営を行っている。特にトークセッションの司会に定評があり、これまでに1000人以上の講演者の相手を務めている。
  • X:@hourin

馮富久

  • 株式会社技術評論社 デジタル事業部 部長
  • 1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月技術評論社に入社。「Software Design」「Web Site Expert」両誌編集長就任後、現在は同社の電子書籍をはじめとしたデジタルメディア全般およびオンライン事業の責任者として、デジタル事業部を統括する。社外において「電子書籍を考える出版社の会」の代表幹事(二代目)やWebSig24/7モデレーターも務めている。
  • X:@tomihisa