日々新技術が誕生するITの世界。そしてその新しい技術を追い求め、自らを高めんと日々研鑽するITエンジニアたち。「TechLION」はそんな、技術の草原で百獣の王を目指すエンジニアたちが集う新感覚トークライブ!彼らの激白と酒の力で、IT技術の面白みと深さをともに分かち合いませんか。新たなる獅子王伝説がここに誕生する!
開催概要
- 名称:TechLION vol.26
- 主催:USP研究所
- 協賛:技術評論社、@IT、オライリー・ジャパン、Mozilla Japan、エルピーアイジャパン、ハートビーツ
- 後援:EM ZERO、キャリアデザインセンター『エンジニアtype』、日本UNIXユーザ会
- 日時:2016年6月28日(火) 19:00開場、19:30開演、22:30終了予定
- 場所:SuperDeluxe
- 料金:前売2,700円、当日3,200円 (1ドリンク付き)
- 公式タグ:techlion
- 問い合わせ先:TechLION事務局 (E-mail:staff[at]techlion.jp)
参加申し込み方法
- 料金パターン1(事前予約・事前支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
- 料金パターン2(事前予約・会場支払) 2,700円(1ドリンク700円分込)
(当日受付にて現金をお支払いください) - 料金パターン3(予約なし・会場支払) 3,200円(1ドリンク700円分込)
(事前予約で満員となった場合、ご入場できなくなる可能性があります。あらかじめご了承ください) - 事前予約フォーム
TechLION vol.26
YouTubeライブ
プログラム
今回は「テクノロジー温故知新」をテーマにお送りします。
- 出演:歌代和正、蛯原純、風穴江
- MC:法林浩之、馮富久
演題と概要
jcode.plの作者があの時の“日本の”インターネット技術を振り返る 歌代 和正
さまざまな状況で国際的にボーダーレスとなった今,メディアでは日本人の海外志向が強く騒がれています。エンジニアの世界でもしかりです。世界を目指すことは大変素晴らしいことではありますが,ただ「世界」という言葉だけに振り回されるのは危険です。まずは,自分たちがいる,この「日本」についてエンジニアであれば技術的に知っておく必要があるでしょう。
このセッションでは,jcode.plの作者としても有名なスピーカーが,なぜあのときjcode.plを作ろうと思ったのか,当時の日本のインターネットと海外のインターネットにはどのような違いがあったのか,あるいはなかったのかを振り返りながら,“日本の”インターネット技術史を紐解き,日本のエンジニアが世界に踏み出すヒントをお届けします。
NetBSD, on the Road 蛯原 純
NetBSDは、BSDライセンスで配布されている、UNIX-like OSです。
全国で行われている、オープンソースカンファレンス等のカンファレンスに継続的に参加しつづけることで、OS開発プロジェクトに何ができて何ができないかを考えます。
いる? いらない?──tech系メディアの未来を考える 風穴 江
1976年にI/Oが創刊されてから、今年で40年。そこから、いわゆる「パソコン雑誌」が勃興し、一時代を築きました。やがて、媒体の軸足が、紙(書店流通)からWeb(インターネット)へと移り、Webメディアが隆盛を極めるようになります。そのWebメディアも、いま、「誰でもメディア」という時代の波に飲み込まれ、大きく翻弄されています。
パソコン雑誌、Webメディアと変遷してきた「tech系メディア」は、今後どうなっていくのでしょうか? スピーカーや会場の皆さんと一緒に議論しながら考えたいと思います。
出演者プロフィール
歌代 和正
- JPCERT/CC 代表理事。他 セキュアスカイ・テクノロジー、JPNIC など。
- Wikipedia によれば翻訳家だが、翻訳するのは3年に1冊くらい。
- 1983年 SRA 入社以来、UNIX 環境中心に開発や運用を行う。Sony NEWS の開発に少し関わり、X10R3 や 4.4BSD を実装した。まともに書けるのは C と Perl くらい。今世紀になってからは Mac しか使っていない。
- JUNET や WIDE プロジェクトの活動を経て IIJ の設立に参加し、インターネットセキュリティを中心に活動。その後は JPCERT/CC の仕事をしつつ、半分フリーランスとしてコンサルティング等を行う。
- 現在は仕事を断捨離してブロガーになれないかと妄想するが、実際には泳いだり自転車乗ったり走ったり、家の改装や電気工事をしていることが多い。
- 今年の主なレース: 館山マラソン、東京マラソン、横浜マラソン、宮古島トライアスロン、佐渡トライアスロン
- Github: kaz-utashiro
- Qiita: @kaz-utashiro
蛯原 純
- 株式会社創夢、The NetBSD Project
- 1965年生まれ。名城大学在学中にOS-9とNEWS 820と出会う。1988年富士通名古屋通信システム入社。1993年株式会社創夢入社と同時にNetBSDメーリングリスト運営開始。1999年日本NetBSDユーザーグループ設立に参加。2000年The NetBSD Projectに参加。2005年第十五回WIDE賞をXCASTワーキンググループとして受賞。全国各地で行われているオープンソースカンファレンスに積極的に出展を行っており、2014年に日本NetBSDユーザーグループとして、第一回OSCアワードを受賞。
- Twitter:@ebijun
風穴 江
- techジャーナリスト、コラムニスト/「tech@サイボウズ式」編集担当/主夫
- 「月刊スーパーアスキー」の編集を経て、フリーランスに。「月刊Linux Japan」の編集長、ASCII24ニュースデスクなども務める。
- 2013年から、techな人のためのWebメディア「tech@サイボウズ式」をスタート。
- 「こどもプログラミング読本」(技術評論社、企画・共著)、「Linuxエンジニア養成読本」(技術評論社、共著)など。
- Twitter:@windhole
法林 浩之
- 日本UNIXユーザ会幹事、フリーランスエンジニア
- 大阪大学在学中に日本UNIXユーザ会に参加し、1992年より幹事。2003年から2年間は会長も歴任。職歴としてはソニー、インターネット総合研究所を経て、2008年に独立。現在はフリーランスエンジニアとしての活動と並行して、多彩なITイベントの企画・運営を行っている。特にトークセッションの司会に定評があり、これまでに約700人の講演者の相手を務めている。2012年、日本OSS貢献者賞を受賞。
- Webサイト:http://www.suplex.gr.jp/~hourin/
- Twitter:@hourin
- Facebook:hourin.suplex
馮 富久
- 株式会社技術評論社 クロスメディア事業部電子出版推進室室長
- 1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月技術評論社に入社。「Software Design」「Web Site Expert」両誌編集長就任後、現在は同社の電子メディア全般の責任者として、クロスメディア事業部を統括する。社外において「電子書籍を考える出版社の会」の代表幹事(二代目)やWebSig24/7モデレーターも務めている。
- Twitter:@tomihisa
フライヤー
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