会場で使っているカメラってなんでしょう?

ご無沙汰です。
バトンが回ってきました。
Tomcohaです。

先日のTechLIONのレポートはいかがでしたでしょうか?
ブログなどで使用されている写真の話をしてみましょう。

現在私が使用している機材は、NIKON D300s + SB700 + TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8です。

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基本的にTechLIONで使用して撮影しているカメラはスタッフの個人持ち機材。
この構成を選んだのは、一眼レフを購入するときに、D700が高くて買えなかったということと、昔のフルサイズのレンズが使用可能な現行機種ということで、このモデルになりました。当時の安価なモデルを選択するとマニュアルのフルサイズのレンズが使えないことになるんですね。

実際に使ってみると中途半端なところや、ファインダーの視野の狭さ・情報量の少なさ、ISO感度を上げたときの画像のざらつきなど、いろいろと不満はありますが、フルサイズの一眼カメラをなかなか買うことができないといった場合にはぴったりのモデルでした。

レンズはTAMRON製。本当は、NIKON の Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mmがほしかったのですが、高すぎて断念。SIGMAとTAMRONを比べたところ、TAMRONのほうが、AFの反応速度が速かったということ、扱いやすかったということでこちらになりました。ただ、発表者などの被写体を狙うと、どうしても、50mmだと広角過ぎて、ちょっと辛いものがありますので、併用して、FUJIFILM X20をサブカメラとして使用しています。こちらは、F2.0 28-112mmですから、ちょうどいいんですね。

撮影しているときに気を付けているのは、ISO感度を上げすぎないこと、なるべく明るいレンズを使用すること、あまりシャッタースピードを遅くしすぎないこと、絞りとシャッタースピードは固定にしています。

ISO感度を上げすぎると、確かに暗いところでも撮影はできますが、ノイズが目立ってしまい、ざらざらした画像になってしまうということと、光の強弱に大きく影響を受けてしまうので、なかなか良い絵が取れません。ここは、カメラの性能などに合わせて上限を決めています。私が使用している機材の場合は、ISO感度は800~1000で押さえており、ケースによっては、最大ISO1600まで使用しています。それ以上は、実用に耐えません。あとは、写真を縮小したときに、どこまでノイズなどを誤魔化せるかというところにかかっています。

シャッタースピードは、1/50s より遅いのは使いません。現在使っているレンズの最大焦点距離は 50mm なのですが、50mm = 1/50s と、焦点距離の数字nとシャッタースピード(1/n)は同じとして、それ以上遅いのは使用しません。なぜならば、三脚などを使用しない限り、手振れのほぼ限界だからです。焦点距離が伸びれば伸びるほどズーム(遠くのものを撮影)できますが、その分手振れもシビアになりますので、長いレンズを使うときは要注意です。また、発表者(被写体)によっては、しゃべりながらよく動かれる方がいらっしゃるので、1/50s でも、ぶれてしまう写真になるので、この辺りは被写体に応じてシャッタースピードを調整しています。
写真を撮る場合、あまり動かない被写体のほうが撮影しやすいですね。

露出とシャッター速度を固定するのは、もともと会場が暗いところに、スポットライトが当てられているところに、スピードライトを使用すると、プログラムモード(自動)では明るすぎたり、暗すぎたりとうまく撮影できないために、手で調整しています。ただ、周りの明るさなど、変わると再調整が必要なので、この辺りはとても忙しいですね。ああ、露出計がほしい。

あとは、記事の媒体にしやすい写真をいかに上手に取るかというとこです。
撮影するには、カメラの個性を理解したうえで、よいセッティングをして撮影するのが一番ですね。私が撮影するときに気を付けているポイントでした!

さてさて、カメラのはなしはここまでで、次回のTechLIONの案内です!
次回は、セキュリティー業界のゲストをお呼びして、2014年のセキュリティを振り返りつつ、一足早い忘年会を開催します。現在既にお一人、満永拓邦@JPCERTさんをお呼びすることが決まっていますが、さらに交渉中です。場所は同じく六本木SuperDeluxe、開催日は11/25(火)です。詳細は決まり次第本サイトで告知致しますのでどうぞお楽しみに!

次回のバトンはかなり屋さんです~。よろしくー!!

 

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