ゼネラルマネージャーの法林です。
2/22(水)に開催したTechLION vol.29のレポートをお届けします。
オープニング
今回から新会場・東京カルチャーカルチャーでの開催となり、今までよりも高い舞台に多少緊張しながらもリングイン。以前にこのブログで紹介した「いいちこ棒」を使って簡単な参加者層調査を行いました。結果はこんな感じです。
- 参加者の半分は初参加、残り半分は常連(5回以上参加)
- 参加者の8割がエンジニア
- 参加者の年齢は20代と30代が1/4ずつ、残り半分は40代以上
やはりオッサンが多かった…俺のせいだスマンと思いましたが、予想以上に若い世代も多いという声も。まあ老いも若きも楽しんでいってください!
この後、本日のゲスト・伊藤直也さんと柄沢聡太郎さんをお迎えし、乾杯!試合開始です。
前半:エンジニア視点
前半はエンジニア視点での話として、お二人の新卒時代や、転職に際して考えたことなどをお聞きしました。以下、要点をお伝えします。
- Webプログラミングの面白さは、簡単なプログラムでも見た目にわかりやすい成果が出せることや、短期間で開発したサービスでも人に使ってもらえることで、これがお二人をWebサービス開発の世界に引き込んだようです。
- 初めての転職ではお二人ともそれなりに悩んだようですが、最終的に決意させたのは「このチャンスを逃すと次の機会は当分来ないかもしれない。だったら今挑戦しよう」というチャレンジ精神でした。
- 著書に関する話もしました。ここでは直也さんから「本を書くとかサービスを作るとかは若いときにやった方がいい。もうすぐ40歳の自分が本を書いてもあまりプレミアム感がない。『若さプレミアム』は大きい」というコメントがありました。
後半:マネジメント視点
休憩をはさんで後半は、マネジメント視点での話をお聞きしました。こちらもいろんな話が出てきましたので要点を紹介します。
- マネージャーになるとコードが書けなくなるという話がよく聞かれますが、直也さんは「今一番大事なことをやるのがマネジメントである」という考えに立ち、今の会社の最大の問題である技術的負債を返済するために自分でコードを書いているそうです。
- 適切な技術の選択という話題について、メルカリがPHPを採用している理由や、直也さんが一休のサービスを開発するにあたりPythonを採用した経緯など、具体的な例を示しながらトークが展開されました。
- 最後に採用の話がありました。エンジニアの採用において意識しているのは、技術力よりも問題解決能力や事業への共感の度合いだそうです。「技術しかない人はそれをマネジメントする人が別途必要になってしまう」(直也さん)「メルカリを使っていない人を採用することはまずない」(聡太郎さん)といった言葉が印象に残りました。
おわりに
こんな感じで話をするうちに、2時間半のトークセッションはあっという間にお開きとなりました。
今回、ゲストがTechLION史上最少の2名であることや、スライドもまったく用意せずに臨んだので不安もありましたが、ゲストのトークがとても興味深く、楽しいトークセッションをお届けすることができました。直也さん、聡太郎さん、ご出演いただきありがとうございました!
試合の模様をさらに詳しく知りたい方は、ツイートまとめや写真や映像でお楽しみください。
次回のTechLIONはまだ何も決まっていませんが、5月か6月ぐらいに開催したいと考えています。場所もできればカルカルで。ただいま企画中ですので、楽しみにお待ちください!